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2015/10/28

イベントレポート

LIFE IS CREATIVE展 公園ラボワークショップ 「公園×シニア×健康の未来を描こう」 第3回レポート

2015年10月21日(水)

LIFE IS CREATIVE展「公園ラボ」ワークショップ「公園×シニア×健康の未来を描こう」第3回目を開催しました。
3週連続のワークショップも今回で最終回。
「こうだったらいいな」という公園を思い描き、自由に表現してもらいます。アウトプットの方法は自由。

最初に1時間ほどアイデアと制作の時間を設け、その後、皆の前で発表してもらいます。
画用紙や粘土を使って制作する人も。皆さん真剣ながらも、子どもに返ったように楽しそう。

 

 
約一時間後、いよいよプレゼンテーションの時間です。
発表内容は、どんぐりの形の公園の中にどんぐりの足ツボ押しが敷き詰められている、といった空想的なアイデアから、公園の使い方や作り方、さらに「公園」の考え方自体を捉え直すことへの提案まで実に多様。公園に親しみやすい名前を付ける、公園内は携帯電話をOFFにしてコミュニケーションを促進するなど様々なアイデアが出ましたが、皆、公園を開かれた場所にしたいという思いは共通しています。
 

 

 
最後に、一人3票持って、共感したアイデアに投票してもらいました。
最も皆の共感を得たのは、写真左下の一見不思議な形の遊具。実はこれは健康器具で、いろいろな身長の人が使えるように考えられた、背伸ばし器。
この器具を考案したのは、普段子どもに美術のワークショップを開催する、造形作家の女性です。これまでの健康器具の形にとらわれない柔軟な発想で、遊び心満載です。健康器具は大人が対象なのですが、この器具なら子どもから大人まで、多世代が利用することができます。見て楽しい、使って楽しい未来の健康器具のアイデアです。
 

 
発表が終わった後、簡単な懇親会を開きました。皆さん、公園話に花が咲きます。参加者同士、出来上がった作品を熱心に鑑賞していました。
今回皆さんが制作した作品は、LIFE IS CREATIVE展の残りの会期中、公園ラボ内に展示します。

今回の展覧会では、公園ラボ内に来られた方々にヒアリングをしました。公園に対する思いは様々ですが、中には暗いイメージすら持っている方も多いことがわかりました。本来、公園は誰もが集い、楽しむことのできる場所であるはず。
そんな公園のことをもう一度、楽しく考えてみようというのが今回のワークショップです。大学生やお子さんを持つお母さん、デザイナーなど様々な人たちが集まりました。

このワークショップは、11月から始まる「+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」」へバトンタッチします。
ゼミでは約3ヶ月にわたりグループワークを行い、実際の公園での実現に向け企画を練り、最終回にはプレゼンテーションをします。実現に向け動くこちらのプログラムもぜひ、ご期待ください。

LIFE IS CREATIVE展 ワークショップ「公園×シニア×健康の未来を描こう」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/14212/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/