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2020/10/29

REPORT

カレー男 神戸のカレーリサーチ レポート

10月26日(月)

日差しの暖かさがちょうどよく感じる午後、神戸市の地下鉄県庁前駅に久々にカレー男(※)のメンバーが顔を合わせました。コロナ禍の影響を受けカレー男としての活動が長らく滞ってしまっていた中で、自宅での調理・レポート提出といった取り組みはおこなってきましたが(詳しくは2020年5月28日の「カレー男 活動レポート」をご覧ください)、実際に集まって活動するには至っていませんでした。しかし、「そろそろ集まってできることを考えたいですね」というサポーターのひと言や、LINEグループで楽しそうに近況報告をし合うメンバーの様子は、カレー男の活動再開のきっかけとしては十分でした。そこで、今回のカレーリサーチ決行に至ったのです。

カレー男は、講師であるレストラン パトゥの山口義照シェフに教えていただいた「キーマカレー」のレシピでカレーをつくり続けてきましたが、「ほかのお店がどんなカレーを提供しているのか知りたい」という話は以前から出ていました。研究熱心なメンバーの中には、お孫さんのために辛さの調整をしてみたり、付け合せを考えてみたりと、すでに試行錯誤している方もいます。山口シェフも「これはあくまで一例だから、みなさんで発展させていってほしい」と仰っていました。このカレーリサーチは、実際にカレーを提供するお店がどのような工夫をしているのかを調査する、カレー男の新たなステージの第一歩です。

今回、メンバーおよびサポーターと訪れたのは「みみみ堂」。来店日は5種類のカレーが用意されており、2種類が同時に楽しめる「ハーフ&ハーフ」の文字を見たみなさんは、迷わずそのメニューを選んで思い思いに組み合わせを考えました。参考にと、自分たちもつくっているキーマカレーを選ぶ人もいれば、純粋に好きな味を選んだり。注文をし終えてカレーを待つあいだは、外出自粛期間にどう過ごしていたのかなど、話に花が咲きました。

みみみ堂のハーフ&ハーフカレーは、ライスとカレーが別々の器に盛られて出されます。「こんな出し方もあるんだなあ」と観察しながら、それぞれ選んだカレーをぱくり。よほどお腹が空いていたのか、あっという間に平らげてしまいました。キーマカレーもあれば、とろみのついたお馴染みのカレー、スープカレーもあるバリエーションの豊かさにみなさん興味津々です。店長さんに少しお話をうかがってみると、みみみ堂ではひとつのベースからつくるのではなく、それぞれのカレーに合わせてベースをつくっているのだとか。そして、スパイスについても香りの立たせ方などの工夫している点をお聞きすることができ、みなさんは持参したメモ帳にペンを走らせていました。
お腹も頭も満腹になって店を出た一行。そのうち状況が改善されたらカレー作りの練習会もしたいですね、と話しながら、このリサーチは定期的に実施していこうという話で盛り上がりました。美味しいランチと役立つ知識で一石二鳥のカレー男リサーチは、カレー男メンバーの意欲をさらに掻き立ててくれることでしょう。

  

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※「カレー男」とは?

カレー男は、2019年2月~3月に開催した「【男・本気の料理教室】スパイシーな男の・カレー教室」の受講生である、平均年齢70歳の男性チーム。レストラン・パトゥの山口義照シェフを講師に迎え、約20種類のスパイスを使った本格キーマカレーのつくりかたを学びました。練習を繰り返しながら、チームの活動を紹介するイベントに登壇するなど、経験を積み重ねている最中です。

デザイン・クリエイティブセンター神戸では、高齢世代がもっとワクワク・イキイキできるプログラムとして「男・本気のパン教室」や「大人の洋裁教室」をはじめとするさまざまな講座を開催し、講座ごとにチームが誕生してきました。現役時代とは異なる新たな高い技術を身につけ、「自分のため」ではなく「他人のため」にという意識を持って活動を継続し、KIITOや各地域のイベントなどで活躍しています。

これまでのカレー男の活動はこちら
〈男・本気の料理教室〉スパイシーな男の・カレー教室 第1回レポート
〈男・本気の料理教室〉スパイシーな男の・カレー教室 第2回レポート
〈男・本気の料理教室〉スパイシーな男の・カレー教室 第3,4回レポート
〈男・本気の料理教室〉スパイシーな男の・カレー教室 第5回レポート
〈男・本気の料理教室〉スパイシーな男の・カレー教室 第6回レポート
男・本気の料理教室 成果発表会 レポート
パンじぃ・カレー男「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」参加報告
LIFE IS CREATIVE展2019 レポート
カレー男 活動レポート