お知らせ・レポート

広報誌『KIITO NEWS LETTER vol.004』を発行しました。是非お手にとってご覧ください。下記のページからダウンロードもしていただけます。
http://kiito.jp/project/2013/05/15/159/

2013年12月19日(木)

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無印良品はコンセプト誕生から、自然と人とモノの関係を考え、商いを通じた社会貢献を目指してきました。消費社会へのアンチテーゼから生まれたブランドは、いかにしてその概念をビジネスとして実現させているのか。今回は、生活雑貨部長であり、自らアクティブに世界各地を飛び回っていらっしゃる鈴木啓さんに、創業当時の広告と最近の取り組みを例に、お話しいただきました。

1984年に「色のまんま」という広告を打ち出し、原毛そのままの色のセーターやカーディガンを販売した無印良品は、2012年、「人類は温暖化。」というメッセージともに、素材の色を活かす活動を再び始めましたこれは、。自由な染色が優位に働く市場の原理により、有色のアルパカが減っている現状に対する行動です。このように、くりかえし原点に立ち返り、未来を考えながら、もともと持っているコンセプトや価値観を、世の中の流れに合わせて発信し続けています。

そのほか、世界の地域や人と協力する取組みをご紹介いただきました。
World MUJI(世界の地域や文化、才能から、新しい無印良品の可能性を見つけ出していく試み)、Found MUJI(文化のアイデンティティを希求し、地域に残るよいものを広めていこうとする取り組み)。ときにNPOや政府関係機関との連携しながら、フェア・トレード、テーブル・フォー・ツー、ピンクリボン、FUKU FUKUプロジェクト、大槌復興刺し子プロジェクトといった生産者や環境への配慮した取り組みも行っています。

いまや世界25ヶ国で店舗展開するグローバル企業は、これらを“Globalな視点でLocalなモノ・コトを見つめ、Universalに拡げる”活動と位置付け。ものの価値を知り、納得できる「ふつう」を提供し続けるブランドの価値観には、“Global”と“Local”、相対する言葉が矛盾なく存在します。

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→開催概要はこちら

MUJI+クリエイティブゼミ「Found MUJI 神戸」
世界中の地域から人々の知恵と工夫に磨かれた伝統と文化を見つけ出す「Found MUJI」の活動を神戸で行う試みです。もの、文化、歴史にまで視野を広げてリサーチすることで、神戸の新たな魅力を発見していきます。→詳細はこちら

2013年12月8日(日)

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パンを中心とした豊かな暮らしを提案する「パンデュース」のシェフ、米山雅彦さんのコーディネートで、神戸市北区にある弓削牧場を訪ね、見学や体験、レクチャーを通し学ぶ、ツアーを開催しました。天候も良く、牧場内の畑を見学し、搾乳機の仕組みや牛の生活など学びました。牛乳やチーズについて学び、ホエイ(乳清)やできたチーズを試食しました。最後には場長である弓削忠生氏と米山雅彦氏による牧場の抱える課題や循環型農業についてお話を伺いました。一連の体験、試食、レクチャーは、参加者にとってとても貴重な体験となりました。

牧場内見学
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見学では、場内で野菜やハーブを栽培している畑、ビニールハウス内も見学させていただき、たくさんの種類の野菜、ハーブに参加者は驚いていました。牛舎も案内していただき、牛の特徴や搾乳機の仕組みを興味津々に聞いていました。


チーズづくり体験
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牛乳やチーズについてのお話を聞きながら、チーズづくり体験を行いました。牛乳が2層に分かれており、上に溜まっている部分が生クリームです。ボールに入った牛乳に、乳酸菌と酵素を入れ、かきまぜ少し待っていると、だんだん牛乳が固まります。豆腐のような感触で、その後ヘラを使って約1㎝に切り目を入れてかきまぜ、ざるで濾すと、固形分と水分に分かれます。この水分がホエイ(乳清)で、乳液などの原点です。固形分がチーズで、鰹節とポン酢をかけ、試食しました。独特の触感と味に参加者は感激した様子でした。また、カマンベールのおいしい食べごろ、牛乳、チーズにまつわる知識を得ました。


昼食|ホエイシチュー

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昼食では、先ほど見学した畑で採れたたくさんの種類の野菜やハーブをつかったサラダ、そしてチーズづくり体験で学んだホエイを使った「ホエイシチュー」をいただきました。またデザートは、チーズをつかった4種のケーキから選びました。


弓削忠生×米山雅彦レクチャー

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現在、弓削牧場周辺の開発が進み、木々の隙間から工事の様子が見え、今後牧場はどうなってしまうのか、という参加者の疑問からはじまり、バイオマスや今後の農業、酪農についてお話しいただきました。

周辺開発
六甲山のほとんどは私有地となっており、開発の規制は困難です。ハイキングロードをつくる際に木を切るさえも簡単にできません。周辺の開発を止めることはできませんが、弓削牧場はずっとこのままです。牧場に来てくれるお客さんが、存続のとても大きな力になっています。

農村の宝物
農村は宝物がたくさんあります。今の農家の人々はその宝物を使いこなしていないように思えます。私たちは牛がいて、ミルクがあって、食べていくことができます。循環を考える際、牧場内で小さなエネルギー循環の仕組みができればいいのではないかと思い、牛糞からメタンガスを取り出すプラントを設置し、そのエネルギーを使って、温室の暖房に使っています。神戸市はバイオガスについて先進的な取り組みをしていますが、そのような大きな施設ではなく、牧場のサイズに合った小さなものが必要とされています。ちなみにバイオマスプラントでできたエネルギーを売電することで、年間約360万円の収入になり、とても大きな収入源になります。

上昇スパイラル
TPPに対抗するためにはどうしたらいいのか。北海道の牛乳がどんどん販売されることで、兵庫県の牛乳は売れなくなってしまいます。その理由が、北海道のものは1㎏70円に対して、兵庫県のものは1㎏100円、30円の差があります。高いから売れない、という状況を改善するためには、乳量を増やすことが必要であると考えています。兵庫県の末端価格を下げることによって、消費量が増えれば、牛の頭数を増やし、乳量を増やさなければなりません。牛の頭数が増えれば、糞尿も増え、糞尿を堆肥としては売るだけでなく、バイオマスプラントなどで電気代を下げることができます。またメタン発酵消化液を液肥として農作物に利用することができると、そこからも収入になり、上昇のスパイラルが生まれます。

人間本来の感覚
これからは、消費者にとって野菜などを購入する際に3つの選択肢があります。露地栽培でつくったもの、水耕栽培でつくったもの、化学肥料でつくったもの。それぞれを理解したうえで選択し購入することが大切です。チーズについても今回の体験で、つくる過程を理解することで、買物へ行った際に、こういう食べ方をしたらいいなどを発想する感覚が必要だと思います。賞味期限で判断するというより、人間本来持っている五感を磨き上げることが重要だと思います。


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神戸料理フォーラム パンデュース米山雅彦シェフと行く体験ツアー 六甲・弓削牧場編
http://kiito.jp/schedule/event/article/6191/

下記イベント参加申込みの受付を開始いたしました。

神戸スタディーズ#3 垂直の空間性からみる神戸 ~大阪湾と播磨灘の水の文化を中心に~
詳しくはこちら

「幸福な家族は口福な食卓から」 簡単おいしい料理と味覚のレクチャー
詳しくはこちら

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2014年1月に開催する催事についてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

ダイアローグ・カフェは「濱口竜介 即興演技ワークショップ」のカリキュラムのひとつとして行われるワークショップ参加者による公開インタビューであり、市民に開かれた対話の場として月に1度、開催されます。

幅允孝(はば・よしたか)さんをゲストにお迎えします。ブックディレクターとして数々の本棚を作り「本」と「人」との出会いを作ってこられました。その過程で、幅さんが大事にしているのが「聞く」ということです。本を手に取る人に意見や感想を聞くこと。本や環境に耳を傾けること。様々な「聞く」ことを軸にお伺いします。

詳しくはこちら

2013.12.29 (日) - 2014.1.3 (金) は休館とさせていただきます。
1.4(土)より通常開館いたします。

2013年11月30日(土)

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ただいま絶賛・追リサーチ中につき、報告会を開きました。ゼミとしての開催は今回が最後。いよいよ編集作業に入ります。成果展示は3月からの予定、と少し先ですが、取材や準備の様子をKIITOのFacebookを中心にご報告していければと思いますので、こちらもお楽しみに。展示の詳細は、決まり次第WEBサイト等でお知らせします。

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ゼミでの活動をMUJI+クリエイティブスタジオで公開中。集めたアイテムや活動の記録をご覧いただけます。そのほか、今までに無印良品が世界中で見つけてきた「Found MUJI」のアイテムも併せて展示しています。
場所/1F MUJI+クリエイティブスタジオ  OPEN/木・金・土・日 11:00~19:00

Found MUJI 神戸
このゼミは、世界中の地域から人々の知恵と工夫に磨かれた伝統と文化を見つけ出す「Found MUJI」の活動を神戸で行う試みです。もの、文化、歴史にまで視野を広げてリサーチすることで、神戸の新たな魅力を発見していきます。→開催概要はこちら

デザイン・トークイベント Designersの03と04・05の申込み受付を開始しました。
詳細は以下をご覧ください。

Designers 03 岡崎 智弘

Designers 04・05 立花 文乃・松尾 加菜子

「キイトナイト」は、KIITOカフェを舞台に人々が気軽に集い、話す、交流の場です。
第3弾として、12月17日(火)19:30から、KIITOクリエイティブラボ入居のメディアアーティスト・田中健司さんをセレクターに迎え、映画部を開催します。
お気軽にご参加ください!

詳しくはこちら

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