スケジュール

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2013「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」成果発表:自分が誰なのか言ってごらん?

イベント

日 時
2014/2/15(土) 
場 所
301   303  
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸

「カメラはレントゲンの眼を持っています。カメラは魂を覗き込んでしまうんです。カメラの前じゃ正体を隠せないんです。そこが映画のすごいところだと思いますね。」(ダグラス・サーク)

「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」は「カメラの前で演じること」をテーマに、2013年9月より5ヶ月間のワークを重ねてきた。ワークショップ終了後、有志による長編映画制作に入る。ただ、いわゆる演技のレッスンはほとんど行なっていない。参加者がしてきたのは、基本的にはただひたすら他人に、そして自分に「聞く」ということだ。
聞くことが何故「カメラの前に立つ」こととつながっていると言えるのか。「本当に何かを聞く」ことは、率直に反応する身体を持つことに他ならない。一方、カメラは常に、レンズの先に立つ者に「お前は誰だ」という問いを突きつける。カメラの前で、自分が何者か隠すことはできない。だとすれば「聞く」ことは、カメラの前に、率直な自分として立つことを何より助けるだろう。

ワークショップ終了に際して行なわれる今回の成果発表では、映画撮影前の最終段階として、長編映画用シナリオ『BRIDES(仮)』の「本読み」及び「キャラクター・インタビュー」の映像を公開する。そのことにより、今後制作する映画を「テキスト」と「演者」の二つの側面から予告する。当日お越しいただく観客の皆さんには、この「書き言葉」と「話し言葉」を往復することで、未来の映画を見出して欲しい。(濱口竜介)

 

◆プログラム

『BRIDES(仮)』公開本読み
 2014/2/15(土) ①13:00-15:30、②18:00-20:30 ※要申し込み・お申し込みは上記リンクよりお願いいたします。

キャラクター・インタビュー映像展示
 2014/2/15(土) 11:00-20:30 ※申し込み不要・入退出自由

 

告知チラシ(PDF) ※ワークショップの取り組みの記録をお読み頂けます。

 

※「濱口竜介 即興演技ワークショップ in Kobe」:アーティストがKIITOを拠点として、神戸のまちや周囲の人々と交流を重ねながら滞在制作を行うプログラム「KIITOアーティスト・イン・レジデンス」の招聘作家、濱口竜介の制作の一環として、2013年9月から2014年2月まで開催するプログラム。詳しくはこちら

 

130522 濱口竜介

濱口 竜介

映画監督

1978年神奈川県生まれ。映画監督。2008年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作『PASSION』がサン・セバスチャン国際映画祭や東京フィルメックスに出品され高い評価を得る。東日本大震災の被災者へのインタヴューから成る『なみのおと』『なみのこえ』、東北地方の民話の記録『うたうひと』(2011〜 2013/共同監督:酒井耕)、4時間を越える長編『親密さ』(2012)を監督するなど、地域やジャンルをまたいだ精力的な制作活動を続けている。最新作『ハッピーアワー』は第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞受賞をはじめ、海外映画祭で高い評価を得ている。

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