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2015/10/20

イベントレポート

LIFE IS CREATIVE展 「omusubiトーク 地域情報紙 プロジェクトのこれまでとこれから」レポート

2015年10月12日(月・祝)

LIFE IS CREATIVE展「シニアメディア」内の企画、トークイベント 「omusubiトーク地域情報紙 プロジェクトのこれまでとこれから」を開催しました。

シニアメディアラボ内で展示もしている、KIITOが企画・運営で関わる地域情報紙プロジェクト「omusubi」。

今回の「omusubiトーク」では、現在、東灘区で発行しているomusubiの発行者である東灘区社会福祉協議会の鎌田さん、omusubiの制作に関わるコピーライターの二階堂さん、デザイナーの和田さんをゲストにお迎えし、プロジェクトスタートから4年目を迎える本プロジェクトのこれまでを振り返りながら、地域の方たちがどのように自分たちの生活する地域の情報誌制作に関わっているのかなどについてを話し合いました。

また、会場には、これまで発行したomusubiの編集チームに参加していた、地域の方たちや学生などにもお越しいただき、和やかな雰囲気でトークがスタートしました。

まずはスタッフより、今回のLIFE IS CREATIVE展の説明を行った後、会場内に展示しているomusubiプロジェクトの立ち上がりから、トライアル号の発行、東灘区社協の区社協だよりのリニューアル版という現在の形に至るまでのパネルなどを使用しながら、これまでの流れを紹介しました。

その後、omusubiの制作に関わったゲストのみなさまから、それぞれの立場からomusubiプロジェクトを振り返ってお話しいただきました。
東灘区社協の鎌田さんからは、区社協として、これまでの区社協だよりでの包括的な情報の出し方から、テーマを絞り、地域の方たちと学生で取材や執筆を行うことで、読者の目線により近い情報を提供することができるようになり、以前よりも住民の方からの反響が大きくなったことなどをお話いただきました。

また、コピーライターの二階堂さん、デザイナーの和田さんからは、地域の方や学生が編集チームとして関わることで、読み手の立場からどうやって取材をし、文章を書いていくのか、自分たちが手に取りやすいデザインとはどういったものがあるのか、などについてお話しいただきました。

 

 

 

また、トークに参加いただいていた方からは、「様々な技能を持っている地域のシニアたちがもっとomusubiのような地域の情報を知り、プロジェクトにその技能を関われる機会を増やすためにはどうしたらいいか」や「自分たちの地域で、omusubiのような情報紙をつくるにはどうしたらいいのか」といったコメントが出ていました。

また、これまでomusubiに関わったメンバーも含め、新聞でもなく、雑誌でもない、地域の情報紙だからできる情報の収集方法や配布の方法、omusubiへの関わり方として、取材や執筆、撮影以外のチームの模索など、これからのプロジェクトの展開についての話なども行われました。

 

参加者の中には、現在、omusubiを発行している東灘区にお住まいの方や学生の方もいらっしゃり、そのまま次号の編集チームへの参加が決まるなど、これからのプロジェクトにもつながる、新たな動きのあるトークイベントとなりました。


LIFE IS CREATIVE展  「omusubiトーク地域情報紙 プロジェクトのこれまでとこれから」
http://kiito.jp/schedule/lecture/article/14313/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/