お知らせ・レポート



KIITOが年4回発行する情報誌「KIITO NEWSLETTER」の最新号Vol.15が完成しました。

今年3回目の開催となる「ちびっこうべ2016」を取り上げた今号では、「ちびっこうべの三大○○!」と題して、関係者13人に、印象に残ったできごとを振り返っていただきました。
イラストレーターのサタケシュンスケさんによる、まちの中に実際に登場していたアイテムのイラストも楽しいです。
また、誌面に掲載しきれなかった「三大○○」回答を、ちびっこうべ特設ウェブサイトに掲載していきます。ぜひ合わせてご覧ください。

KIITO内や、全国の文化施設・教育機関などに順次配布していきます。ぜひ手に取ってみてください。PDF版も下記リンクからご覧いただけます。


KIITO NEWSLETTER
バックナンバーを含めたPDF版はこちら

2016年12月10日(土)

「男・本気のパン教室」の成果発表として、カフェ「パンじぃのひるごぱん」を開催しました。会場は神戸市東灘区にある「カフェ・やすらぎ」。
当日は快晴。11時のオープン目指して、朝早くから準備をします。


「やるぞ!」の掛け声で一致団結した後、準備開始。
生地を捏ねる手にも力が入ります。この日用意するのは、長芋とハムと大葉のパン、ほうれん草とベーコンのパンを80個ずつ、計160個。一度にはできないので、何度も生地を捏ねなければいけません。最初からそんなに力を入れて大丈夫?
今回学んだパンは強い力で生地を捏ねなければいけないので、実は体力勝負。捏ねることに精一杯で、もうひとつ肝心の「発酵」がおろそかに。あわててスタッフが発酵具合をチェック。このあたり、今後の課題になりそうです。




あれよあれよという間に、気がついたら11時。もう既にお客さんが並んでいます!
あわててカフェ、オープン!
この日は地域の子どもたちも店員さんとしてお手伝いしてくれました。「いらっしゃいませ」のかわいい声が店内に響きます。
「カフェ・やすらぎ」の常連の方や、初めて訪れた親子連れなどで店内は常に満席。
その後もお客さんの波は途切れることなく、パンが間に合わず、一時「焼き待ち」の状態になることも…。嬉しい悲鳴ですが、コンスタントに焼き上げるのは、なかなかに難しいものです。


カフェも終盤に差し掛かったころ、今回の講師である「ケルン」の壷井シェフがパンを食べに来てくれました。壷井シェフ、パンじぃたちをとても心配していたのです。
さて、シェフの感想は?緊張の瞬間ですが、「おいしい!まるで自分が作ったのかと思うくらい(笑)」と大絶賛。
時に優しく、時に厳しく指導してくれた先生に褒められ、一安心。パンじぃたちにも笑顔がこぼれました。

閉店時間の14時を待たずに80食が完売しました。


パンじぃ日記より
「狭い場所での作業はやはりきついなあ」とぼやきつつ頑張る。」(Yさん)
「シェフの『合格!』の一言でホッとしたと同時に、パンじぃをやってて良かった!と心から思った」(Mさん)
「お客様に『おいしかった』の言葉を頂きうれしくもあり、何か課題となる事をお聞きできず残念。我々で改善点を探し、次回につなげたい」(Kさん)
「今後、如何に継続していくかと言う課題解決が要求されている。」(Yさん)

今後も東灘区のパンじぃは、この「カフェ・やすらぎ」を拠点として継続して活動していきます。月に一回程度、パンじぃがつくった焼き立てのパンを提供するカフェを開催する予定です。
どうぞこれからも、彼らの活動を暖かく見守ってください。



「男・本気のパン教室」開催概要はこちら
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2016年11月13日(日)
着物地を使い、自分だけのワンピースを仕立てる「大人の洋裁教室」第4回目。前回に引き続いて、今回もワンピースの完成に向けて縫製作業を進めます。しかし、みなさんご自宅でたくさん宿題をこなしてきた様子。ほとんどの方が、ワンピースのかたちが見えるまでに仕上げてきていました。

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そうなると、洋裁経験者の多いみなさんがこだわりたいのはクオリティ。袖回りを美しく見せるミシンの縫い方や、裾をあげるための手縫いの手法についてなど、参加者のみなさん同士での議論が行き交います。同じ趣味を持ち集まっているので、情報交換の貴重な場となっているようで、みなさんお互いの話についても盛んにメモを取られていました。

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また、今後完成したワンピースを着用するときのために、素材の扱い方について、見寺先生からお話をいただきました。参加者の方が素材に使用している古い着物は、シルクなのか、ポリエステルなのか、綿なのか?手触りだけではよくわからないため、洗濯やアイロンなど、手入れ方法で困ってしまうことが多いようです。

そこで、素材を調べるための「燃焼テスト」を教えていただきました。ライターの火に素材の一部をかざし、勢いよく燃え上がって細かな灰を残すものは綿か麻。溶けるように燃え、樹脂のように固くなった灰が残るのは、ポリエステルなどの合成繊維。ゆっくりと燃え、繊維が黒焦げになって縮れるのは絹か毛、など、簡単に素材を調べる方法を教えていただき、参加者のみなさんからは驚きの声が上がっていました。

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今回の参加者のみなさんは洋裁経験のある方ばかりでしたが、洋裁歴50年・身に着ける衣服は全てお手製のもの、というプロ並みの上級者から、自己流で服を作ってはきたけれど、正しい縫製の仕方は実は知らない…という方まで経験値はさまざまでした。
洋裁教室も第4回目となると、上級者の方とそうでない方の作業の進捗に差が出てくるので、経験豊富な方が先生役となって、作業を教えている様子も見られるようになってきました。

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また、普段からお手製のものを身に着けているので、毎回、お互いの作品を見て刺激をしあっているようです。「私も次はこんなのを作りたいわ!」「染にも挑戦したいのよ!」なんて、ワンピースの完成前から、もう次の作品のことを考えているようでした。

次回はいよいよ最終回です。

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2016年12月9日(金)

「男・本気のパン教室」5回目を開催しました。
今回が本番前の最後の練習となります。本番は翌日。

失敗しながら練習を重ねただけあって、手順もばっちり。生地を捏ねる手にも気合が入ります。



しかし、つくっている途中、何だか生地がいつもより柔らかい。捏ねても捏ねても、しっかりした生地になりません。
材料の量も手順も合っているはずなのに、原因はわからず。

焼きあがった生地を試食してみましたが、たしかに味はおいしいのですが、何だか生地がべたっとしていて、あと一歩、何かが足りないように思えます。
「明日の本番、大丈夫だろうか?」心配するスタッフをよそにメンバーは「おいしくできた!これは売れるよ!」といたって呑気。
実はとっても心配していた壷井シェフ、ピンチを聞きつけて急遽駆けつけてくれました。


結局、原因はお店の厨房でつくった時とは別の小麦粉を使っていたこと。同じ分量でも粉によって吸水率が異なるため、水分量を同じにしても、生地の固さが違ってしまうのです。さすがにメンバーだけでは気づけないことでした。
シェフからのアドバイスで、当日は水の量を10%程度減らしてつくることになりました。

トラブルも解決し、いよいよ明日(12/10)はカフェ本番。パンじぃたちが、初めてお客様にパンを提供します。

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2016年11月3日(日)

着物地を使い、自分だけのワンピースを仕立てる「大人の洋裁教室」第3回目。今日は、前回から引き続いて裁断作業を行い、ミシンでの縫製作業に入ります。

参加者のみなさんには、今回の『大人の洋裁教室』の裁断作業のために、新しい道具を購入してもらいました。『ローラーカッター』という、丸い円形の刃がついた洋裁作業用のカッター。裁ちばさみなどで裁断を行うことが多いかと思いますが、この道具を使うと、生地と型紙がずれにくく、少ない力できれいに裁断を進めることができるのだそう。
洋裁の経験が豊富な方が多い参加者のみなさんでしたが、この道具を使うのは初めてとのことで、はじめは慣れない様子でしたが、洋裁歴の長い方はそれだけ勘が備わっているようで、コツをつかむとすいすいとスムーズに裁断を進めていました。

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また、生地の端を処理する『ロックミシン』もみなさん「初めて!」とのこと。生地の端処理は、家庭用ミシンなどでもできるそうですが、こちらはやはりプロ仕様。仕上げの美しさが違います。さっそく真剣に購入を検討されている参加者の方もいました。

各パーツの準備が終わると、縫いあわせる作業に入ります。ミシンは皆さん手慣れたもので、講師のサポートもほとんど必要ない様子で進めていきます。中にはミシンがちょっと苦手…という方もいたのですが、学生のアシスタントスタッフが付き添い、楽しく会話をしながらリラックスして進めていました。縫製作業は、やはり時間がかかるので、緊張感のある時間が続きますが、集中力が途切れることはなく、作業を進めます。

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朝10:00~16:00までのワークショップなので、お昼休憩やおやつ休憩をはさむのですが、休憩中に話すことはやっぱり趣味の洋裁のお話。「ここの縫い針がおすすめよ!」と情報交換の時間です。また、今回のワークショップを経て、「もっと洋裁への興味が深まった!」とお話をいただき、「家族や友達に教える立場になってみたい!」「自分の地域でも、こうして同じ趣味で集まれる場をつくりたい。」という、意欲あふれるご意見もたくさんいただきました。

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次回も、完成に向けて引き続き縫製作業を進めます。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。

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2016年10月30日(日)

着物地を使って、自分だけのワンピースを仕立てる「大人の洋裁教室」第2回目。秋らしさが深まってきた今日も、着物地や洋裁道具などの大きな荷物を抱えて、参加者のみなさんがKIITOに集まりました。

着物地をほどき、洗濯をしてくるという先週の宿題をきっちり仕上げて、今日はいよいよ裁断作業に入ります。裾に向かってふんわり広がるAラインワンピースや、ストンとしたシルエットがスタイリッシュなストレートワンピースなど、着物の柄やつくりたいワンピースのイメージにあわせた型紙を選びます。

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裁断作業は、注意することはたくさん。まずは生地の「柄合わせ」です。
着物には、大胆な配置の華やかな柄物もあれば、規則性のある繊細で細かい柄のものもあります。ワンピースに仕立てたときに、その柄の使い方によってイメージが大きく変わるのだそう。大きな柄のものは、生地同士をはぎあわせた時に柄が途切れたりつぶれてしまったりしないようにという注意が必要ですし、細かくて規則性のあるものは、滑らかにその規則が流れるように生地をはぎあわせるのが大変です。

また、着物地はほどいた時の幅が最大で約37センチ。裾が大きく広がるフレアーなワンピースなどは、型紙に幅が必要になる為、生地の面積の使い方が難しくなるのだそう。
1枚の着物を使ってワンピースを作るとなると、生地の余裕はあまりありません。裁断を間違えると大変なので、みなさん集中して作業を進めます。

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生地の柄合わせでは、それぞれの個性が見られました。綿素材のモダンなテキスタイルの生地をパッチワークのようにはぎ合せる方や、わき身頃をシャツの生地とはぎ合せるという方も。柄の見え方も、縦に横と試行錯誤していました。

今回は、特別講師として、立体裁断という専門技術をメインに、洋裁のあらゆる技術を研究されている梶間先生をお招きして、裁断の仕方はもちろん、薄手の布を補強する『接着芯』の貼り方や、アイロンのかけ方など、より美しくワンピースを仕上げるための細やかなポイントを教わりました。
今回の参加者のみなさんは、洋裁経験の豊富な方が多かったのですが、実は自己流でやっていたことや、工程の中で飛ばしていた作業なども多かったよう。プロのテクニックを目の当たりにし、みなさんとても感心されていました。

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次回は縫製作業に入りますが、今日裁断を終えることができなかった方もたくさん。宿題が出た方もいたのですが、たくさんアドバイスをもらったので、自宅での作業も楽しんでできそう!と笑顔で帰られていました。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。


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2016年10月23日(日)

もう着なくなってしまった着物を使って、よそ行きのワンピースに仕立てるワークショップ「大人の洋裁教室」が始まりました。参加者は、47歳から77歳までの素敵な大人の女性のみなさん。洋裁の技術やファッションセンスに磨きをかけて、よりおしゃれな魅力的な大人の女性を目指します。

講師に、神戸芸術工科大学の見寺先生、助手の丹羽先生、フリーデザイナーの韓先生、アシスタントの正木先生をお招きしました。たくさんのサポートスタッフの皆様にもご協力をいただき、ワンピースの完成を目指します。
今回の教室のテーマは「着物」を素材に使うこと。素材が着物になると、制作の工程は通常の洋裁と大きく変わるといいます。
古い着物の洗い方からほどき方、そしてワンピースに仕立てたときに美しく見えるような柄合わせ、着物の素材に合わせた縫い上げ方など、その工程のすべてを、約一カ月間をかけて、全5回のワークショップの中で学んでいきます。

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第一回目となる今日は、まず初めに、講師の見寺先生より、見寺先生が長年研究テーマにされている「ユニバーサルファッション」について、レクチャーをいただきました。ユニバーサルファッションとは、シニアの方や障がいのある方など、さまざまな方の身体の状況にあわせた、着脱がしやすく、過ごしやすいファッションデザインのこと。見寺先生の提案するユニバーサルファッションは、その使いやすさや着心地だけではなく、見た目の美しさ、おしゃれさなどに徹底的にこだわっています。暮らしをより豊かに、楽しくするためのデザインを日々研究しながら、それによって、ファッションでシニアの健康寿命を延ばすことを目指し、活動をされているとのことでした。

次に、参加者のみなさんの自己紹介。使いたい着物にまつわる思い出や、どんな雰囲気のワンピースを作りたいか、そして完成したワンピースを着てどんなところに出かけたいかなど、そのイメージをふくらませながらお話をしました。

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午後には、着物の「ほどき方」を教わりました。丁寧に縫い合わせられている生地を、糸切バサミやリッパーを使い、一目一目ほどいていきます。することはたったこれだけなのですが、一枚の着物すべてをほどくのは、とても根気のいる作業。着物地を傷つけてしまわないよう、みなさん眉間にしわを寄せながら、指先に全神経を集中させているようでした。

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着物の「ほどき」は時間がかかるので、「洗濯」と一緒に次回までの宿題に。今度は、着物の洗い方を教わります。洗濯方法も、色の落ち方を均一にするためのテクニックや、においを落とすための作業など、注意点がたくさん。
「ほどき」とあわせてたくさんの宿題が出たため、参加者のみなさんのノートのページは、真っ黒になっていました。

最後に、みなさんお待ちかねのワンピースのパターン(洋服の型紙)決め。見寺先生には、約30着のワンピースをお持ちいただき、Aライン、ボックス型ライン、ストレートライン、プリンセスライン、フリーラインの5種類をサイズ別でご用意いただきました。サンプルを試着して鏡でチェックしながら、身体のラインに最も似合うものを探します。ああでもない、こうでもないと、互いにアドバイスを出し合う姿はキラキラとしていて、明るい表情がとても印象的でした。

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次回に向けて、意気込み十分といった雰囲気で、今日のワークショップは終了しました。
次は、今日決めた型紙を使って裁断作業に入ります。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。

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2016.12.29(木) - 2017.1.3(火)は休館とさせていただきます。
1.4(水)より通常開館いたします。

2016年12月2日(金)

「男・本気のパン教室」の4回目を開催しました。今回はケルン壷井豪シェフによる2回目のパン教室です。先週の自主練での疑問や間違いなどを確認しながら、本番に向け、手順やコツなどを細かく学びました。前回同様、ほうれん草とベーコン、長芋とハムと大葉、カレーの3種類のパンをつくりました。


はじめに材料の確認から行います。材料が足りない、何を入れたか分からないなどが起きないようにしっかりチェックします。まずは、液体のものから混ぜていきます。ぬるま湯に牛乳、オリーブオイル、塩を混ぜ合わせます。ボウルに1滴も材料が残らないようにかきだします。小麦粉とイーストは、袋の中で混ぜ合わせます。先ほどの液体と粉を合わせ、ボウル内で混ぜ、塊になったら、机に取り出し、力いっぱい捏ねていきます。両手を使ってテーブルに擦りつけるように行います。はじめは生地が手にベトベトとくっつきますが、捏ね続けていくと手から離れ、生地がきれいにまとまりつやが出てきます。体重をかけながら行うのでとても大変ですが、これまでで一番良い生地になりました。そして、チーズを生地に混ぜていきます。混ぜる際は、前回お店で学んだ手法で、生地の上に具材をのせ、半分に切り、切ったものを上に重ね、上から押さえ、またそれを半分に切り重ね…を20回ほど繰り返します。この方法だと、生地に負担をかけずに具材を混ぜ合わせることができます。


チーズの混ざった生地の1/3はほうれん草とベーコンを混ぜます。先ほどと同じように、半分に切っては重ねるを繰り返します。そして一次発酵に入ります。発酵中はみんなでシェフに質問タイムです。好きなパンを紹介したり、パン作りの工程の確認などをしました。一次発酵の終わった生地は、大きく膨らみ、壷井シェフも「前回よりもとてもいい状態です」と仰っていました。


発酵が完了したら、いよいよ成型です。チーズのみの生地の半分を25gの棒状に分け、長芋、大葉、ハムを重ねたものに生地を巻き付けます。今回は、前回の半分のサイズでつくりました。
前回非常に苦戦した、カレーを包む作業です。片手で生地を持ち、へらを使ってカレーを生地の中央にのせ、押し込みながら包んでいきます。力の加減やバランスが難しく、かなか包むことができません。これはかなりの特訓が必要そうです。なんとか包み終えたカレーパンの上部に軽く湿ったタオルで水を付け、その面にパン粉をつけます。ほうれん草とベーコンを入れた生地は、25gにカットするだけで成型終了です。生地にあまり触れすぎないことがおいしくつくるコツです、と壷井シェフ。


最終発酵を待ち、いよいよ焼成に入ります。オリーブオイルをしっかりと塗り、温めた窯へ投入し、約8分焼きます。だんだんいい香りが漂い、焼き目がついてきます。焼きあがったパンをテーブルに出し、再度オリーブオイルを塗って完成です。早速みんなで試食をします。今までの中で一番生地がふっくらと仕上がり、見た目もバッチリでした。味もみんな大満足で、家族に食べてもらうため、袋に入れて持ち帰りました。

次週はいよいよ本番です。前日の自主練習が最後の特訓になるので、そこでしっかり流れや役割を確認し、今日のような美味しいパンを提供できるよう頑張ります。
成果発表は、12/10(土)11:00-14:00に神戸市東灘区のカフェ・やすらぎで「パンじぃのおひるごぱん」と題して開催します。ぜひご参加ください。

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2016年11月25日(金)

「男・本気のパン教室」3回目を開催しました。

前回、ケルンの壷井シェフから初の指導を受けた6名のメンバーたち。今回はシェフ不在の中、自分たちだけで同じパンを作ってみます。
ケルンでは3種類のパンを教わりましたが、本番(12/10のカフェでのパン提供)を見据えて、今日は2種類に絞ります。長芋と大葉とハムのパン、ほうれん草とベーコンのパンの2種類です。

前回の後、何名かのメンバーがオリジナルのレシピを作成していました。イラスト入りで、綿密に手順が書かれています。


お店では材料も全て用意されていましたが、今日は材料を洗い、粉を計量するところから始めます。前回は一人ずつ作りましたが、今回は共同作業。「どうだったっけ?」とひとつひとつ手順を確認しながら進めていきます。


口を切った紙コップにお湯を張り、温度を保って発酵を待ちます。生地に触れてみて、発酵具合を確かめてみます。
生地に具材を巻く段になり、一度自宅で練習していたメンバーは、とっても鮮やかな手つき。それを見て皆、自主練習は大切、と実感。


自主練習と本番当日は、家庭用のオーブンを使用します。10分程焼いて様子を見ますが、お店の窯とは違い、オーブンの上段と下段で焼け具合に差が発生。下段のみ再度火を入れて調整します。

出来上がりを皆で試食。見た目はまずまずですが、さてお味は?シェフの手を離れ、自分たちで作ったパンに「うん、おいしい!上出来!」と自画自賛。


しかし食後、皆が雑談する中で、手順を失敗していたことに気付きます!
ほうれん草とベーコンのパンは、発酵させる前に生地に具材を混ぜ込むのですが、混ぜる前に生地を発酵させてしまいました。誰もミスに気づかず、皆愕然。何となくの思い込みは厳禁です。
新しいチャレンジに失敗はつきもの。次回、再びケルンで指導いただくので、今回失敗した部分や曖昧だった部分を確実にマスターし、本番に臨みたいものです。

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