2014/5/16
イベントレポート
2014年5月13日(火)
神戸市消防局とタッグを組んで、20代、30代を対象とした新しい防災啓発プログラムの企画、開発に取り組む+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」の第1回目のゼミを開催しました。
講師の永田がゼミの流れを説明しました。そして神戸市消防局の真柴さん、手塚さんより神戸市消防局の取組みの紹介と課題の発表がありました。その後、西須磨地域の防コミ※1の部会長である大島さんに同地域での取組みの紹介を頂き、ゼミ生を含めた質疑応答を行いました。
次に、5グループ分かれ、参加したきっかけや取り組みたいことなど、グループ毎にゼミ生が自己紹介を行いました。
早速ゼミ生からは様々な意見が挙がり、若い世代向けの防災プログラムの開発について、現状と課題を共有する有意義な1回目のゼミとなりました。
※1「防コミ」(BOKOMI)とは、「防災福祉コミュニティ」の略称で神戸市の自主防災組織のことです。
神戸が体験した阪神・淡路大震災のような大規模災害では、災害対応に関する公的機関の活動には限界があることが認識されました。そして「自らのいのちは自らで守る」「自らのまちは自らで守る」という意識のもと、いざという時に対応できる住民による自主防災組織の必要性が全国的に提言されました。平成7年度から神戸市内の各地域に結成が進められた組織が「防コミ」で、現在、市内の各地域に概ね小学校区単位で191の「防コミ」が結成されています。
+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」
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