お知らせ・レポート

デザイン・クリエイティブセンター神戸が、2017年4月に開催するイベントについてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

2017年3月4日(土)

オープンKIITO2017のイベントの一つとして、東京のフリーペーパー専門店・ONLY FREE PAPER(以下OFP)によるイベントを開催しました。

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OFPがセレクトした「今読んでほしいフリーペーパー50誌」を展示・配布する、フリーペーパーのお祭りです。今回で4回目の開催となりました。

OFPのウェブサイトに掲載されたレポートでは、50誌のリストや今年の選出への思いが記されています。


昨年は、50誌の展示・配布に加え、OFPのアーカイブから、過去5年間のベスト100を厳選し、解説付きで展示する、というプラスアルファ企画を行い、好評を得ましたが、今回は、トークイベントを開催しました。

テーマは「ローカルフリーペーパーの今、そしてその後」。ゲストに、KIITOクリエイティブラボ入居者で、編集者の竹内厚さんと、徳島県が発行するフリーペーパー『あおあお』の編集に携わるデザイナーの森香菜子さんをお迎えしました。OFPオーナー・松江健介さんも登壇者兼司会として参加しました。

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竹内さんは編集事務所・Re:Sに所属。オフィスはKIITOクリエイティブラボ内にあり、KIITO NEWSLETTERの編集はじめ、神戸アートビレッジセンター(KAVC)、danceBox(dB)、ロームシアター京都、京都造形芸術大学ULTRA FACTORYなど、京阪神の文化施設、企業が発行するフリーペーパーやそれに類するものに多数関わられています。ただし関わり方はさまざま。記事を作ることもあれば、アドバイスをする程度の場合もあり、発行する施設、企業とそれらが考える発行目的・制作方針によってずいぶん違うようです。KIITOは毎回デザイナーも中身も変えているが、KAVCは多数の事業コンテンツを紹介する比較的オーソドックスな構成、dBはデザインも取材も印刷・製本までスタッフがやっている、吉本興業の『おおらかべ新聞』では壁新聞という媒体の提案から。。。など、実例を見せながらご説明いただきました。

森さんは、タウン誌の編集経験があることから、編集、ライティングも行うグラフィックデザイナーです。『あおあお』制作チームでは編集に携わっているとのこと。『あおあお』は徳島県が発行するフリーペーパー。森さんを含め、3人のチームで制作。すだち、阿波踊り、徳島ラーメンといった、観光として打ち出している素材には触れずに、徳島の、生活レベルにある小さな文化を拾っていく、自分たちが住んでいるところの豊かさをじんわり伝えることをテーマに据えている。県の担当者はコンセプトやテーマにはすごく理解があり、取材に同行することもあるし、提案もあるとのこと。

竹内さん、松江さんからは、『あおあお』は、淡々と、が徹底していて、写真も良いし、テキストも説明じゃなくてストーリーになっている/良くも悪くも、ガイドとして落とさないようにしているし、特集のタイトルのつけ方がすごくいい、「夜がきた」「獲物がいる」など、県の広報誌とは思えない!などのコメントが。独自の姿勢に感心しつつも、フリーペーパーの効果というのは見えにくく、制作者と発行者の意向や思いがうまく結びつかない例は多くあるので、反応や、県との関係はどうなのかとお聞きすると、反応は、じわじわと、配布箇所が増えたり、県の担当者が感想を受け取ったり、参考にしたいという問い合わせをもらうことがあるとのこと。


効果については、雑誌は分かりやすく販売数が変わるが、フリーペーパーは投げっぱなしなところがあり、なかなか測りづらいものがあります。松江さんも、OFPを運営していてよく聞かれるのだそう。
竹内さんからは、配布部数などでは測れない側面についての言及がありました。
たとえばdBの『長田ルンバ』の場合、ダンス公演を行うだけではまちの人との接点があまり発生しないけれど、スタッフが取材のためにまちに出ていったり、ダンス公演時に配布して、来場者が観覧後にまちに立ち寄るきっかけになる、など、フリーペーパーを作ることで、まちとの接点を増やす、という、まちづくりに近い側面があるとのこと。
フリーペーパーを作る目的は主体ごとにそれぞれではあるが、特に施設や企業が作る場合は、作る過程が大事、という側面もあって、自前のメディアをタテに、取材に行けることもあります。お金を出して制作会社に丸投げしてしまうと効果しか見えなくなりがちだけれど、その行政、施設、企業の人間が、その看板を外して、普段いけないところに行ったり、いち食堂のおばちゃんや、会いたい人に話を聞けたり、好きなクリエイターと仕事をすることができるのです。

ちなみに『あおあお』は、制作チームの3人が見たもの、感じたものを取り上げる、という意識でやっているため、他の人を入れることはないとのこと。ずっと同じメンバーでやるからこそ出てくる面白さもあるものですが、『あおあお』はそれをあまり誌面に反映させず、おもしろい!すごい!といった主観的な感想を書かないようにしているそうです。押し付けずに、フラットに提供して、読者に判断してもらう、という姿勢。バランスが難しいけれど、今このやり方はすごく気に入っているとのこと。いわく、「ロードムービーを撮っている感覚」。

フリーペーパーの現状の話では、竹内さんから、今、おもしろいフリーペーパーの方が少ない、編集が下手なのでは、という指摘がありました。一見きれいに作っているものは多いが、見た目だけではなく、中身もどこかで聞いたような話になっていることが多々ある。上手さを勘違いしている部分があって、全部が上手でなくていい、どこで上手さ出すかが課題。テレビでも、まちに出るテレビ番組が多くて、コミュニケーション能力も見つけるセンスもある人気者がやたらに街に出ている。街の普通の人が面白い、というテーマだけだったら、突破できない。対抗する必要はないけれど、その中で、そこならでは、フリーペーパーならではのことを考えないと、スキマ産業みたいになるのでは。フリーペーパーは効果がはっきりしない分、あんまり文句を言われないで許される自由さがある。だから本当は面白いことができるはずなんだけど、許されることが甘えの方に走っていて、誰も何も言わないから、そのまま作り続けてしまう。だから、とりあえず「いいね!」しがちな空気は忘れて、面白くなかったらそう言っていくほうがいい!というのは、松江さんも同意するところでした。


ゲストのお二人は、活動の仕方もフリーペーパーへのかかわり方も大きく違いますが、ローカルメディアと言われるものの現場にいる方で、それぞれの活動内容や制作に際しての意識についてなど、興味深いお話ばかりでした。言語化することによって、フリーペーパーそれ自体を楽しむことから、一歩進んだ理解を深めることができました。その中に「その後」を考えるヒントがありそうです。


【オープンKIITO2017】ONLY FREE PAPER in KOBE
開催概要はこちら

2017年3月4日(土)

オープンKIITO 2017」に「男・本気のパン教室」1期メンバー・パンじぃが出店し、パン販売をしました。先月、東京での「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」に引き続いての活動です。前日から材料の買出し、仕込みを行いました。


メニューは新たに学んだポテトパンがベースのグリッシーニ2種「チョコレートのグリッシーニ」と「しらすとゴマのグリッシーニ」をつくりました。パンじぃがテレビに取り上げられたこともあり、お客さんの中には「パンじぃ」を知っている方もいらっしゃいました。


東京での経験も自信になり、準備からチームワークもバッチリで、順調に生地づくりが進み、時間通りにパンが焼きあがりました。販売時間前からお客さんが並ぶほどの人気ぶりでした。約60セットのパンはすべて時間内に販売が終了しました。
少しお疲れのパンじぃメンバーですが、購入できなかったお客さんに申し訳なかったと、次回はもっと数を作れるように頑張ろうとやる気十分でした。
今後もパンじぃの活動にぜひご注目ください。

「パンじぃ、オープンKIITOにやって来る」開催概要はこちら



KIITOが年4回発行する情報誌「KIITO NEWSLETTER」の最新号Vol.16が完成しました。

今回は2月に東京で開催した、「ワクワクする高齢社会の作り方」がテーマの「LIFE IS CREATIVE展」を特集。展覧会に関連して開催したワークショップ「男・本気のパン教室」 「大人の洋裁教室」に参加された6名の男女に、ワークショップのこと、高齢社会のことなど、ざっくばらんに語り合ってもらいました。
中扉には、イラストレーターのスケラッコさんに楽しいイラストを描いていただきました。

KIITO内や、全国の文化施設・教育機関などに順次配布していきます。ぜひ手に取ってみてください。PDF版も下記リンクからご覧いただけます。

KIITO NEWSLETTER
バックナンバーを含めたPDF版はこちら

デザイン・クリエイティブセンター神戸が、2017年3月に開催するイベントについてプレスリリースいたします。

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2017年2月17日(金)

「the nanugi 分かち合いのデザイン展」のオープニングセレモニーを開催しました。本展覧会は、神戸市と親善協力都市提携を結ぶ韓国大邱広域市にある大邱慶北デザインセンターで行われている、地域や企業との連携から廃材に新たな付加価値を生み出し、さらにその利益を地域雇用などへ還元する取り組み「the nanugi」の紹介を目的に開催しています。


セレモニーには韓国大邱広域市の權泳臻市長、大邱慶北デザインセンターの金勝燦院長、神戸市の久元喜造市長、デザイン・クリエイティブセンター神戸の芹沢高志センター長が出席。両市長は「この展示をきっかけに友好関係がますます活発になることを願っている」と述べられました。最後には展示会場の前でテープカットが行われ、内覧会がスタートしました。



会場には、「the nanugi」の商品にも使われている、廃素材を使った大きなインスタレーションがあります。周囲には商品を作る様子の写真、その奥には実際の商品を18種類展示しています。展示しているスリッパやカバン、財布などを配置し、全て、衣類やカバン、ブラインドなどの不用になった素材からつくられています。中央にはアップサイクル商品が生まれるきっかけとなったカラフルなスリッパ、その名も「チグハグ・ファッション・スリッパ」を展示。素材の状態から完成品まで、製造のプロセスの順を追って展示しています。


「the nanugi 分かち合いのデザイン展」はデザイン・クリエイティブセンター神戸2FギャラリーCにて3/5(日)まで開催しています。ぜひお越しください。


「the nanugi 分かち合いのデザイン展」開催概要はこちら

デザイン・クリエイティブセンター神戸が、2017年3月に開催するイベントについてプレスリリースいたします。

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下記の場所にて個人の方を対象にKOBE Free Wi-Fi(無料公衆無線LANサービス)をご利用いただけるようになりました。
どうぞお気軽にご利用ください。

1. 利用開始日
2017.3.1(水)9:00から

2. 設置場所
1F:+クリエイティブスタジオ、中庭南側ロビー、KIITOホール、ギャラリーA・B、カフェ
2F:生糸検査所ギャラリー、ライブラリ、ギャラリーC
3F:301、302、303会議室
※電波伝搬の状況により上記場所内であっても利用できない場合があります。
※レンタルスペースでのご利用は別途施設利用申請が必要です。

3. デザイン・クリエイティブセンター神戸公衆無線LANサービス利用規約について
必ず、利用規約をお読みになり、ご了承のうえ、ご利用ください。

デザイン・クリエイティブセンター神戸公衆無線LANサービス利用規約(2017.03.01制定)

ご利用の方法については、こちらをご覧ください。

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)事務局スタッフの募集について

このたび、デザイン・クリエイティブセンター神戸では企画事業部事務局スタッフ(企画事業スタッフ)の募集をいたします。
デザイン・クリエイティブセンター神戸のコンセプト、活動方針ならびに展開する事業を十分理解した上で、ご応募ください。


▋求める人材
1. 社会貢献に意欲を持ち、謙虚な気持ちを常に持ちながら業務を遂行できる方
2. 何事にも探究心を持ち、情熱を持って明るく業務に取り組める方
3. チームワークを重んじ、スタッフや外部の関係者と良好な関係・幅広いネットワークを構築できる方
4. デザインやアートの力を注入して社会課題を解決する「+クリエイティブ」の考え方に賛同し、共にプロジェクトを遂行していただける方
5. 資料作成、見積作成、打合せ調整など、基本的な業務の経験があり問題なく遂行できる方
6. 積極的にアイデアや改善案を提案し、実現に向けて動くことができる方

KIITO副センター長・永田宏和からのメッセージ


KIITOでは「+クリエイティブ」というコンセプトのもと、神戸の街を豊かにする活動を生み出し、展開しています。そしてこの成果の積み重ねが世界のお手本となり、世界に貢献できることを信じて活動しています。
企画から構成、そして運営と総合的に、且つ、精力的に仕事に取り組める方、高い志を持った仲間を求めています。
サポートではなく主体的に私たちの輪の中に入ってくれる方を熱望しています。



▋募集内容

1.職種
事務局スタッフ(企画事業担当)
[正社員(企画事業を担当する「(株)iop都市文化創造研究所」との社員契約となります)]

2.職務内容
イベント、ワークショップなどの企画・運営業務や社会的課題に関するコンサルティング業務、ならびにデザイン・クリエイティブセンター神戸の活動に関わる広報、庶務業務全般。

3.勤務地
デザイン・クリエイティブセンター神戸(事務局)
神戸市中央区小野浜町1番4号

4.募集期間
2017年3月16日(木)まで

5.採用予定人数
スタッフ 1名

6.勤務期間
2017年4月1日以降(応相談)~2018年3月末日[以後1年毎に双方合意の上、更新可]
※当該施設の指定管理期間は2020年3月31日までとなります。
※新規雇用より3ヶ月間は試用期間とし、アルバイト(給与は同一額)として契約とします。

7.勤務時間
10:30~19:30[休憩1時間、実労働時間8時間 ※残業有]
※事業実施状況により、上記勤務時間を調整する場合があります。

8.勤務日・休日
シフト制[4週8休制]
※土日祝日の勤務有
※年末・年始休暇有

9.給与
当社規定に基づき、年齢・職歴・能力などにより決定。
[正社員(スタッフ)]月給:19万円~

10.諸手当
通勤手当(実費額、上限あり)、賞与(会社業績により不支給の場合あり)

11.社会保険等
労働保険、社会保険完備

12.応募条件
①年齢 22歳~40歳くらいまで ※左記以上の年齢の方は要相談
②学歴 4年制大学卒業相当以上の方
③経験 下記の業務の経験のある方を優遇します
・ソーシャルビジネス、まちづくり、芸術・文化政策などのコンサルティング業務
・アート・デザイン系イベント、市民参加型ワークショップやキャンペーン、プロモーション、ブランディングなどの企画・運営業務
・イベント等に関する広報業務全般
④能力 上述の「求める人材」に合致する方
⑤Office系ソフトに加え、Illustrator等のデザイン系ソフトを使用できる方
⑥ビジネス英語レベルでメール、電話、対人交渉の業務遂行が可能な方(歓迎要件)

13.選考方法
書類選考後、面接によって決定します。

【応募書類】
①履歴書(写真添付)
②職務経歴書ならびに過去の仕事内容や実績がわかる資料
③志望動機書(1,000字以内、様式自由)

【面接】
書類選考通過者には面接の日程を連絡します(3月下旬から4月上旬・日程応相談)

14.応募方法
連絡先を必ず明記の上、応募書類を下記応募先まで、お送りください(メール可)。
選考結果等の連絡をメールにてお送りしますので、履歴書に必ずメールアドレスをご記入ください。
受付は2017年3月16日(木)19時までとします。
※郵送の場合は、封筒に「スタッフ応募」と記載してください。
※メールの場合、件名を「スタッフ応募」としてください

15.応募先
デザイン・クリエイティブセンター神戸(採用担当)
〒651-0082 神戸市中央区小野浜町1番4号
TEL:078-325-2235 FAX:078-325-2230 MAIL:recruit@kiito.jp

※個人情報の取り扱いについて
氏名、住所など、採用のプロセスで収集させていただく個人情報は、今回の採用目的にのみ利用します。
また、応募者の同意なしに第三者に提供・開示および委託することはありません。
※応募書類は原則として返却致しません。

2017年度実施予定のプロジェクト(一部)
下記のような事業を中心に、企画から運営までの全般をご担当いただきます。

「+クリエイティブ国際展覧会(仮)」
様々な社会課題を解決する「+クリエイティブ」なアイデアを国内外から集めて展示。デザイナーやクリエイターを招いて講演やシンポジウム、ワークショップを開催し、示唆に富むアイデアを世界に向けて発信します(写真は2013年実施「EARTH MANUAL PROJECT」展)。


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「+クリエイティブゼミ」
社会課題に対して「+クリエイティブ」なアプローチで解決していく考え方や手法を、小グループのディスカッションを通してゼミ形式で学ぶ、人材育成プログラムです。


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「+クリエイティブレクチャー&ワークショップ」
現代社会の様々な問題に対して「+クリエイティブ」的な視点で活動を実践しているトップランナーを講師に招き、レクチャーや実践的に学ぶワークショップです。


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