6/20 Tue - 7/25 Tue
SEMINAR
2022年度より神戸市長田区を対象エリアに、「空き家」をテーマとして実施したリサーチゼミの第2弾を開催します。
全国的に増え続ける空き家は、神戸のまちにおいても大きな課題となっています。終わりの見えない空き家問題は、一時的な対症療法ではなく、地域の理解や提案が必要なのではないでしょうか。前回に引き続き、大阪大学COデザインセンターの山崎吾郎氏を講師に、フィールドワークに重点を置く「文化人類学」の観点から「リサーチ」にフォーカスし、その手法を学びながら、これからの商店街のあり方や地域のつなぎ方など、商店街の空き家問題について参加者と一緒に考えていきます。リサーチ手法や空き家問題に興味関心のある方、ぜひご参加ください。
|スケジュール|
第1回 6月20日(火)19:15-21:15 課題発表、レクチャー
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第2回 6月27日(火)19:15-21:15 レクチャー、グループワーク
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第3回 7月04日(火)19:15-21:15 ミニレクチャー、グループワーク
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第4回 7月11日(火)19:15-21:15 グループワーク
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第5回 7月18日(火)19:15-21:15 ミニレクチャー、グループワーク
第6回 7月25日(火)19:15-21:15 最終発表会
フィールドワーク 6月24日(土)10:00-12:00
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現地発表会 8月5日(日)13:00-15:00
|講師コメント|
山崎吾郎|大阪大学COデザインセンター
「空き家」はいまや、日本全国でみられる社会問題です。しかしながら、それがどういう意味で「問題」なのかは、必ずしもはっきりしているわけではありません。「こうすればうまくいく」という決まった答えが用意されているわけでもありません。だからこそ、問題とその答えを、自分たちの手で探し出していくためにリサーチをしてみましょう。今回のテーマは商店街の空き家です。商店街はどんな場所なのか、またどんな場所であってほしいでしょうか。リサーチを通して、地域や人とのつながり方を(再)発見し、そして社会のあり方を考え直すきっかけができればと思います。
永田宏和|デザイン・クリエイティブセンター神戸
KIITOではこれまで継続的に「空き家」の問題に取り組んできました。昨年度のリサーチゼミでも長田区の特定の地域の空き家を対象に「空き家問題」を様々な角度から検証し、活用策の検討を行いました。今年度のリサーチゼミでも引き続き長田区役所と連携し、長田区内の商店街の空き家を対象にしたゼミを開講します。今年度のゼミでは空き家と地域の関係に加え、商店街が抱える問題などにもアプローチしたいと考えています。今回のリサーチゼミに関してはKIITOとして相当の決意で臨み、リサーチからアクションに繋げ、皆さんと考え、企てたアクションプランの実現、効果の検証まで行いたいと考えています。ぜひ奮ってご参加ください。
|前回のリサーチゼミの様子|
|前回のリサーチゼミの概要|
http://kiito.jp/schedule/seminar/articles/34396/
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(人間科学)。
専門は文化人類学。
主な仕事に『臓器移植の人類学:身体の贈与と情動の経済』(単著、世界思想社、2015年…(続きを表示)
1968年兵庫県生まれ。企画・プロデューサー。1993年大阪大学大学院修了後、大手建設会社勤務を経て、2001年「iop都市文化創造研究所」を設立。2006年「NPO法人プラス・アーツ」設立。2012…(続きを表示)
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