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2014/8/19

イベントレポート

「ちびっこうべ2014」 シェフチーム8班ワークショップ1回目 レポート

2014年8月7日(木)

北野の「オステリア・アランチェート」で、奥本浩史シェフによる8班シェフチームのワークショップを行いました。

8班がユメミセで出すのはトマト、ベーコン、チーズを使ったパスタ「アマトリチャーナ」。
今回は、まず「アマトリチャーナ」とはどのような料理なのか、作り方と味を学びます。

まずは基本情報の説明です。「アマトリチャーナ」は、イタリア・ラツィオ州のアマトリーチェ村(ローマから北東150kmくらいの場所)で生まれた郷土料理です。奥本シェフが、さまざまなかたちをした数種類のパスタをお皿に用意してくれていました。細長い見慣れたものも太さの違うものがいろいろ、また、平麺、ペンネ、マカロニなど、たくさんの種類があります。今回は「リガトーニ」という、表面に筋の入った、直径1cm前後の太めのマカロニ状のパスタを使います。「アマトリチャーナ」のような、しっかり絡めたい濃いめのソースに向いているのだそうです。

次に、厨房に入って、材料の説明を受けます。
基本の材料は、ベーコン、チーズ、玉ねぎ、トマト缶。ベーコンは、丁寧に作られたものを選んで使います。チーズは、羊の乳が原料のペコリーノチーズを使います。トマト缶は、イタリアの細長いトマトが原料のものを使います。
玉ねぎの皮剥きと薄切りのお手本を見せてもらい、小さい包丁で、皮の端をひっかけて剥いていくやり方、薄切りのコツなどを学びました。
今回は玉ねぎとベーコンのカットだけ体験し、あとは見学して学びます。

ベーコンはゆっくり炒めます。だんだん油が出てきます。炒めるうちに、黒い部分が出てきますが、白ワインを入れて、黒くなった部分もおいしく食べられるようにします。玉ねぎを加えて炒め、トマトソースを絡めます。軽々と鍋を振る奥本シェフに、子どもたちは驚いていました。茹であがったパスタを入れ、チーズを和えます。
お皿に盛り付け、さらにチーズを削ってたっぷりふりかけます。
おいしそうな匂いに、子どもたちもサポーターやKIITOスタッフも大興奮でした。

できあがったものは、みんなで試食です。いい笑顔とおいしいという声がたくさん出ていました。

自宅で練習が出来るようにと、奥本シェフ手書きのレシピをいただきました。
次回は、実際にみんなで「アマトリチャーナ」を作ってみます。子どもたちの練習の成果が楽しみです。

photo: 坂下丈太郎

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
https://www.youtube.com/watch?v=YnPXeQKbPNA&amp
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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