2022/1/4 Tue-1/14 Fri
PROJECT
デザイン・クリエイティブセンター神戸は、アーティストサポートプログラムの一環として、エラ・ホチルド×中野信子×森山未來『Dance of Death(仮称)』を開催します。
プロジェクトには、俳優・ダンサーの森山未來、振付家・ダンサーのエラ・ホチルド、認知神経科学者の中野信子が参加し、分野を越えた3名のクリエイターが、各自の専門性・アイデアを生かした議論を重ね、複数の視点による対話や実験を行うことで、表現や創作の在り方を探ります。
尚、アーティストサポートプログラムの期間中には、一般公開プログラムを予定しております。詳細はWebサイトにてご案内いたします。
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『舞踏とは命がけで突っ立った死体である』という、暗黒舞踏の創始者・土方巽が50年以上前に遺した言葉がある。現在、科学技術が飛躍的に発達したこの世界で、我々の死生観はどのように変容したのだろう。保存料の含まれた食品の摂取によって、僕らの身体は腐らない。人間の意識を機械にアップロードすることができれば、将来的に肉体を必要としない日が来るかもしれない。そんな現代における解釈によって表現される『命がけで突っ立った死体』には、どのような思考が働き、また、他者とどのような関係を結ぶのか。イスラエルで生まれた身体メソッド「GAGA」、ニューロサイエンスにおける視座、そして、日本独自のダンススタイルと言われる「舞踏」。ホチルド、中野、森山から紡がれるトライアローグを通して、言葉と身体の関係性から死生観までをも含めた人間存在を見つめ直すパフォーマンスを志向している。
(森山未來)
一般公開プログラム
・制作のためのダイアローグ vol.1(公開トークセッション)詳細はこちら
・制作のためのダイアローグ vol.2(公開トークセッション)詳細はこちら
・ワークショップ「MuDAと運動―全身循環運動 基礎編」詳細はこちら
俳優・ダンサー
1984年8月20日生まれ、兵庫県出身。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。2013年、文化庁文化交流使として、イスラエルのテルアビブに1年間滞在、インバル・ピント&ア…(続きを表示)
振付家、マルチディシプリナリー・アーティスト、ダンサー
1984年イスラエル出身。振付家、マルチディシプリナリー・アーティスト、ダンサー。インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック・ダンスカンパニー、オハッド・ナハリンが芸術監督として率いたバットシェバ舞踊団…(続きを表示)
脳科学者、医学博士、認知科学者
1975年、東京都生まれ。
東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学…(続きを表示)
映像作家
1987年大阪市生まれ。
イスラエル国立ベツァレル美術デザイン学院で映像を学んだのち、2016年日本に活動拠点を移す。
2017年に『きゅうかくうしお』に参加。自分らしく生きる人々” EXPERI…(続きを表示)