お知らせ・レポート

2015年1月27日(火)

「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」(公園ゼミ)の第8回目を開催しました。今回は、最終発表前の最後のグループミーティングの回です。

前回までの間で、対象公園で公園管理を担当されている地域住民の方と、講師の永田がお話しする機会があったため、その報告を行いました。
定期的に開催するふれあい喫茶はとても人気/手芸品などが多く出品され人気のフリーマーケットスペースがある/地域で行なわれる活動(園芸講習会など)はあまり積極的な参加が見られず、同じ顔ぶれが参加することが多い/「手伝う」と言ってくれる人はいるが、「主体的に何かやりたい」という人は少ない/時間を取られたり、負担が大きくなりそうなことは敬遠される など、地域で行われている活動、そこに参加する層などについて、プラン推敲のヒントになりそうな地域の状況についても聞くことができました。

今回も、たっぷり時間をとってグループミーティングを行い、最後に、班ごとに進捗状況の発表をしました。

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【A班】
公園の段差を利用し、布で屋根状のものを作る。単なる屋根ではおもしろくないので、柱を立てて、ロープの張り方によっていろいろな屋根の形を作れるようにする。さらに、設定したグリッドを基準に、後から柱を増やせるようにすれば、遊具やベンチへの改造ができたりして、用途を増やし、表情を増やすことができるのでは。遊具のリニューアル事例なども参照して、時代のニーズに対応できるようなかたちで提案したい。
ソフト面は、既存の活動(ふれあい喫茶など)を屋根の下で楽しんでもらうことを想定している。柱やタープは、子どもに色を塗る・デザインするなどしてもらい、一緒に関わってもらう。
永田コメント:大きな屋根の下でどのようなアクティビティの可能性があるか、提案してあげないと、イメージしにくい部分もある。アクティビティのイメージが伝えられるようなプレゼンテーションにしてほしい。言葉以外の表現方法も考えると良い。

【B班】
「わざの交換」について事例を調べた。しっかりした「勉強」というより、技の見せあいっこのようなイメージで、ハードルを低くしてお互いに楽しめるようなものにしたい。ああ、なつかしいね、となるようなものにしたい。事例を参照しながら、対象公園ならではの「おとなの小学校」ができるようにしたい。
ハード面では、小学校の運動会で使われているような、おそらく今はあまり使われなくなっているであろうテントをうまくリノベーションして、時計台がある古い小学校のイメージを活かしたものを作る。近隣の学校と協力して、「おとなの学校」を子どもが作る、というのもおもしろい。それを象徴的なものにして、その中では、いわゆる学校で行われそうなアクティビティ(校歌を作る、書道、写真、けん玉)を行う。いきなり「教えて」ではハードルが高いので、シニアの「教えたい欲求」を上手く引き出せる場所にしたい。
永田コメント:地元へのヒアリングでは、「技」を引き出すのはかなり難しい印象があり、二段階(まず集まる場所を作る→誰かと話しているうちに、そんなことができるの?という会話が生まれる)が必要では。間をつなぐ人が必要なのかもしれない。そのあたりのリアリティの方が大事ではないかと感じている。「あぶり出すしかけ」のリアリティを考えてみては。

【C班】
前回、レンガを使って、何かを作る→作るプロセスを経ることが愛着につながり、管理を楽しめるのでは、という案になったので、活用例を考えた。モザイクアート(レンガに色を塗って、テーマに基づいた絵を作ってみる)やピザ釜など。ジャストアイディアだが、「足湯」は人が集まるのでは、「足湯」をみんなで組み上げる、そこで生まれる諸問題をみんなで解決することで、みんなの意識の中に公園が落ちてくるのでは、という話にもなった。考えていく中で、「参加意識」「健康」がテーマとして抽出された。テーマをどうハードに落とし込むかを考えている。
安易にまとめずに、粘って、深く掘り下げる部分は掘り下げたいと思っている。
永田コメント:掘り下げは大事だが、最終発表が来週に迫っているので、あまり振り出しに戻り過ぎずに、レンガで決めて考えるとよいと思う。「足湯」がまだわからない部分があるが、そこに必然性が出てくれば、良い方向性になっている。「健康」をテーマに設定するのは、対象公園の特性から考えると良いこと。いろいろな要素が出ているが、イメージを結べていないようなので、粘ってなんとかイメージを紡いでほしい。

【D班】
ピザをテーマにする、とはいえ、なかなか理解しづらいと思うので、まず、食べる楽しさ、作る楽しさを提案するイベントを開催したい。地域のピザ職人やパン屋さんを招いて、一緒に焼いて作る。立食スタイル。食器類は自分のものを作って食べる。
大事に考えているのは、このイベントが単発で終わってしまわないようにすること。継続的に開催して、人が集まって、公園ってこんなことができるんだ、自由に使っていいんだ、と意見を出してもらうきっかけにしたい。最終目標は、このイベントを通して、公園がみんなのリビングルームになること。ハードはあまりいじるつもりはなく、既存のものを利用して自由度を高くしてやっていきたい。
永田コメント:職人を呼んで、「派手にやったな。で?」という感じにはしたくない、という班の思いはわかる。地域では、やろうと思えばがんばれるけど、しんどいのは避けよう、という空気になりがちなので、「ちょっと」がんばったらできる、という程度の仕立てにして、地域に渡してあげるといいと思う。職人にも相談して、やり方を考えるといい。


次回はいよいよ最終発表です。対象公園の地域住民の方も講評ゲストにお招きして、プレゼンテーションをお聞きいただきます。



+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/10142/

2015年1月20日(火)

「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」(公園ゼミ)の第7回目を開催しました。先週の中間発表を受けてのグループミーティングの回です。

終了時間間際まで、たっぷり時間をとって班ごとのミーティングを行いました。
中間発表の講評を受けて、提示された問題点やヒントをもとに、議論を進めていき、最後の15分程度で、班ごとに進捗状況の発表をしました。

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【A班】
どのようなかたちの屋根にするか、どういう方向性で実現していくか、意見を出し合った。
地域をどう巻き込むか、それと屋根をどう絡めるかを話し合った。横浜の「寿公園」プロジェクトが事例としてあがった。
永田コメント:屋根は他の班のアイディア(学校、ピザ作り)を包み込める可能性もある。屋根の中でどういうアクティビティが行われるか、そこを考えて、そこを担保する屋根はどんなかたち?という考え方で進めてもいいのでは。

【B班】
大人の学校とはどんなところか?何があれば学校になるか、学びたくなるかを考えた。
地域の無形資源を掘り起こすため、一度地域住民にヒアリングしたい。
永田コメント:ヒアリングの必要が出てきたということは、プランにリアリティが出てきてるということ。リサーチを進めてほしい。

【C班】
コミュニティガーデン、管理を楽しく、というコンセプトを掲げたが、具体案が見出だせていない。そもそもコミュニティガーデンは地域から自発的に生まれるべきもので、外から提案するものではないのでは、という話にもなったので、いったん離れて、遊具に着目してみた。遊具にみんなで色を塗るとか、レンガのような可動性のある物体を公園に散らばせて、自由に組みたてて使えるようにする、などのアイディアが出た。
永田コメント:レンガの発想はいいと思う。すこしずつ組み立てられていって、何ができるかな、と見る方も楽しいものになりそう。レンガに限らず、新しい素材を使ってみるのはいい。

【D班】
ピザが中心のようになっているが、ピザはきっかけであって最終的にはリビングルームのような居心地のいい空間を作っていきたいというのが真意だった。ピザに捉われすぎて話が進まなかったので、いったんピザを白紙にして考え直したりした。
最初のアイディアのひとつ「菜園」(とそれに伴う行動、生まれるもの)が持っていた内容を見直すなど、ソフトやシステムについて詰めていきたい。
永田コメント:実は、地域のコミュニティが困っていることに答えてばかりでも、あまり効果がなかったりする。ピザがおもしろいのは、それぐらい強いものを持ってこないと、何も変わらないという可能性が高いから。ピザが来ることで、それまで絶対に来ることのなかった家族が公園に来ることも考えうる。たしかにピザでは、高齢者では手伝うことがない、となるかもしれないが、その場で、何か他の事ならできる、と逆に提案してもらえるかもしれない。別のものでももちろんいい。ただ、ある種の強度は要ると思う。みんなでやらないといけないダイナミックなものをつくって、見たことがないものが見たい、という好奇心を誘発するのも、コミュニティの新しい仕掛け方のひとつでもある。ピザに込められた良さも捨てることはないし、検証してみるとよいと思う。


次回のゼミも、引き続きグループミーティングとなります。その次は最終発表ですので、班ごとに、さらなる推敲を重ねてもらいます。



+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/10142/

2015年1月13日(火)

「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」(公園ゼミ)の第6回目を開催しました。今回は中間発表です。

各班5分の中で、用意したスライドを見せながら、対象地の公園リニューアル案を発表しました。
各班ごとのプレゼンテーションの後には、ゲストの神戸市建設局公園砂防部計画課・広脇課長、福田係長と、講師で副センター長の永田からの講評がありました。

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【A班】
「屋根のある公園」。
対象地の公園は、くつろげる場所がなく、普段あまり使われていない。→まずは人が集まる場所に変えよう!多世代がくつろげる、楽しめる場所に。
「屋根」を作ったら、みんなが公園に対して持っているふんわりとしたニーズが具体化していき、出来ること・やりたいことが増えていく。屋根からストーリーがはじまる。
今すでに地域で行われている活動(ふれあい喫茶、公園掃除、園芸講習会)が、公園でも実施できる可能性が生まれ、もっと楽しくなり、広がる。
屋根にペイントするなど、カスタマイズできるようにして、子どもの参加を誘導する。
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講評:
・アイディアはおもしろい。親子、お年寄りなどに特に良いと思う。
・居心地が良い場所を作ると、占有してしまう人が出てくるので、その問題は検討が必要。
・具体的にどういう人たちをどのように引っ張ってくるかのしかけをもう少し考察してほしい。ソフトとハードをどうつなげるかが今後の課題。
・プレゼンで使用している写真が魅力的じゃない。もう少し事例を探したほうがいい。建築家の庭で、仮設のタープを設置していたのが、とてもかっこよくて気持ちいい空間だった。常設か仮設かでもプランニングが変わってくる。

【B班】
「おとなの小学校」を作る。
現状の問題:世代間のコミュニケーションが少ない、地域の活動はあるが、入りにくい雰囲気がある。→地域住民が利用しやすい、もっとオープンな場所・大人がおもいっきり遊び、学び、楽しむ場所=おとなの小学校を作る。大人の「本気の背中」が子どもの学習につながるし、活動の場が公園になることで、世代間のコミュニケーションが生まれる。
地域が持っている力・無形資源を掘り起こして活用。団塊の世代のチームワークを活かし、既存団体やアクティブシニアに活躍してもらう。
多彩なプログラムを実施。例:「わざわざ交換会」「あなたの特技を教えてください」、日替わり○○教室、本気でバームクーヘンを作る/本気の園芸教室、本気で草引き
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講評:
・「おとなの」という視点がいい。全体をコーディネートする、地域の中心人物がいないというのがどの公園でもある問題。具体化には、それをどうするかの考察があるといい。青空教室みたいなものはよい。タープのような簡易なものでも実現できそう。
・ハードをどうするか、もう少し聞きたかった。現状のアイディアは、特に施設が要るものではないから、今の公園でも実現できてしまう。それでは今の公園の何が問題なのか、という考察がさらにあると、より深いものになると思う。
・そこに行きたくなる・学びたくなるしかけの新しい可能性を考えてみてほしい。学校や教室には、どういう要素があるか、そこと公園とのギャップ、公園に活かすのに必要な要素のスタディを進めて、煮詰めていってほしい。

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【C班】
「コミュニティガーデン+クリエイティブ」
身近な人にアンケートを取った結果、やはり緑・自然が公園の大切な要素にあがった。→「管理も利用も楽しめる自分の公園」を作る。
自分の庭みたいになれば、管理も利用も楽しく、関心が高まる。公園全体がガーデニングの場になるイメージ。収穫した作物でさまざまなイベントを企画・開催する。
例:たぬき村(東京)、はぐくみの庭(川崎市)
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講評:
・コミュニティガーデンは楽しい部分だけじゃなく、プロセスの中で、しんどい部分が絶対ある。しんどい部分をどう楽しく変えていくかのアイディアが必要。
・市民花壇でさえ、ものすごい労力が要る。規模感をもう少し現実的に考えて、はたして公園全体を花壇にするにはどれだけの労力がいるのかをイメージしてみてほしい。整理が必要だと思う。「管理を楽しく」という視点はとてもいいので、コンセプトを大事にしてほしい。神戸市でも管理の問題は日々、頭を悩ませている。コミュニティガーデンは神戸でも広がりを見せている。その中で、スケール感の話と、ガーデニングオンリーでほんとうに活性化が出来るのか、ごく一部のガーデニング好きが満足して終わるようなことにならないか、等、コミュニティガーデンで地域のみんなが楽しくなるような、もう一工夫を考えてほしい。
・公園ゼミでやるなら、コミュニティガーデンそのもののあり方の新しい提案が欲しい。コミュニティといってもとても深い。地域特性やバリエーションなど、よりリサーチしてみてほしい。ガーデニングに特化するのもいいが、偏り過ぎずにリサーチを進めて、対象地にふさわしいコミュニティのあり方を考えてみてほしい。

【D班】
「公園×リビングルーム(ピザが作れる公園)」。
街区公園=地域のコミュニケーションの場。日常的に利用できるものであるべき。自然と人が集まる場所=リビング。充実感は、「個人の楽しみ+他者との時間の共有」で生まれる。
→ピザを作ろう!
ピザに特化した野菜を育て、それを収穫して食べる。ハーブも育てて、収穫までの空き時間には、ハーブを使ってお茶も淹れられる。収穫は失敗する可能性もあるが、できなかったことも相談して乗り越える。
公園=「おいしいピザを作るために共につくる場」と考える。地域のコミュニケーション向上になる。
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講評:
・リビングルームという発想はおもしろい。里山管理などでは似た事例もある。それを公園でやる必要があるのか、公園の「空間としての使い方」のイメージをより練り込むといい。プランを空間に落とし込めていないから、サンプルを集めたりして、イメージを膨らませていくといい。
・きっかけとしてのピザはおもしろい。ピザならピザに特化して、ピザ釜をつくるとか、考えてみるのもいい。そのとき、地域について掘り下げるといい。どういった人たちを主体としてイメージするかは大事。
・プレゼン方法はもう少し整理すべき。

【総評】
・ソフト寄りのアイディアが多かった。それぞれ、キーになる部分があり、オリジナリティある提案だった。ソフトの方向性は今のままでいいと思うが、ゼミのテーマは「公園」だし、せっかく具体的な公園が設定されているので、最終的には空間に対しての提案を考えてみてほしい。
・最終的なプレゼン案にはリアリティはもちろん必要だが、みんな、公園をどうしたらよくできるか悩んでいる中で、なかなか打開策が見つからない。だから、もうちょっと振り切ってもいいと思う。情報収集のアンテナを張り巡らせて、サンプルをもっと集めて、企画を具体的に膨らませて、いい提案にしてほしい。考えたりリサーチすることは、一番わくわくする作業だと思う。時間はかかるが、うまく時間を使って、「空間のプランニング」に落とし込んでみてほしい。

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プレゼンテーション~講評の後は、広脇課長より、現在神戸市の公園管理に取り組む立場から、これまでの事例や抱えている悩みについて、短いレクチャーをしていただきました。

公園の機能には、「存在することで発揮できる機能」「利用することで発揮できる機能」がある。新しく一から作る公園(西神ニュータウンなど)の場合、設計では、公園に入れる機能(「休憩」「遊具」「運動」など)を考え、ゾーニングを行う→第1回計画で図面、パースを作成する→動線、ゾーニングの修正→最終計画図の作成→模型の制作 という流れを踏む。
震災復興後の公園づくりでは、ニュータウンのように更地にではなく、既存の市街地で公園を作ることになる。その場合、6,7回のワークショップを経て、住民の意見を聞きながら作る。ニュータウンと震災復興後の公園の作り方で、いちばん大きく違うのは、住民の意見を取り入れるかどうかとういうこと。

公園管理の原則は、「誰でもいつでも使える」「公園には建物を建てない」「勝手になくしてはいけない」「植栽による緑化をはかる」「安全でなければならない」「利用に支障があることはしない」。細かいように見えるが、解釈の幅がある。ケースに応じて柔軟に捉えることができる。

公園が抱える悩みは、遊具・施設の劣化による補修や、樹木の管理。公園がある地域の特性をよく見極めることが重要。遊具の補修をしたら、子どもがいないと思っていた地域に子どもがたくさん現れた、という事例もある。
公園は、自由に使えることが原則だが、地域のルールの中で使用しなければいけない(犬の放し飼い、ボール遊びなどにはルールが必要)。住民のコンセンサスをとることが重要。自由な発想があってもいいと思う。

公園は市民の財産であり、市民が正しく使い、活かす施設。人と自然の接点になる場所。これから公園をどうしていくべきかは行政でも大きな課題になっている。機能を特化させたものにするなど、行政でもさまざまな可能性が検討されている。


レクチャーの後に、次回以降の検討事項を各班で整理する時間を設けて、今回は終了です。
今回は、終了後に懇親会を開催しました。ゼミでは各班ごとでの話し合いが主ですが、懇親会で個々で情報交換し、親睦を深めました。

次回はグループミーティングの回です。中間発表で出てきた懸案事項を、ブラッシュアップしてもらいます。


+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/10142/

デザイン・クリエイティブセンター神戸、神戸市、issue+design実行委員会
との協働で行っている、「震災20年 神戸からのメッセージ発信」事業では、10月に開設した特設サイト(http://1995kobe20th.jp/)のトップページをリニューアルし、多くの市民の声を集約して生まれたロゴマークを公開します。

プレスリリースはこちら(PDF)

デザイン・クリエイティブセンター神戸と、神戸市企画調整局デザイン都市推進室が2015年2月14日、15日に開催するこどもデザイン・ワークショップについてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2015年1、2、3月に開催する催事についてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

2014年11月30日(日)

KIITO 1Fのカフェにて「ピクニック」をキーワードに、参加者のみなさんと、秋を彩る空間演出と共に「食」を楽しむ会を開催しました。
今回はお弁当の料理を、奈良の生駒を拠点に地元の新鮮野菜を使いできるだけ体に優しいごはんを提供しているMAHO-ROBAさん、空間は、ノスタルジックでロマンティックなスタイリングを得意とするスタイリストの村上きわこさんに用意いただきました。
五感で秋を感じる仕掛けをしつつ、個々にピクニックへのワクワクとドキドキを持って集まった人たちが、楽しく集う空間を演出しました。


まず、ワークショップにてお弁当箱に巻く帯を参加者それぞれでコラージュをしました。村上さんが用意したスタンプや木の実、マスキングテープや紐を使って秋やピクニックをキーワードに帯を作りました。


その間、会場となるカフェでは、MAHO-ROBAさんの手によりお弁当の準備を進められていました。
料理の並ぶテーブルが秋の味覚で彩られてゆきます。


帯が完成したあと、いよいよ会場に移動です。
会場は秋の植物や、カトラリーのシャンデリア、森をイメージした木々など、様々な装飾で彩られ、会場に踏み入れた参加者からは感嘆の声が上がりました。
入口には落ち葉が敷かれ、「落ち葉を踏みしめながら音と共に秋をお楽しみください」という村上さんの演出がありました。
会場を奥に進むとテーブルに3つの大きなお弁当箱があり、それを取り巻くように料理が華やかに盛りつけられています。
参加者が全員集まったところで料理についてMAHO-ROBAさんに説明いただきました。
メニューは

・人参と菊芋のポリポリサラダ
・水菜とりんごのレモンサラダ
・鹿尾菜とアボカドのマスタードマリネ
・生姜金平
・トマトと菊芋のペンネ
・里芋蒸し山椒酢味噌で
・ネギの玉子焼
・大豆ミートの唐揚げ
・鹿尾菜のハサミ揚げ
・冬キャベツの春巻き
・鮭の豆腐ハンバーグ
・梅玉コロッケ
・ほうれん草のコロッケ
・玄米おむすび
・炊き込みおむすび
・小松菜と黒豆のおむすび
・カリフラワーのポタージュ スパイシービーツの雫
・キャロブの豆腐ケーキ 柿とりんごのソース

と、たくさんの料理が用意されました。
説明いただく中で大きなお弁当箱のフタが開かれるごとにテーブルがより秋らしさを増してゆきました。


いよいよお弁当箱にそれぞれ料理を選んで詰めてゆきます。
参加者がそれぞれ食べたい料理を選び、詰め終わったあと先ほど作った帯を巻き、自分だけのお弁当の完成です。
みんなで「いただきます」を言い、食事をスタートしました。
素材の地の味を活かした料理なのでとてもシンプルな味付けですが、その分、食材自身が持つ美味しさがダイレクトに伝わるように調理してありました。参加者からは「地の味を活かしたお野菜の料理がたくさんあり、一品一品楽しみながら食べられてとても嬉しい。」と感想をいただきました。

食事が終わったところでMAHO-ROBAの室屋さんと村上きわこさんに今回の料理について、そして会場演出についてお話をうかがいました。


その後、デザートとお茶をいただきました。
最後にみんなで「ごちそうさま」を言い、ピクニックはお開きとなりました。


photo:伊藤かおり
Meets+DESIGN WONDER PICNIC  PICNIC IN THE ROOM.
開催概要はこちら



KIITOが年4回発行する情報誌「KIITO NEWSLETTER」の最新号Vol.8が完成しました。

今回は、大小さまざまな企画でKIITOと関わりのある、「パンデュース」シェフの米山雅彦さんと、建築家のNO ARCHITECTS(西山広志・奥平桂子)さんにご登場いただきました。「パンと建築の話」!と銘打っていますが、2組が「パン」「建築」に真剣に取り組むための「仕事のやりかたの話」が非常におもしろい号となりました。

KIITO内や、全国の文化施設・教育機関などに順次配布していきます。ぜひ手に取ってみてください。PDF版も下記リンクからご覧いただけます。


KIITO NEWSLETTER
バックナンバーを含めたPDF版はこちら

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