11/18 Sat-3/30 Sat
PROJECT
「災間スタディーズ:震災30年目の“分有”をさぐる」は、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)と災間文化研究会が協働し、災間の社会を生き抜く術として、災厄の経験を分有するための表現の可能性をさぐるリサーチプロジェクトです。
さまざまな災厄の“あいだ”=「災間」を生きているわたしたちは、過去の災害の記録や表現に目を凝らし、耳を澄ますことが重要なのではないか。そして、そのような態度が、過去の災害の経験を分かちもつ=「分有〉する社会を考える糸口になるのではないか。
災間スタディーズでは、「災間」「分有」という2つのキーワードを軸に、阪神・淡路大震災から30年を迎えようとする2025年に向け、震災を経験した地で行われた活動と、それによって生まれた記録や表現に光をあて、さまざまなリサーチやプログラムを通して、継承の糸口をさぐります。
災間文化研究会のメンバーをホストにしたディスカッションプログラム。災厄の経験の継承について実践を行うゲストを招いたトークセッションやワークショップを行います。
― #1 クロストーク「記録を読み替え、表現をつくる」 ※レポートはこちら
日時:2024年7月13日(土)14:00~17:00
ゲスト:松本篤(AHA!世話人、remoメンバー)、小原一真(写真家)
聞き手:高森順子(情報科学芸術大学院大学 研究員、災間文化研究会、阪神大震災を記録しつづける会)
― #2 ディスカッション「記録を集め、受け渡す」
日時:2024年9月28日(土)14:00~17:00
ゲスト:佐々木和子(震災・まちのアーカイブ会員、神戸大学人文学研究科学術研究員)
聞き手:佐藤李青、高森順子、宮本匠(災間文化研究会)
― #3 ワークショップ「まちの記憶をなぞり、歩く」 おもいしワークショップ 湊川編 2024ver.
日時:2024年11月23日(土)10:00~18:00
ナビゲーター:古川友紀(ダンサー、散歩家)
〈2023年度のプログラム〉
― #0 上映会×トーク「“わたし”をひらく術としてのアート」 *レポートはこちら
日時:2023年11月18日(土)
ゲスト:アサダワタル(文化活動家)
阪神・淡路大震災から「30年目の手記」を募集します。1995年以降、わたしたちは、地震、風水害、コロナ禍など、いくつもの災害を経験してきました。誰もが災害の当事者となる世の中だからこそ、あらためて、阪神・淡路大震災について思いを馳せてみませんか。ささやかだと思えたり、語るほどのことではないと感じる出来事が、誰かの明日を生き抜くためのヒントになるかもしれません。沢山の応募をお待ちしております。
募集期間:2024年1月17日(水)〜12月17日(火)
応募についての詳細はこちら
災間スタディーズの拠点となる資料室。「災間スタディーズ」に関する資料、関連プログラム「30年目の手記」に関する資料として震災手記を集め出版していた市民団体「阪神大震災を記録しつづける会」に寄せられた資料や、「30年目の手記」に応募された手記を閲覧いただけます。「30年目の手記」を書くためのスペースも設けています。
開室日時:2024年3月30日(土)~2025年3月30日(日)9:00~21:00(月曜休、祝日の場合は翌日休み)
協力:人と防災未来センター
詳細はこちら
『30年目の手記を書こう』ーあなたの言葉で語ることが、誰かの、またはあなた自身の役に立つかもしれない
日時:7月12日(金)18:30~20:00
会場:風文庫(芦屋市西山町11-6-303ムツミマンション3F)
参加費:1500円(お飲み物含)
ゲストスピーカー:高森順子
申し込み:kazebunko@gmail.com お名前とお電話番号をお知らせください。
協力:デザイン・クリエイティブセンター神戸
https://researchmap.jp/community-inf/Saikan-Studies
2021年に実施したTokyo Art Research Lab「災間の社会を生きる術(すべ/アート)を探る 災害復興へのいくつもの「かかわり」から」でのディスカッションをきっかけに活動を開始。災間の…(続きを表示)