2013年2月11日（月・祝）13:00～16:00

これからオープン予定の小児がん専門治療施設チャイルド・ケモ・ハウス」。
同施設のオープンを記念し、より多くの神戸の人々に同施設のことを知っていただくために、ファミリーを対象とした体験型イベント「かえっこバザール」をKIITOで開催いたしました。

主　　催：NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス、デザイン・クリエイティブセンター神戸
後　　援：神戸市
運営協力：NPO法人プラス・アーツ、甲南女子大学有志
協　　力：
TEAM★チャイケモ、積水ハウス株式会社、ちびっこうべデザイナーチーム、手塚建築研究所、日本財団、NPO法人日本臨床美術協会/株式会社芸術造形研究所、NPO法人ハートブレッドプロジェクト、+クリエイティブゼミ医療福祉編ゼミ生有志、無印良品、一般社団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
（五十音順）

当日は、開始時間より前から早くもおもちゃを持ってきた家族連れが来場し、みんな待ちきれない様子で並んでいました。

「チャイルド・ケモ・ハウス」のブースでは、実際に立つ施設の概要説明や、病室に持って行ってはいけないものクイズ、小児がんについての絵本読み聞かせなどが実施されており、子どもから大人までたくさんの方が立ち寄っていました。
右上の写真のかえる募金箱は、事前に小学校へ配布した開催チラシの裏面に記載していたもので、切り取って募金箱にして持ってくるとなんと3ポイントプレゼント！でした。
その他、完成間近の“チャイケモすごろくドネーションプロジェクト”のルーレットも展示されていました。

1月中旬までKIITOで実施していた＋クリエイティブゼミのゼミ生たちが考えたワークショップも実施。
“小児がん”や“チャイルド・ケモ・ハウス”の事をパペット人形劇で伝える「チャイケロ劇場」や、メッセージを書いた「夢ペナントづくり」、自分でプレゼントをつくる「夢プレゼント大作戦」、チャイケモのことを誰かに伝えるための「アイテムカード」づくりなど、2か月半のゼミの中で考えたバラエティーに富んだ内容で、子どもたちも笑顔で各コーナーに参加していました。

昨年10月にKIITOで実施した「ちびっこうべ」のデザイナーチームが、今回3つのワークショップを実施してくださいました！
白衣をおしゃれに描く「おいしゃさん&かんごしさんをオシャレにプロデュース」や、自分だったらこんな病室がいいなという夢の病室を立体でつくる「笑顔のタノシモハウス」など、子どもたちが楽しく病院の環境について考えられるプログラムが満載でした。

甲南女子大学の有志の集まり“TEAM★チャイケモ”のブース。
今までの活動紹介や、ハートのメッセージカードをつくるワークショップを行い、つくったカードを4つ組み合わせてクローバーのかたちに貼っていきました。

その他「チャイルド・ケモ・ハウス」に関わる企業・団体の方の展示・ワークショップも並び、会場はたくさんの家族連れでにぎやかな場となりました。

会場では、今回用に制作したオリジナルチャリティーTシャツの販売と、ハートブレッドプロジェクトに協力いただいたパンの販売を行いました。
ここでの売り上げは、すべて「チャイルド・ケモ・ハウス」の活動支援金として寄付させていただきました。

「かえっこ」と言ったら最後のオークション！
みんなたくさん集めたカエルポイントを手に「待ってました！」と言わんばかりに大集合。今回も、白熱したオークションが行われました。

今回はKIITOで初めての「かえっこバザール」でしたが、今後「チャイルド・ケモ・ハウス」のオープンに向けて、KIITOも出来る限りのサポートをしていき、チャリティーイベントなども一緒に企画していきますので、みなさんもどこかの機会にぜひ参加いただけたら嬉しいです。

▼チャイルド・ケモ・ハウス
http://www.kemohouse.jp/index.html
▼夢の病院をつくろうPROJECT
http://www.yumenobyouin.org/