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2016/12/13

REPORT

LIFE IS CREATIVE展 「大人の洋裁教室」第1回レポート

2016年10月23日(日)

もう着なくなってしまった着物を使って、よそ行きのワンピースに仕立てるワークショップ「大人の洋裁教室」が始まりました。参加者は、47歳から77歳までの素敵な大人の女性のみなさん。洋裁の技術やファッションセンスに磨きをかけて、よりおしゃれな魅力的な大人の女性を目指します。

講師に、神戸芸術工科大学の見寺先生、助手の丹羽先生、フリーデザイナーの韓先生、アシスタントの正木先生をお招きしました。たくさんのサポートスタッフの皆様にもご協力をいただき、ワンピースの完成を目指します。
今回の教室のテーマは「着物」を素材に使うこと。素材が着物になると、制作の工程は通常の洋裁と大きく変わるといいます。
古い着物の洗い方からほどき方、そしてワンピースに仕立てたときに美しく見えるような柄合わせ、着物の素材に合わせた縫い上げ方など、その工程のすべてを、約一カ月間をかけて、全5回のワークショップの中で学んでいきます。

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第一回目となる今日は、まず初めに、講師の見寺先生より、見寺先生が長年研究テーマにされている「ユニバーサルファッション」について、レクチャーをいただきました。ユニバーサルファッションとは、シニアの方や障がいのある方など、さまざまな方の身体の状況にあわせた、着脱がしやすく、過ごしやすいファッションデザインのこと。見寺先生の提案するユニバーサルファッションは、その使いやすさや着心地だけではなく、見た目の美しさ、おしゃれさなどに徹底的にこだわっています。暮らしをより豊かに、楽しくするためのデザインを日々研究しながら、それによって、ファッションでシニアの健康寿命を延ばすことを目指し、活動をされているとのことでした。

次に、参加者のみなさんの自己紹介。使いたい着物にまつわる思い出や、どんな雰囲気のワンピースを作りたいか、そして完成したワンピースを着てどんなところに出かけたいかなど、そのイメージをふくらませながらお話をしました。

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午後には、着物の「ほどき方」を教わりました。丁寧に縫い合わせられている生地を、糸切バサミやリッパーを使い、一目一目ほどいていきます。することはたったこれだけなのですが、一枚の着物すべてをほどくのは、とても根気のいる作業。着物地を傷つけてしまわないよう、みなさん眉間にしわを寄せながら、指先に全神経を集中させているようでした。

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着物の「ほどき」は時間がかかるので、「洗濯」と一緒に次回までの宿題に。今度は、着物の洗い方を教わります。洗濯方法も、色の落ち方を均一にするためのテクニックや、においを落とすための作業など、注意点がたくさん。
「ほどき」とあわせてたくさんの宿題が出たため、参加者のみなさんのノートのページは、真っ黒になっていました。

最後に、みなさんお待ちかねのワンピースのパターン(洋服の型紙)決め。見寺先生には、約30着のワンピースをお持ちいただき、Aライン、ボックス型ライン、ストレートライン、プリンセスライン、フリーラインの5種類をサイズ別でご用意いただきました。サンプルを試着して鏡でチェックしながら、身体のラインに最も似合うものを探します。ああでもない、こうでもないと、互いにアドバイスを出し合う姿はキラキラとしていて、明るい表情がとても印象的でした。

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次回に向けて、意気込み十分といった雰囲気で、今日のワークショップは終了しました。
次は、今日決めた型紙を使って裁断作業に入ります。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。

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