NEWS NEWS

2013/7/1

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編 第8回レポート

2013年6月25日(火) 

nagata_semi_1 nagata_semi_02

第8回目のゼミは、各チームグループワークを行いました。
最終発表会まで、グループワークは今回を含め、残り2回となりました。各チームこれまでのアイデアや追加リサーチの内容をもとに、提案内容のブラッシュアップを行いました。

nagata_semi_03 nagata_semi_04
nagata_semi_05 nagata_semi_06

ゼミの時間内は、各チームのグループワークを講師の永田が回り、それぞれに対してアドバイスをしていくという形式で進めました。
各チームの進捗報告は、以下になります。

●Aチーム
○移動式カフェ ○広場事業
このうち広場事業のようにすでに地域の人が集まる場ができているものを利用して子育て支援に使えないかと思い色々調べましたが、非常に色々な広場のタイプがあり、各地域のつながりも薄く、趣旨や集まる年代層などバラバラであることが判明し、広場事業は複雑で分かりにくい上、Aチームの求める一つの想いに賛同して移動式の子育てイベントを行うことは難しいと判断しました。Aチームのもともとの問題意識から
1、「情報のあふれすぎている現状」⇒子育てコンシェルジュ
2、「コミュニケーションの場づくり」⇒移動式カフェ
の2つのアイデアが出ていたため、Aチームは子育て支援+移動式カフェの場を提案する方向で進めようと考えました。コンセプトは『人と人がつながり、互いが気軽に話をすることができること。』また必要な条件としては次の2点は外せないとしました。
○飲食できる場であること。 ○子供が一緒に行ける場であり、子育てサポートの場となること。
更に細かい設定としては
・有名なパン屋さんのパンを販売(パン屋が売りに来るか、パンを購入し、我々が販売。) ・子育て支援として、保育士さんによる子育て相談会(保育士さんを連れてくる。)
・月に一度定期的に回る(徐々に人に知られることを想定し、楽しみの場としても提案)
来週に向けてより具体的な方向としては次の2つの宿題を各自が考えることとしました。
・どこのパン屋さんにするか?また販売方法や誰が売るのか?値段設定など交渉できるか?
・保育士さんを連れてくるのか?連れてくる場合どこから、どのような方を連れてくるのか?保育士さんでなく、ゼミ生が子供たちの面倒みたりするのか?

●Bチーム
今回のグループワークまでの課題は寄付や募金の実例などのリサーチ、商業施設や商店街での子育て支援やひろばのリサーチなどです。「住んでいる地域での寄付・募金による問題意識の啓発と資金集め」と「商業施設における子育て支援のスペース作り」をいかに繋げていくか。実現可能な方法は?既存のシステムに自分達のアイディアをのせていくのは?という話を中心に進めました。以前、話に出たイオンの「幸せの黄色いレシートキャンペーン」を利用し、先ずは「小さな目標」、例えば、自宅で孤立しがちな親子に向けた目を引くチラシ作り、商業施設で親子向けのイベント開催などを設定・実現し、徐々に目標を高くして「大きな目標」―ひろば作りの実現へと発展させる一連の流れを提案してみては?となりました。
そこで、チラシなどのデザインにテーマカラーとしてレシートの色、つまり「黄色」を使用してはどうかとの話が出ました。次回までに段階的な目標内容、チラシのアイディア、場所のリサーチなどの仕上げに取り組むということになりました。

●Cチーム

●Dチーム
各自で持ち寄った案をの発表を行い、それぞれのいいところを取り入れつつ流れを考えました。
その中で出てきた流れが、種(花、野菜、ハーブ)をもらってそれを育てる親子がいる → 専門家を呼んで育て方の講習会やSNSでの情報交換、試食会(料理教室)を行う → フリーマーケットで、育てたもの・そこから作ったものを販売する、というものです。
種をもらえる場所:産院や乳幼児健診で同じ月齢児に渡しこども・植物共に成長すると意見共有しやすい
対象:1、2歳児をもつ親、大半が在宅で育児をし社会とのつながりが感じにくい時期
植える場所:公園等公共の場所を借りて花壇や菜園にするのは難しい、家庭でプランター一つで始められる手軽さがよいのでは。おそろいのグッズ(スコップ・バンダナ等)をつくりモチベーションUPを狙う。
値札に子育てお役立ち情報を載せる:子育て世代でなくても「何これ?」と興味を持ってもらえれば良い。
当初検討していたインフィオラータとの連携案は、現実的でないということから方向転換しましたが、give&takeの発想はそのままで進めていきます。

●Eチーム
ラジオ局の方へのヒアリングは未実施。ラジオはツール、そこから展開ができるような案が必要。地元のラジオ・ネットラジオ・インターネットラジオ・FMなどラジオに関してリサーチを行う。
ラジオ番組の内容について対象は0~2歳を想定。最初から広範囲の年齢をターゲットにするのではなく、小さなコミュニティから始めてそれを拡張していくという方法でもよい。
発表について、心を打つキャッチ、印象に残るかっこいいデザインを盛り込む必要がある。また、次回までにラジオ局の方にお話を伺えるように手配をお願いする。

最後に講師の永田から、提案内容のブラッシュアップを進めるうえで、もう一度、最初に設定した課題やターゲットとのずれがないかについての確認と、最終発表でのプレゼンについて、全てを言い尽くすのではなく、分かりやすい内容にまとめることが重要、という話がありました。

次回のゼミは、7月2日(火)19:15~ @3F303です。
聴講をご希望の方は、お問い合わせフォームより、+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト 聴講希望の旨をご希望の日時と併せてご連絡ください。

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト
開催概要はこちら http://kiito.jp/schedule/seminar/article/2340/