4/6 Sat - 5/18 Sat
WORKSHOP
ものづくりワークショップ
生活の中で使われているものの出来上がるまでのプロセスを、プロの技と知識に触れながら自らの手で辿っていくことで、ものの価値やつくり手の想いを体感する場です。
実施内容
西宮と東京を拠点に活動する「ちまはが金継ぎ」の生田健介さんを講師に迎え、破損した器を金継ぎするワークショップを開催します。漆と金を使った伝統的な修繕技法である金継ぎは室町時代に生まれたといわれており、その修繕跡の美しさから現代に至るまで長く愛され、受け継がれてきました。欠けや割れを繕いながら器に新しい価値を生み出す金継ぎ。その技法や考え方を学びながら、本格的な金継ぎを体験します。
※材料の用意をいたしますのでキャンセルはご遠慮ください。
スケジュール
①4/6(土) 9:30~12:30 麦漆で接着 / 刻苧漆を充填する
②4/13(土) 10:00~12:00 錆付け
③4/20(土) 10:00~12:00 黒呂色漆で下塗り
④5/11(土) 10:00~12:00 黒呂色漆で中塗り
⑤5/18(土) 10:00~12:00 金粉を蒔く
用語について
・麦漆:「生漆」と「小麦粉」とを混ぜて作る「漆の接着剤」
・錆漆:「生漆」と「細かい土(=砥の粉)」とを混ぜて作る「漆のペースト」
・刻苧漆:「錆漆」に「刻苧綿(こくそわた)」を練り込んだ「漆のパテ」
・黒呂色漆:生漆を精製して水分量を減らした黒色の漆
修理する器について
・ガラスや木製のもの、大きいものや複雑に割れたものなど、破損状況や器の種類によっては本ワークショップで修理できない場合があります。(ご参加いただく前にメールにて修理したい器の写真をお送りいただきます。)
・修理用の器をいくつかご用意しておりますので修理する器をお持ちでない方もご参加いただけます。
チラシデータはこちら
design:神崎奈津子 photo:芦田博人
ちまはが金継ぎ
https://chimahaga.com/ja-jp
1995年京都生まれ、広島育ち。九州大学芸術工学部卒業。
都内の一般企業に勤務しながら金継ぎを学び、2021年に金継ぎ師として独立。
現在は西宮と東京を拠点に、器の修理や金継ぎ教室などを行っている…(続きを表示)
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