4/1 Sat
LECTURE
デザイン・クリエイティブセンター神戸では、社会的な活動をいかに記録し、届けるかについて、震災にかかわる活動の記録や公開のあり方を考えるトークイベント「活動記録の残しかた、届けかたを考える—3つの震災の活動記録から捉え直す」を開催します。
ゲストに、「阪神大震災を記録しつづける会」の担い手の一人として震災体験の記録集出版を行なう高森順子さん、東日本大震災をめぐる文化的支援と実践を行う佐藤李青さん(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)、新潟県中越地震でのフィールドワークなど、復興に関する研究を行う宮本匠さん(大阪大学大学院人間科学研究科 准教授)をお迎えし、三者三様の活動の内容を紹介しながら、「阪神大震災を記録しつづける会」の活動をまとめた書籍『震災後のエスノグラフィ——「記録しつづける会」のアクションリサーチ』のなかで検討されたさまざまなトピックを手がかりに、「いまここ」の活動を、「いつかだれか」に手渡すために、活動の肌理(きめ)と呼べるような、「確かさ」や「リアリティ」のある記録の残しかたや届けかたを考えていきます。
また、震災から28年目を迎えた神戸の参加者の方々との意見交換を行うなど、対話する場となることを目指します。
・阪神大震災を記録しつづける会についてはこちら
・アーツカウンシル東京の活動についてはこちら
・Tokyo Art Research Labについてはこちら
・Art Support Tohoku-Tokyo 2011→2021の活動についてはこちら
・フレンドシップ木沢についてはこちら
写真左より:「阪神大震災を記録しつづける会」活動の様子/「Art Support Tohoku-Tokyo」の最初の出張の様子(2011年)/熊本地震の被災地でのボランティアの様子
当日の記録映像を公開いたしました。
https://researchmap.jp/community-inf/Saikan-Studies
1984年兵庫県神戸市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位修得満期退学。博士(人間科学)。グループ・ダイナミックスの視点から、災害体験の記録や表現をテーマに研究している。2010年より「阪神大震災…(続きを表示)
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/
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1982年宮城県塩竈市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科(文化資源学)博士課程満期退学。2011年6月より現職。東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Labに加え、Art …(続きを表示)
https://researchmap.jp/community-inf/Saikan-Studies
1984年大阪府東大阪市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。2004年新潟県中越地震の被災地でのアクションリサーチをはじめとして、内発的な災害復興はいかに可能かとい…(続きを表示)
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