3/11 Fri - 4/25 Mon
EXHIBITION
認知症の人とその家族、介護者のためのプロダクト「Music Memory Box」を開発するデザイナー・インベンターのChloe Meineck(クロエ・マイネック)が、2015年10月、デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催した、高齢社会におけるクリエイティブな生き方を提案した企画展「LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。」に合わせて、約1か月間神戸に滞在して、神戸の人たちの思い出を集めた「Kobe Music Memory Box」制作のためのリサーチを行いました。
滞在終了後に英国ブリストルで制作を続け、完成させた作品をこのたび公開・展示します。ぜひこの機会にご覧ください。
※作家本人は来日いたしません。
左:Kobe Music Memory Boxイメージ(※完成版とは異なります)、右:滞在時の取材風景 左が作家本人(協力:グループホーム希望の家)
DMデータはこちら(PDF,506KB)
「Music Memory Box」とは?
思い出の写真、お気に入りのオブジェと音楽をおさめた、その人に合わせてカスタマイズして作る箱。オブジェを箱の中央に置くと、オブジェに関連した思い出の音楽が流れる仕組み。認知症の人々にとって、今ある方法よりも効果的に「思い出す」ことができるように、また、情緒面の健康やコミュニケーション能力の改善を目的としてデザインされている。
参考
KIITOアーティスト・イン・レジデンス2015 Chloe Meineck(2015/9/30-25開催) 開催概要
Chloe Meineckアーティスト・トーク(2015/10/22開催) 開催概要/レポート