12/15 Sat
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第二次世界大戦による空襲で神戸の都心部は焼け野原と化しました。戦後になって三宮に“闇市”が生まれたことは聞き伝えられますが、その実態は知られず、同時期のGHQによる“占領”の影響に至っては謎ばかりです。
このたび刊行された、村上しほり『神戸 闇市からの復興ー占領下にせめぎあう都市空間』(慶應義塾大学出版会)は、占領下神戸の闇市を中心にした都心部の復興と人びとの暮らしや文化を、県下唯一の地方紙『神戸新聞』の悉皆調査や、GHQ将兵・日本人写真家の撮影した写真、地図・空中写真・聞き取りから読み解いた一冊です。
戦後70余年を経て、戦災や占領や震災で大きく変わった神戸のまちとそこに生きる人びとの姿はいかなるものか? さまざまな貴重な写真やお話とともに、「占領下神戸のまちを読み解く」トークイベントを開催いたします。
●トークイベント終了後に『神戸 闇市からの復興』へのサイン会あり(当日の講演資料として若干部数あり)
※KIITO ライブラリ(2F)にて開催中の神戸スタディーズ#6「“KOBE”を語る GHQと神戸のまち」展示も合わせてご覧ください。