10月9日（祝日）、KIITO:300で開催された「パンじぃとパン屋さんになろう！」のお披露目販売会は、9月から始まった取り組みの成果を示す素晴らしいイベントとなりました。小学生6名とシニア男性パンづくりチームのパンじぃメンバーが2日間の特訓を積んで、焼き立てのパンを販売しました。

　　　

会場に集合したこどもたちは少し緊張していました。パンづくりの練習ではなく販売となると、少し意識も変わる様子です。パンじぃメンバーとパンづくり工程を再確認し準備を進めます。メニューは「プティフロマージュ」というジャガイモを入れた生地に2種類のチーズの入ったパンです。材料を混ぜるところから分担して行います。販売数があるのでオーブンを複数回に分けて焼き上げていきます。一次発酵中には次の生地の準備もあり大忙しです。販売時間が迫ってくるとお客さんも会場に集まり始めました。パンづくりだけでなく、販売員といての仕事もあるのでそちらの準備を進めます。

　　　

予定の時間に1回目のパンが焼きあがりました。会場は焼き立てパンのいい匂いが広がります。焼き立ては熱すぎるので、冷ましてから袋に入れていきます。大きな声で販売開始です。自分たちのつくったパンを喜んでくれるだろか、心配しながらの販売でしたが、お客様から「おいしかったよ！」と声もかけていただけました。隣ではマドレーヌチームが販売しており、奥にはコーヒーじぃ夜ドリップコーヒーもあり、会場は賑やかなカフェ空間となりました。

　　　

パンづくりから販売まで大忙しでの1日でしたが、こどもたちとパンじぃのチームワークでなんとか完売することができました。こどもとシニアの3日間のプログラムは、終始楽しい雰囲気でワークショップが行われ、またこのような世代を超えたコラボレーションの場を提供していければと思います。

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「パンじぃ」とは