2017/12 - 2018/2
WORKSHOP
注目の若手デザイナー・建築家とセルフビルドの心構えと技術を学ぼう!
必要だと言われるから、みんながいいというからではなくて
自分自身が本当に必要だと思うものを、自分の手で作り出す。
それが「セルフビルド」。
だからそれはいつも社会のこうあるべきから少しはみ出ていて、
そのはみ出しっぷりが爽やかでかっこよかったりする。
セルフ・ビルド・ワークショップは、自ら「つくる」ための知識を得るための場であると同時に、手垢にまみれたこれでいいという感覚から一度距離を置いてみるためのエクササイズでもある。
ものづくりの現場では、ぴったりではなく、少し余裕がある状態のことを「あそび」と呼ぶ。
少し隙間を残したり、大きめに作っておくことで、後から調整できたり、部材通しの関係を良くするために設けられる。
この「あそび」そのものが機能を持つわけではないが、あると全体がうまく回るような存在だ。
KIITOに点在する余白も言うなれば、この建物における「あそび」ではないだろうか。
そこに新たな機能を詰め込んで、「あそび」を解消してしまうのではなくて
この「あそび」であることを表現した家具と建築の間のような装置をつくることが今回の目標だ。
プログラム
●第1回:2017年12月2日(土) 13:00-19:00、3日(日) 10:00-18:00 終了済
ゲスト講師:西尾健史(DAYS.)
CRAZY KIOSK, Exhibition Site, 2015
レポート:http://kiito.jp/news/report/2017/12/15/18755/
※本ワークショップのフライヤーで、西尾氏の氏名の表記に誤りがありました(誤:西尾健志/正:西尾健史)。お詫びして訂正いたします。
レポート:http://kiito.jp/news/report/2018/02/05/18887/
レポート:http://kiito.jp/news/report/2018/03/08/18986/
DAYS.
http://on-days.com
桑沢デザイン研究所卒業後、設計事務所を経て、「DAYS.」として独立。空間をベースに机と作業場を行き来しながら家具、インテリアのデザイン、及び自身での制作を行っている。
+ticは、鈴木知悠と鈴木陽一郎の2人によって構成される設計事務所。建築設計を中心に、ものづくり、まちづくりとプロジェクトベースに活動。現在は浜松市中心市街地にて、5つの場所を実験的に管理運営している…(続きを表示)
建築家。西山広志(1983年大阪生まれ)と奥平桂子(1983年神戸生まれ)による共同主宰。2009年、神戸芸術工科大学大学院修士課程を共に修了し、nishiyamahiroshiokudairakei…(続きを表示)
1983年生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程在籍。京都造形芸術大学および京都精華大学非常勤講師。2008年に建築的領域の可能性をリサーチするインディペンデントプロジェクト続きを表示)