6/28 Fri - 1/28 Fri
PROJECT
KIITO:300
FARM
持続可能な将来社会のための地域共創イベントを提案せよ
KIITO:300ファームの大学連携事業として、大阪大学超域イノベーション博士課程プログラムと連携した社会課題解決型人材育成プログラムを実施します。
課題内容|
「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2030年を見据えた国際社会の共通課題であり、そこで掲げられた17の目標・169のターゲットを達成すべく、現在世界規模で取り組みが進められている。ただし、それぞれの課題は、複合的かつ相互性を有しており、個別にはこれまで長く取り組まれてきた経緯もある。SDGsは、それら諸課題を包括的に示したスローガンであり、その実現には、目先の目標を個別に達成するという以上の取り組みが求められる。
本課題では、SDGsの理念とそこに含まれる課題を深く理解した上で、持続可能な将来社会のために必要な地域の取り組みを創出する参加型イベントの提案を行う。舞台となるのは、神戸の玄関口である三宮から神戸税関のあるウォーターフロントエリアまで伸びるフラワーロード。三宮周辺地区の「再整備基本構想」として、美しき港町・神戸の玄関口“三宮”を実現するためのまちづくりを目指している。そこに集う企業、行政、市民が、誰一人として取り残されることなく、また我が事として社会課題と向き合うために必要な社会参画のプラットフォームとは、どのようなものだろうか。SDGsの視点から、実現に向けて、この問いかけに具体的な活動のイメージを与えていかなければならない。この課題に取り組むチームには、2‐3年以内に実施可能な地域共創イベントの提案と共に、フラワーロード周辺で関わりの深いステークホルダーが、それぞれの立場から、共通の目標に向けて参画できる場を継続的に創出するための、長期的なビジョンの提示が期待される。
同じテーマで、神戸大学V.School、神戸大学工学研究科減災デザインセンター、+クリエイティブゼミvol.36とも連携がスタートしており、10月16日(土)には参加者による合同発表会を実施します。
課題提供:デザイン・クリエイティブセンター神戸
大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム:http://www.cbi.osaka-u.ac.jp/
※中間発表会を10月16日(土)に当館にて実施する予定です。
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(人間科学)。
専門は文化人類学。
主な仕事に『臓器移植の人類学:身体の贈与と情動の経済』(単著、世界思想社、2015年…(続きを表示)
1968年兵庫県生まれ。企画・プロデューサー。1993年大阪大学大学院修了後、大手建設会社勤務を経て、2001年「iop都市文化創造研究所」を設立。2006年「NPO法人プラス・アーツ」設立。2012…(続きを表示)