6/25 Tue - 7/23 Tue
SEMINAR
FARM
2022年度より神戸市の「空き家」をテーマに実施しているリサーチゼミの第3弾を開講します。
全国的に増え続ける空き家は老朽化や安全面など、神戸のまちにおいても大きな課題となっています。今回は団地の空き店舗や空き室が増えている灘区を対象エリアに実施します。大阪大学COデザインセンターの山崎吾郎さんを講師に迎え、フィールドワークに重きを置く「文化人類学」の観点から「リサーチ」にフォーカスし、その手法を学びながらこれからの団地のあり方や地域の豊穣化について、グループワークを通して参加者と一緒に考えていきます。リサーチ手法を学びたい方、空き家問題などに興味関心のある方のご参加をお待ちしております。
|スケジュール|
第1回 6月25日(火)19:15-21:15 課題発表、レクチャー
第2回 7月02日(火)19:15-21:15 レクチャー、グループワーク
第3回 7月09日(火)19:15-21:15 ミニレクチャー、グループワーク
第4回 7月16日(火)19:15-21:15 グループワーク
第5回 7月23日(火)19:15-21:15 最終発表会
フィールドワーク 6月29日(土)14:00-16:00
現地発表会 8月10日(土)14:00-15:30
|講師コメント|
山崎吾郎|大阪大学COデザインセンター
多くの利害や関心、そして立場や思惑が絡まり合って「正解」が見えなくなってしまっている社会の問題を、私たちは「やっかいな問題」と呼んできました。このリサーチゼミでは、大阪大学で実施している授業と連動して、やっかいな問題に取り組むためのリサーチのあり方を実践的に学んでいきます。こんがらがった現実を自分の目で確かめ、考え、そして思いついたアイデアを仲間と共有しましょう。問題を解きほぐしながら、社会との関わり方が新たに生み出されていくような機会になればと思います。
永田宏和|デザイン・クリエイティブセンター神戸
KIITOのリサーチゼミは、この2年間、長田区の「空き家」を対象に実施しました。その成果として、長田区でゼミ生たちによるアクションプランのトライアル実施が始まっています。今後も地域を巻き込みながら、ゼミ生たちのアクションプランを随時実施する予定です。長田区での成果を受けて、今年度は灘区に舞台を移し、団地を活用した地域豊穣化のためのアクションプランづくりに取り組みます。綿密且つ画期的なリサーチは豊かなアクションプランのために必要不可欠です。リサーチと企画の両方をしっかり学べる貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください!
|前回のリサーチゼミの様子|
|前回のリサーチゼミの概要|
http://kiito.jp/schedule/seminar/articles/34396/
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(人間科学)。
専門は文化人類学。
主な仕事に『臓器移植の人類学:身体の贈与と情動の経済』(単著、世界思想社、2015年…(続きを表示)
1968年兵庫県生まれ。企画・プロデューサー。1993年大阪大学大学院修了後、大手建設会社勤務を経て、2001年「iop都市文化創造研究所」を設立。2006年「NPO法人プラス・アーツ」設立。2012…(続きを表示)
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