11/30 Sat
EVENT
今年9月から約5ヶ月間にわたって開催されている「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」は、参加者たちと共に「聞く」ことを大きな柱とする演技のワークショップです。ワークショップカリキュラムのひとつであるダイアローグ・カフェは、参加者による公開インタビューというかたちで行われ、市民に開かれた対話の場として月に1度、開催されます。
今回は、翻訳家の柴田元幸さんをお招きします。柴田さんは、翻訳家が原文を読み取る作業を「耳を澄ます」「声(voice)を聞く」と表現されています。また、翻訳とは原文を「聞く」つまりインプットの側面と、それを日本語で「書き直す」アウトプットの側面を持っています。「聞く」(イン)を「演じる」(アウト)に繋げようとする私たちのワークショップのヒントに、翻訳にとっての「聞く」(イン)と「書き直す」(アウト)についてのお話を伺います。
関連リンク
濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe
1954年生まれ。東京大学教授。ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、トマス・ピンチョンなど、現代アメリカ文学を中心に数多くの翻訳を行っている。エッセイストとしても知られ、『生半可な学者』では…(続きを表示)