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2015/10/14

イベントレポート

LIFE IS CREATIVE展 「男・本気のパン教室」第2回レポート

2015年9月16日(水)

LIFE IS CREATIVE展「食ラボ」企画、50歳以上男性限定「男・本気のパン教室」。
前回のメンバー初顔合わせの回から2日後。第2回目となる今回は、いよいよパンを教わります。神戸市中央区・北野にある「サ・マーシュ」のお店をお借りして、オーナーシェフの西川さんに講師になっていただきました。

今回のレシピは「じゃがいもパン」。じゃがいもを生地に混ぜ込み、捏ねずに重ねては切り分け、また重ねることを繰り返し、均一にします。プレーン、チーズ、野菜、あんこ入りの4種類のパンに挑戦します。
「パン作りを教えることはあるが、シニアの男性たちは初めて」という西川シェフ。参加メンバーのことを時折「先輩」と呼ばれます。「人生の先輩」たちにパン作りを教えることをとても楽しみにされていました。

教室はさくさくとテンポよく進んでいきます。見ているこちらが「覚えられるのかな?」と心配になるほど。
しかし、チームとなって何かを教わることで、自然とコミュニケーションが生まれるのでしょうか。初回の顔合わせの時は少し固かった表情もやわらぎ、お互いにアドバイスしながら、あっという間に仲良くなっている様子でした。
少しずつ、皆さんのキャラクターが見えてきます。皆を取りまとめてくれる人、場をなごませてくれる人…。タイプの違う6人が集まり、バランスのよい、面白いチームになりそうです。
 

 

 
教室の後は出来上がったパンを食べながら、講義と質問タイム。先程教わった内容を、知識で裏付けしていきます。
パンに関することもさることながら、皆さん西川シェフ自身のことにも大層、関心がある様子。
なぜパンづくりを始めたの?という質問には、シェフがこれまで何を考え、どんな風に歩んできたか、一つ一つ順を追ってお話してくださいました。

様々なパン職人や料理人との出会いが西川さんを変え、40歳を目前にやっと「一生を捧げようと思った」。「パンは生き物」であり、特別な材料を使うわけではなく、神経の使い方、心遣いで素晴らしいものになる。パンは未開拓の部分がまだたくさんあり、若い世代には「自分の世界」を広げることに一所懸命になるのではなく、「何が求められているのか」を考えて行動してほしい、と仰っていました。
 

 
質問は止まず、時間は予定を大幅にオーバー。メンバーの熱意と好奇心に圧倒されました。

メンバーの皆さんは、今回は純粋に初めてのパンづくりを楽しまれていた様子。
2回目の教室では本番で作ることをイメージしながら、さらに練習を重ねます。

10/17(土)、LIFE IS CREATIVE展「食ラボ」内にて「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」を1日限定オープンいたします。
「男・本気のパン教室」メンバー6名が作ったパン+ドリンクのセットをご用意いたします。
お客様をお迎えするのは6名の子ども店員たち。ご期待ください!

LIFE IS CREATIVE展 「食ラボ」
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13948/

LIFE IS CREATIVE展 関連企画 「男・本気のパン教室」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/13921/

10月17日開催「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」
http://kiito.jp/schedule/event/article/14606/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/