2019/7/3
イベントレポート
2019/6/8(土)
「THERIACA 服のかたち/体のかたち」展の関連企画として、子ども向けワークショップ「かたちの服を作ろう 海編」を開催しました。
一枚の布に、3つの穴を開けただけで服が出来上がります。その服をベースに、さまざまな飾りをつけて、自分だけの服を作るワークショップです。
今回は「海」というテーマを設けました。海の生き物からイメージした飾りやカットをしていきます。
最初に講師の濱田明日香さんが作り方を説明。3つの穴のかたちや、穴を開ける位置によって、袖ができたり、ノースリーブになったりします。シンプルだけどこんなにいろいろなかたちが作れる!ということに驚き、大人も作りたい意欲を刺激されます。
海をイメージするために、事前に写真をピックアップして、プリントとスライドショーで紹介しました。クラゲ、イソギンチャク、熱帯魚など、質感やカラフルさがかたちに活かせそうです。
デコレーションのしかたも多様。布のハギレやリボン、ポンポンを貼り付けたり、毛糸を縫い込んだり。縫った毛糸も、そのままだと点線の模様に、ひっぱったらシワができてフリルのように見えたりします。
濱田さんが事前に作っておいたサンプルを見たり、目の前にある素材から手を動かして考えたり、さまざまな方法で自分だけの服を作り上げていきました。
細い紐を裾にたくさんつけてクラゲのようにしたり、花柄の布を花の形に合わせて切って貼り付けたり、大きな襟をつけたり、できあがった服はどれもとても個性的で、凝ったデザインのものばかりでした!
最後に、会場の通路をランウェイに見立てて、ファッションショーを開催しました。音楽をかけて、一人ずつ線の上をウォーキング。その脇に保護者のみなさんが控え、こぞって写真を撮っていたので、本物のファッションショーのような盛り上がりがありました。
終了後のお片付け時間中でも、名残惜しそうに作った服を着たままの子どもが多かったです。服作りを楽しさを実感してくれた証拠ではないでしょうか。ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!
「かたちの服を作ろう 海編」(「THERIACA 服のかたち/体のかたち」展関連企画) 開催概要
「THERIACA 服のかたち/体のかたち」展 開催概要/レポート
関連企画1:6/7 TALK「THERIACAデザイナー濱田明日香のあたまのなか」 開催概要/レポート