2015/4/2
インフォメーション
2015年3月に「KIITOアーティスト・イン・レジデンス 柴 幸男+NO ARCHITECTS ワークショップ『まち歩きでつくる小説と地図』」を開催し、ワークショップ参加者のみなさんにより、鉄道各線三宮駅からKIITOまでの道筋を舞台とする小説と地図が制作され、それらをもとに柴 幸男による新作戯曲が生み出されました。
リーフレットは、表面に戯曲、裏面に地図を掲載し、戯曲を読みながらKIITOまで辿り着ける新しい形の地図として作りました。細長い地図を蛇腹状に折ってあり、全部広げると、三宮からKIITOまでの道筋を一眸することができます。
戯曲も同じ道筋をたどるストーリーとなっており、読み進めると、様々なスポットや謎めいたキーワードが散りばめられています。それらは、実はワークショップとリンクしています。
ワークショップでは、参加者みなさんがまち歩きをして、各々が見つけた実在の“モノ”を主人公にして11本の小説を書きました。戯曲の謎めいたキーワードはそれら小説からの引用になっています。小説もリーフレットに掲載されており、戯曲のキーワードが何を表しているのかが、種明かし的に示されています。さらに、その謎めいたキーワードは地図上のどこに存在しているのか図示されているので、歩きながら確認することができます。
このリーフレットを片手に歩けば、日常の見慣れているはずの場所の見え方が変わり、幾重にもまだ見ぬ風景が広がるようです。どこにでも、実は想像のゲートは開かれているのです。ぜひお手にとってみて下さいね。
PDFデータをこちらよりご覧いただけます。
リーフレットをご希望される方は、1階事務所までお気軽にお問い合わせください。
KIITOアーティスト・イン・レジデンス2014 柴 幸男+ NO ARCHITECTS
ワークショップ「まち歩きでつくる小説と地図」
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