12/12 Tue - 1/30 Tue
SEMINAR
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)では、2015年から「高齢社会+クリエイティブ」をテーマに、超高齢化社会を迎えている日本において、元気な高齢者がワクワクでき、学んだコトを地域社会で生かせる、そんなプログラム(種)をいくつか生み出してきました。
男性高齢者が、パンをつくる技術を学び、地域デビューする通称「パンじぃプロジェクト」や、女性高齢者が、着なくなった服をリメイクし、おしゃれに磨きをかける通称「洋裁マダムプロジェクト」はその代表的な“種”の事例です。
この12月から新たに始まる「+クリエイティブゼミ」では、こうした着実に効果をあげつつある既存の“種”に続く新しい“種”を考えてもらいます。効果の期待できる新しい“種”のアイデアに関しては、KIITOがバックアップしてトライアルを行う予定です。皆さんの斬新なアイデアで高齢社会に新しい風を吹き込んでください!ご応募お待ちしています!
<スケジュール>
第1回 12/12(火) 課題発表
第2回 1/9(火) グループワーク①
第3回 1/23(火) グループワーク②
第4回 1/30(火) 発表準備、プレゼン
※全回聴講可|聴講希望の方は、school@kiito.jpまで、聴講希望日・氏名・アドレス・電話番号をお送りください。
※チラシデータはこちら
【パンじぃについて】
「シニア世代の男性がパン職人に学び、本気でパンを作ったら?」
そんな思いつきから生まれた企画「男・本気のパン教室」。2015年10月にKIITOで開催した「LIFE IS CREATIVE展」で、初代「パンじぃ」6名が、サ・マーシュの西川シェフから本気でパン作りを学び、展覧会の会期中にカフェを開き、鍛えた腕を振るいました。その後、2016年に第2弾を開催し、ケルンの壷井シェフが講師となり、新たなパンじぃ6名が、東灘区にある「カフェやすらぎ」を舞台にパン作りに励み、現在でも定期的に練習をしながら、地域に向けたカフェを月1回オープンし、腕前を披露しています。
◆「男・本気のパン教室」の詳細はこちら
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【洋裁マダムについて】
着なくなった着物を、よそいきのワンピースに仕立て直す洋裁教室を、2016年に開催。洋裁の技術を学べるのはもちろん、講師や参加者が交流しながら服にまつわる思い出話しに花が咲き、おしゃれのセンスもさらに磨きがかかります。参加者の「洋裁マダム」たちは、最後に兵庫区で開催している「兵庫モダンシニアファッションショー」に出演し、自作のワンピースをお披露目しました。2017年には第2弾を開催し、今度は着物から夏物のシャツをつくりました。
◆「大人の洋裁教室」の詳細はこちら
◆「大人の洋裁教室2」の詳細はこちら
1968年兵庫県生まれ。企画・プロデューサー。1993年大阪大学大学院修了後、大手建設会社勤務を経て、2001年「iop都市文化創造研究所」を設立。2006年「NPO法人プラス・アーツ」設立。2012…(続きを表示)