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2014/12/14

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。」 第3回 レポート

2014年12月9日(火)

「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」(公園ゼミ)の第3回目を開催しました。今回は、グループミーティングが中心の回です。

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グループミーティングの前に、講師の永田から、超常識を可能にする「+クリエイティブ」の考え方や、地域住民の参加を促す、隙のある「不完全プランニング」の手法など、過去の事業化事例を紹介しながら、これからの課題の考え方・進め方のヒントが語られました。
その後、聴講に来てくださっている、公園遊具のメーカー・株式会社コトブキの隅野さんに、「価値」について少しお話をしていただきました。コトブキが発行した「Park to the future みんなと考える公園のこれから」という小冊子には、「みんなの公園プロジェクト」の参加者による、楽しい公園の未来へのアイディアが詰まっています。この冊子づくりのきっかけは、日々の、こういう公園があったら、というアイディア=個々の価値を、可視化して共有した方がいいのでは、という思いからはじまったそうです。国内外の公園の活用例を参照し、多様性という価値について、コメントをいただきました。

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グループミーティングでは、各班、各自でリサーチしてきた結果を持ち寄り、現地で受けた印象や、公園について思っている不満・理想を出し合って、整理していきました。
最後に各班から、ミーティング成果を発表しました。アイディアの整理に集中した班もあれば、「ウォーキングポイント」を付与し、歩くほどに特典がもらえる/ヤギを飼う/朝市を開催する など、個性的なアイディアが出てきている班もありました。

最後に永田から、アイディアは、最初は悪ノリなくらい自由な発想で、そのあとは広げ過ぎずに早めに絞りこむほうが面白くなる。一つのアイディアでも掘り下げていく選択肢の枝葉はたくさん広がっているから、遅くなると掘り下げる時間が無くなってしまう。絞り込み過ぎたと思ったら視点を変えるように、とのコメントがあり、今回のゼミは終了です。

次回は、公園ゼミと連携したAXIS x IDEO x takramによるCollective dialogueの第3回「Our park」開催後の回となります。公園ゼミ生3名が参加しますので、感想、得たヒントなどを持ち帰って、さらなるミーティングを重ねていきます。

+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/10142/