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サラ・デュルト

シオヤプロジェクト、塩屋文学編纂員サラ・デュルト

http://www.shiopro.net/

神戸市垂水区塩屋出身、塩屋小・中学校、星陵高等学校卒業。1999年大阪大学文学部卒業、1999年〜2001年イタリア・ボローニャ大学視覚芸術学科に留学。2002年大阪大学大学院文学研究科修了(西洋美術史)、2004年東京大学大学院人文社会系研究科修了(文化資源学)。2005年より岡山県倉敷市の大原美術館で学芸員として10年間勤務ののち、塩屋に戻る。シオヤプロジェクト、塩屋研究会のメンバー。塩屋文学編纂員。にわか日本坂道文学編纂員。坂のまちサミットの開催にあたり、塩屋文学同様、日本語で書かれた坂道文学を集めることが私の役割。今回の選書の機会にその一部を紹介したい。シオヤプロジェクトでは神戸を中心に月1回7時間のまち探訪をしている。そのため、日々の暮らしに加え、あちこちの坂をのぼったりおりたりする。坂を歩くと見え方が絶え間なく変化する。のぼったりくだったり、坂未知との遭遇そのものとも言える。本が坂未知との出会いにつながれば本望。

 

シオヤプロジェクト: 神戸の中心から程よく離れた、海と山はあるが、特にこれといった観光名所のない塩屋。そんな、「なにもない」と言われがちな小さな町の、特徴や習慣、変なモノ・コトを面白がり、視覚化、文章化、イベント化して面白さを共有し、町や人の魅力を塩屋内外に発信している。中でも、『塩屋文学全集』を数年前から担当。文中に「塩屋」という言葉が出てくれば、それはすなわち「塩屋文学」。「塩屋」といっても、それが本当に塩屋のことなのかを検証する。違えば、どの「塩屋」であるかを明確にし、塩屋であれば、正式に「塩屋文学」と認定し、かつ、全て集めてみようという壮大な計画が『塩屋文学全集』。
2024年には神戸市より「坂のまちサミット」を受託し、11月23,24両日に渡って開催する。プレイベントとして、10月6日「坂のまち、神戸、あれこれ」、20日「激突!神戸!坂段コレクション」も開催予定。いずれも海外移住と文化の交流センターにて。

(2024年7月31日時点)


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