10/4 Fri - 10/24 Thu
EXHIBITION
世界中から優れた防災活動を集め、全世界のクリエイター・市民・NPO・行政・企業が共有・連携・相互学習できるプラットフォームを創設していくプロジェクト“EARTH MANUAL PROJECT”。
その最初の一歩として、日本の神戸や東北をはじめ、自然災害が多発しているインドネシア、タイ、フィリピンなどの地域や国々の「+クリエイティブ」な取り組みや活動を厳選し、その背景、プロセス、取組み側の姿勢、成果と課題を紹介する「EARTH MANUAL PROJECT 展」を開催いたいます。
会場では、その取り組みや活動を展示で紹介すると共に、ノウハウが書かれたマニュアル(紙面)を来場者は自由に取っていくことができ、展覧会を見終わった後には、オリジナルのマニュアル冊子に綴じ持ち帰ることができます。
会期中には前述の3ヵ国からクリエイター4人を招聘し、多彩な活動に関して詳しく内容を聴くレクチャーやトークイベントとともに、彼らの活動のノウハウを体得できるワークショップを開催します。
また併せて、楽しみながら防災の知識やスキルを学ぶプログラム、また神戸の料理人考案の炊き出しメニューを味わいながら非常時の「食」への備えや工夫への理解を深めるイベントなど、家族で参加し、実際に手に取り、聴き、学び、つくる、といった複合的な体験ができるプログラムも展開していきます。
<アドバイザリーボード>
イカプトラ/Ikaputra(建築家/ガジャマダ大学准教授[インドネシア])
大木聖子(慶應義塾大学環境情報学部准教授)
岡本欣也(コピーライター/オカキン)
佐野恵子(キュレーター/AXISギャラリー)
曽我部昌史(建築家/みかんぐみ/神奈川大学工学部教授)
寄藤文平(アートディレクター/文平銀座)
■「EARTH MANUAL PROJECT 展」開催リーフレットはこちら(PDF)
災害大国は、防災大国に、なれる。
自然災害が、ふえている。
そのことから目をそむけずに、
希望をもって、防災を考える人がふえています。
「EARTH MANUAL PROJECT」は、世界各地のすぐれた防災活動を集め、未来に活かすプロジェクト。
そこには、この問題と真摯に向き合う建築家やデザイナー、アーティストたちがいます。
彼らの自由な発想や、取り組む姿勢、ピュアな想いを、もっと世界中に伝えたい。
そのための最初の一歩が「EARTH MANUAL PROJECT展」です。
神戸や東北をはじめ、インドネシア、タイ、フィリピンなど、
災害多発国のクリエイティビティあふれる防災活動を紹介。
それは展示だけでなく、見る人それぞれが自分の防災マニュアルをつくっていくための展覧会。
海外のクリエイターから話を聞いたり、ノウハウを学べるワークショップも開催します。
防災の情報やアイデアを、国境を越えて共有し、連携し、
教えあうプロジェクトが、この秋、神戸から動き出します。
この星の防災は、想いを伝えあうことからはじまる。
<出展作品>
阪神・淡路大震災+クリエイティブタイムラインマッピングプロジェクト
/ 発起人:SPREAD、事務局:デザイン・クリエイティブセンター神戸
イザ!カエルキャラバン! / NPO法人プラス・アーツ
地震ITSUMOプロジェクト / 寄藤 文平、NPO法人プラス・アーツ
レッドベアサバイバルキャンプ / NPO法人プラス・アーツ
issue+design / 筧 裕介
Paper Partition System4 / 坂 茂
田野畑村テンポラリー・ブース / 古谷 誠章
FASTBOX / 久冨 敏明
OLIVE PROJECT / 太刀川 英輔
失われた街 模型復元プロジェクト / 槻橋 修
A Book for Our Future,311/中田 千彦
牡鹿半島支援活動/アーキエイド
OCICA/友廣 裕一、太刀川 英輔
EAST LOOP/髙津 玉枝、岩切 エミ
THAI THAI DAIJOBU! -日用品を活用した洪水対策術-/ウィパーウィー・クナーウィチャヤーノン[タイ]
Roo su Flood -アニメーションを活用した洪水対策知識の啓発プロジェクト-
/タワッチャイ・セーンタムチャイ、クリンクライ・ワチラタムポーン、
ノッタポン・ブーンプラコッブ、ワッタナー・ルジロサクン[タイ]
Design for Flood/タイ・クリエイティブ・デザインセンター[タイ]
FLOATING WOMBS -アートによる心のケア “heARTS(ヒアーツ)“-/アルマ・キント[フィリピン]
CLIMATE SCHOOL/ダキーラ[フィリピン]
The Filipino Spirits is Waterproof/アヤラ美術館[フィリピン]
手工芸による震災地域復興 -インドネシア・コタゲデ歴史地区-/イカプトラ[インドネシア]
地域で取り組む防災教育 -世界に飛び出す日本のイザ!カエルキャラバン!と防災福祉コミュニティモデル-
/イカプトラ[インドネシア]
コアハウス -拡張する震災後の住まい-/イカプトラ[インドネシア]
■10月5日(土)・6日(日) 11:00~15:00
世界のTAKIDASHIキッチン
■10月5日(土) 19:00~21:00
「ゲームで社会課題に挑む-Save The World With GAME-」
出演者|ラッティゴーン・ウッティゴーン(ゲームデザイナー/Club Creative代表[タイ])
■10月5日(土) 13:00~19:30 / 10月6日(日) 14:00~16:00
「アートによる心のケア“heARTS”(ヒアーツ)担い手養成ワークショップ」
講師|アルマ・キント(アーティスト[フィリピン])
■10月6日(日) 14:00~16:00
「アートで親子コミュニケーション ワークショップ」
講師|アルマ・キント(アーティスト[フィリピン])
■10月8日(火)~11日(金) 19:00~22:00 / 10月12日(土)~13日(日) 10:00~19:00
「遊びながら学ぶ地震ゲームを作るデザインワークショップ」
講師|ラッティゴーン・ウッティゴーン(ゲームデザイナー/Club Creative代表[タイ])
ゲスト|吉川肇子(慶応義塾大学商学部教授) ※10/12・13のみ
■10月11日(金) 19:00~21:30
レッツ!サバイバル!-「アイデアと工夫」というデザインで、生きろ世界。-
出演者|ウィパーウィー・クナーウィチャヤーノン(建築家/デザイナー/Design for Disasters代表[タイ])
太刀川 英輔(デザイナー/NOSIGNER代表)
■10月12日(土)・13日(日) 13:00~16:00
「レッツ!サバイバル ワークショップ」
出演|ウィパーウィー・クナーウィチャヤーノン、OLIVE PROJECT、京都造形芸術大学大学院 坂茂研究室、
早稲田大学理工学術院建築学科 古谷誠章研究室、神戸芸術工科大学基礎教育センター 久冨敏明研究室+学生有志
レッドベアサバイバルキャンプクラブ
■10月14日(月・祝) 13:00~16:00
「防災ゲーム大会」
▼コミュニティ・アーキテクト イカプトラ三夜連続レクチャー
[第一夜]
■10月16日(水) 19:00~21:30
住み続けながら拡張する復興住宅「コアハウス」
出演者|イカプトラ(建築家/ガジャマダ大学准教授[インドネシア])
曽我部 昌史(建築家/みかんぐみ/神奈川大学工学部教授)
[第二夜]
■10月17日(木) 19:00~21:30
クリエイターは復興期の被災地とどのように関わっていくべきか
出演者|イカプトラ
髙津 玉枝(起業家/株式会社福市代表取締役)
[第三夜]
■10月18日(金) 19:00~21:30
国境を越えて、BOSAIを地域に根付かせる試み~イザ!カエルキャラバンの事例から学ぶ~
出演者|イカプトラ
永田 宏和(企画プロデューサー/デザイン・クリエイティブセンター神戸副センター長/NPO法人プラス・アーツ理事長)
■10月19日(土)・20日(日) 13:00~16:00
「イザ!カエルキャラバン!in KIITO」
防災のプロやデザイナーたちがセレクトした、実用性・デザイン性に優れた防災グッズセレクトショップをオープンします。防災グッズだけではなく、東北・海外被災地支援アイテムや無印良品の「いつものもしも2013」キャンペーンの展示・販売を行います。
日 時 10月4日(金)~24日(木) 11:00~19:00 ※休館10月7日(月)、15日(火)、21日(月)
会 場 1F ギャラリーA
※「KOBEデザインの日」記念イベントの一環として実施します。また、「神戸ビエンナーレ2013」協賛事業です。