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LECTURE

神戸スタディーズ#4 「”KOBE”を解す―せめぎあいにみる神戸の都市史」

神戸スタディーズ#4 「”KOBE”を解す―せめぎあいにみる神戸の都市史」

2013年の開催以来となるレクチャーシリーズ「神戸スタディーズ」の#4を開催します。全3回で構成される今回は、近現代神戸の都市史を専門とする、研究者の村上しほりさんをお招きして、”KOBE”というまちに抱くイメージを、まちの痕跡や人びとのつながりを手がかりに解(ほぐ)してみます。
都市(まち)はまるで生きているかのように、日々変わり続けています。神戸の都市空間は、第二次世界大戦の前後、占領期、経済成長、震災などの大きな契機に加え、さまざまな人びとのくらしの営為によっても姿かたちを変えてきました。今回は、わたしたちの暮らす神戸のなりたちをきっかけに、まちを歩き、感じ、語り合い、都市空間の読み方を、広い視野で学ぶ機会としたいと思います。

【プログラム】
◎第1回 2016/1/27水 19:00-20:30
レクチャー「概論:近現代神戸 都市(まち)のなりたち・人びとのくらし」
戦後や災後にかぎらず、また都市にもかぎらず、いつでもどこでも複数の人間が暮らせば、せめぎあいが生じます。その解決を重ねて、人も都市も変わり続けていく。身近な神戸を事例として、語り継がれなかった近現代都市空間の読み方を学びます。
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◎第2回 2/6土 14:00-18:00
フィールドワーク「商業のまち・復興のまち 三宮」
三宮は神戸のなかでも目まぐるしく更新されてきたまち。災害や占領の影響を受けるも商業が栄え、都心となり、震災によってさらに姿を変えました。かつてのまちの痕跡を歩いて辿り、くらしの記憶に触れます。
※会場に集合後、神戸市内に移動します
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◎第3回 2/13土 16:30-18:00
トークセッション 「過去から未来へ:まちの変わる契機(モメント)」
これまでの都市空間が変わる契機となった災害、社会の動き、くらしの記憶の層(レイヤー)をふり返りつつ、これからの神戸というまちへの想いを、いまあらためて語り合います。
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チラシデータはこちら(PDF,3.5MB)
成果冊子PDFはこちら(PDF,23.3MB)

【「神戸スタディーズ」とは】
「神戸ってどんなまち?」と聞かれて、あなたはなんと答えるでしょうか。さまざまに語られる神戸というまちのイメージをあらためて考えるため、多様な専門分野の方を講師に迎え、これまでなかった視点で神戸を見る「神戸学」をつくる試みです。

【過去の神戸スタディーズ】
#1 神戸レイヤーマッピング 開催概要レポート
#2 地-質からみる神戸 開催概要
#3 レクチャー 垂直の空間性からみる神戸 ~大阪湾と播磨灘の水の文化を中心に~ 開催概要レポート

【お申込み】
お申込みは各回ごとに受け付けております。
全ての回にご参加希望の方は、お手数ですが下記リンクより各回ごとにお申し込みください。

第1回申込み 第2回申込み 第3回申込み

※資料画像の出典記載について
本イベントチラシの裏面に掲載した資料画像につきまして、上から2番目の画像に、下記の通り出典記載の漏れがありました。お詫びしてここに訂正いたします。
誤:鯉川筋ガードより三宮を眺める。緑地帯にはバラック群 1946年
正:鯉川筋ガードより三宮を眺める。緑地帯にはバラック群 1946年(Harvey B. Arndt撮影)

日 時
2016/1/27(水)、2/6(土)、2/13(土)
場 所
301 ※第2回は「3B」に集合後、神戸市内に移動します
講 師
村上 しほり(都市史・社会史研究者) モデレーター:芹沢 高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)
参 加
無料
定 員
第1回:50名/第2回、第3回:各25名
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸

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