お知らせ・レポート

2017年9月30日(土)~10月22日(日)

石塚まこ「ちいさな世界を辿ってみると」(KIITOアーティスト・イン・レジデンス2017 報告展)を開催しました。

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ストックホルムとパリを拠点にする作家が、2017年5-6月と9-10月に神戸を拠点にリサーチや行いました。その「成果」ではありませんが(※アーティスト・トークのレポートを参照)、期間中に行ったリサーチや、作家なりのKIITOの場所性・歴史の解釈などが織り込まれた「報告」としての展示です。

会場は、カフェの北側、中庭の北側、中庭南、と、固有の名前がなく、ふだん展示会場としては使われていない通路のような空間です。避難経路として空けていますが、利用者の動線には入らないので、ほぼ人が立ち入らない空間です。KIITOは、もともと生糸検査所として建てられた建物をリノベーションしているので、用途変更や改装の過程で、このような空間がいくつか生まれています。
それらの未活用空間が、展示ケースが置かれ、作品が配置されたことにより、見ごたえのある美術展の会場に変貌していました。展示什器も、生糸検査所時代の机やケースが用いられ、隣接するカフェとの親和性が高い展示になっていました。

左:《同じ青い空の下で Under the same blue sky (version 2016)》 2009- 、プロジェクト/ インスタレーション (写真、レーザープリントシール)、 《ルーツと異文化体験に関する思考のスケッチ》2017、オブジェクト/ インターベンション(世界各地の置物)、右:《同じ青い空の下で》(一部)

左:《星たちと月たちと太陽たちと(穏やかな世界) Stars, Moons and Suns (pacific world) 》2011/2016、インスタレーション(紙、オイルパステル)、右:《ポスト・カード プロジェクト Post-Card project》2007-、プロジェクト/ インスタレーション(ポストカード)

展示は、旧作から本展のために選ばれた数点と、「コレクティブ・アクト」の「おすそわけ」の資料(※同レポート参照)、本展で実現されなかったプランのスケッチ、作品のようなノート、随筆など、多岐にわたる内容で構成されていました。中庭南の窓に直接描かれたマインドマップのようなドローイングは、神戸でのリサーチが反映されている作品です。本展の展示設営期間中に描かれました。

右:《知恵とレシピのおすそわけ 『コレクティヴ・アクツ』『種の循環』『共生の儀式』『ゼロから』より》 2008-2014、プロジェクト(一部)

《ちいさな世界を辿ってみると》 2017、ドローイング/ インターベンション(マーカー)

本展は視覚的な作品展示以外にもさまざまな試みがなされていました。
会期中の週末に、KIITO CAFEとコラボレーションし、作家が友人から集めた世界各地の「おふくろの味」といえる煮込み料理を特別メニューとして提供しました。メニューはティガデゲナ、ムサカ、フェジョアーダ、バルシチ/ボルシチ。メニューを注文すると、そのメニューの解説や、レシピをくれた友人のこと、作家の随筆が書かれたカードがついてきます。


また、会場には、作家に代わって作品にまつわる物語を来場者に伝える「ストーリーテラー」が常駐し、来場者の都合に合わせた長さで作品の説明を行いました。ストーリーテラーの目印は、アフリカの布で作られたエプロンです。ストーリーテラーの橋渡しにより、「理解が深まった」と多くの来場者から好評を得ることができました。実験的な試みの多い本展でしたが、来場者一人一人に作品の物語や試みがもたらす気づきの種を届けることができたのではないかと思います。


写真:大島拓也(最後の2点を除く)

石塚まこ「ちいさな世界を辿ってみると」(KIITOアーティスト・イン・レジデンス2017 報告展) 開催概要

2017年10月21日(土)
「カレーライスを一から作る」先行上映+トークイベントを開催しました。

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元町映画館との連携企画として、「つながる食のデザイン展」の開催期間中に、同じ「食」を扱うドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」を映画館での上映に先駆けてKIITOにて上映、さらに関野吉晴さんと前田亜紀監督、同時期に展覧会を開催する石塚まこさんの三者でトークを行いました。

映画は、武蔵野美術大学で行われた関野さんのゼミを追いかけたもの。コメも野菜も香辛料も、タネを入手するところから初めて一から育て、肉も鳥を飼育して屠るところまでを行い、文字通りカレーライスを「一から」作っています。回を重ねるごとにゼミの参加者が減ったり、鳥がうまく育たなかったり、育てるうちに屠りたくないと言う学生があらわれたり、とさまざまな壁にぶつかるようすが映像に収められており、いのちとは、食べることとは、を考えさせられる映画です。

KIITOアーティスト・イン・レジデンス招聘作家として展覧会を開催中だった石塚さんも、奇しくも当初は「カレー」が神戸での制作・リサーチのキーワードとして挙げられており、また、作品や、制作過程でつづられるノートの中にも、ものごとの起源や来歴へのまなざしを感じられることから、トークに登壇いただくことになりました。

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トークは、前田監督に進行いただき、映画のテーマや撮影前後のエピソード、教育の現状など、さまざまな話題に及びました。

映画ではいのちの話が大きなテーマとして受け取れますが、本来、関野さんのゼミは、いのちが主題だったわけではなく、一からものを作るといろいろな気づきがある、ということがテーマなのだそうです。開催年によって作るものも違うし、参加する学生によって展開も変わってくる。映画になった2年目のゼミで、たまたま屠りたくない、という人が出てきたので、「いのちになっちゃった」のだそうです。
前田監督は、すべてを撮り終えたときに、すごく心に残っていたのが、関野さんの「植物にだって命はある」という、命に対する定義を考えさせられる言葉で、それを一番大事にするように作ることを考えたとのこと。

関野さんに言わせれば、植物も、口の中の微生物も命。ゼミの中で彼らが嬉々としてやっていた、稲刈りやウコン・しょうがの収穫も、それらを殺すことなのに、動物を屠るときだけ、悲壮な顔をする。ほんとうにいのちを奪いたくないと思うなら、抗生物質も飲めない。たくさんの死の上になりたっている社会に生きているのに、そこまで思いが至らない。生態系全体を考えるようにしたい、と。認識が新たになるお話でした。

ゼミの本来のテーマ「ものを一から作る」に関して、関野さんは、みんな一からものを作るということをやっていない、と指摘します。ゼミが開講されている美術大学でも、彫刻科は木の伐採をしたことはないし、テキスタイルやファッションの科でも桑や蚕は育てたことがない。なんでもいいからひとつ、調べるだけでも、それを作ることで何が起こっているか、誰が利益を得ているか、社会が見えてくる。「一から」の過程で学ぶことは本当にたくさんあり、それを経験することで自分の引き出しが増えるのです。関野さんは、この映画は小中学生に観てほしい、このゼミ自体、ほんとうは小中学生がやるものだとよく話すそうです。
しかしながら、現在の日本の教育現場では、センシティブな親も多く、なかなか難しいようです。
学生も、どんどんセンシティブになっているようです。10年前なら「生を全うさせたい」という学生は出てこないだろう、と。
それには、前田監督が、しみじみ思う、と言う、私たちのいま生きている「きれいな、クリーンな」社会-スーパーではお肉もパックに入って、その来歴も、元の状態もわからない、その状態から始まっていると思っている人もいるような、「包み隠されている」状況、も影響しているように思えます。


来場者から、ゼミの学生たちの食生活に変化はあったのか、という質問がありました。食べるものの原材料をよく見るようになったのだそうです。よく知らない材料があまりにも入っているので、とジュースを飲まなくなった学生や、売っている鶏が何を食べているか分からないから、鶏が食べられなくなった学生がいるそうです。
また、関野ゼミ生は、最初はもちろん美術を志して来ているけれど、卒業すると、だいたい第一次産業-日本を底から支える仕事をしていることが多い、というお話が印象的でした。

映画上映は全国で続き、また小学生向けに書籍化もされています。ぜひ合わせてご覧ください。


『カレーライスを一から作る』先行上映+トークイベント(元町映画館 連携企画) 開催概要
『カレーライスを一から作る』 公式サイト
「つながる食のデザイン展」 開催概要
石塚まこ「ちいさな世界を辿ってみると」(KIITOアーティスト・イン・レジデンス2017 報告展) 開催概要

2017年9月29日(金)

KIITOアーティスト・イン・レジデンス招聘作家の石塚まこさんの展覧会「ちいさな世界を辿ってみると」のオープンに先駆けて、アーティスト・トークおよびオープニング・パーティを開催しました。

芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)が聞き手を務めたアーティスト・トークでは、石塚さんがどのように作品を構想しているのか、今回の展示についてなどをお話しいただきました。
以下、トーク内容を大まかにまとめました。
※まとめるために、話された言葉そのままを使っていない部分もあります。予めご了承ください。

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作品の3つの方向性
作品は大まかにいうと3つの方向に分類できる。
1.視覚美術。ドローイング、写真、ビデオや、目に見えるものを空間の中に配置するインスタレーションなど。
2.社会プロジェクト。2003年から住んだスウェーデンの社会に対する印象が、制作の発端のひとつといえる。スウェーデンは、社会福祉の充実などで知られるように、政府がしっかりシステムを作っているので、人と人がつながっていなくても生きられる社会。いいかえればシステムが支配的な社会で、人と人との距離がすごくあり、寂しく感じられた。それで、社会に対しての疑問を投げかけつつ、人と人をつなぐようなプロジェクトにつながっていった。
「コレクティブアクト」は、あるテーマのもとに、特定の人を集めて、討論してもらうというシリーズ。討論の場には食事が介在し、食をソーシャルメディアとして用いている。自由参加ではない。たとえば、2010年にスウェーデンを代表してブラジルに派遣されることになったとき、何を代表するかが分からなかったので、「サウナについて語って」「水のあると都市してのストックホルムを語って」といった、スウェーデンについてメディアのインタビューを受けたことがあるスウェーデン人を8人集めて、自分がスウェーデンについて語る時に、主題を選べるのであれば、どのように対外的にスウェーデンを見せたいか。どのようなステレオタイプに困惑するか。自分の中での思いを投げかけて、討論してもらった。
3.随筆。始まりは、2015年のアーティストブック『Collecting Distances』の出版。1996年からつけているスケッチブックのようなものや、制作の過程で使った画像など、作品の背景だけを集め、作品にまつわる小話のようなものを書いて収録した。テキストは英語という自分にとって自信のない言語で書いたが、多くの反響があった。2016年のアーツ前橋での展示を機会に日本語にしたが、そのときは辞書を何度も引かないといけないような状態で、自分の母国語であり、自信があると思っていた日本語からいかに離れているのかが分かった。また、辞書を引くと、言葉の定義について発見があったり、ひとつの言葉でも三つくらい意味が出てきて、そこから想像が始まり、頭の中での旅が始まったりして、おもしろい作業だった。いまは、言語を別の言語に変換するプロセスのあいだに抜けていく/消えていく/出てくるものに興味を持っている。これは、自分の中では始まったばかりの制作方法。

KIITOでの活動
KIITOでは、リサーチや、人と交わったりすることに時間を費やしていった。また、もともとの地元が神戸だったので、自分が今までたどってきた道を振り返るような時間もあった。日本にいたときの自分と海外との距離について考える時間にもなった。

KIITO招へいの話があった当時は、その国の食文化にはないのに「国民食」と呼ばれているカレーに興味を持っていた。スウェーデンではケバブやピザが日常食べるものにはなっているが、国民食ではない。
カレーの材料の原産地は南米やアジアだったり、その伝播は大航海時代の人の移動によるものだったりする。カレー一皿を作るのにどれだけの国が関わっているのかと考えると、カレー一皿がものすごく遠くまでつながっているんだな、と、カレーを根っこに調べはじめて、寄り道や脱線をしながら、自由にリサーチを続け、いろいろなところに思いを馳せた。たとえば北野では、さまざまな宗教施設を見たり、友達の家から竹中大工道具館に行く途中に神戸市文書館を見つけたり。でも、寄り道と思ったところでも、意外とカレーから派生した考えとつながっていくこともあった。それが窓のドローイングにあらわれているかもしれない。

KIITOでは通常、滞在制作の「成果」発表が求められているが、今回はプロセスを見せるような展示でもあり、成果という言葉がそぐわず「報告」展とした。
美術展というと、作家本人が行かなくても展示ができるような、場所性がそぎ落とされた白い空間が用意されているイメージもあるが、KIITOは歴史や人の居た跡がすごく感じられる空間なので、人に会って話をするときのように、そこの歴史や空間とどう対話するか、を意識して展示を制作していった。

今回は初めて、展示の中で、社会プロジェクトを来場者と共有する方法を考えた。プロジェクトに参加できなかった、と惜しい感じになるよりは、違う角度からそのプロジェクトを見られるように、コンセプトや行ったことの報告もしつつ、そのプロジェクトの中で見つけたものや、教えてもらった知恵を「おすそわけ」として展示した。


オープニング・パーティ
トークの後はオープニング・パーティを行いました。
KIITO CAFEの大きなテーブル(生糸検査所時代に使用されていた家具)を全員で囲み、ティガデゲナをいただきました。ティガデゲナは、牛肉をピーナッツバターで煮込んだもので、西アフリカ発祥の料理。本展の構成要素の一つとして、会期中の週末にKIITO CAFEにて提供された、4種の世界各地の煮込み料理のうちのひとつです。作家の軌跡と物語に寄り添うこれらのメニューは、作家が友人たちから集めたレシピをもとに作られました。
テーブルを囲んだ後は、おのおの展示を見たり、会話を楽しんだり、なごやかな時間を過ごしました。

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石塚まこ アーティスト・トーク&オープニング・パーティ 開催概要
石塚まこ「ちいさな世界を辿ってみると」(KIITOアーティスト・イン・レジデンス2017 報告展) 開催概要

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2017年12月から開催する“こども店員”と“パンじぃ”による1日限定のオープンカフェ「ちびっこうべカフェ」の開催についてプレスリリースいたします。

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ちびっこうべカフェ

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2017年12月から開催する「セルフ・ビルド・ワークショップ 「あそび」のための「大きな家具/小さな建築」」についてプレスリリースいたします。

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セルフ・ビルド・ワークショップ 「あそび」のための「大きな家具/小さな建築」

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2017年11月に開催する「Designers15/デザインレポート02 海外でデザインを学ぶ」についてプレスリリースいたします。

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Designers 15 デザインレポート02:海外でデザインを学ぶ

台風21号の接近に伴い、本日開催している展覧会「つながる食のデザイン展 食べることから、はじまる」「石塚まこ「ちいさな世界を辿ってみると」」は、18:00で閉廊といたします。
ご理解いただきますよう、お願いいたします。

2017年10月13日(金)

「つながる食のデザイン展」での展示「不便から生まれるコミュニケーション」に関連して、トークイベントを開催しました。

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「不便から生まれるコミュニケーション」 撮影:片山俊樹

「不便から生まれるコミュニケーション」は、北野に店を構えるブーランジェリーサ・マーシュの店内を舞台に、Inconvenience(不便)=Communication(コミュニケーション)をキーワードに掲げ、売り場でのコミュニケーションのあり方を実験する様子を撮影した写真の展示した作品です。

サ・マーシュでは、販売スタッフがコミュニケーションをとり、今日おすすめや焼き立て、○○に合う…など、お客様が求めている商品を丁寧にヒアリングし、ご購入いただく仕組みになっています。店内にはお客様が使えるトレーとトングは無く、パンを勝手に選びお会計をすることはできません。一見手間がかかり不便にも見えますが、この仕組みがあることで、自分自身だけの選択では出会えなかった商品との出会いや、発見を生むことができます。

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今回の試みでは、このサ・マーシュの商品棚のパンを取り払い、コンビニ商品を並べました。コンビニの商品のパッケージには、商品のほとんどの情報が記載されていて、販売スタッフとのコミュニケーションの必要性がほとんどありません。それをあえてサ・マーシュの棚に並べ、販売スタッフが商品の説明をしているような演出をして撮影をすることで、便利さを求めるあまりにそぎ落とされてしまっているコミュニケーションの重要性や、そこに生まれる付加価値について思考するための実験を行いました。

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シェフの西川さんは、この日のトークのために、売り手と買い手のコミュニケーションを要する「面倒くさいパン」を用意してくださいました。パンを「むく」「取り出す」「包む」など、様々な工程をふまないと味わえないつくりのパン。西川さんの説明がないと、正しい食べ方はわかりません。コミュニケーションがあるからこそ、商品をより楽しめるということを参加者のみなさんと体験しました。

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展示の企画を担当いただいた今津さん、北川さんには、この展示で表現したいこと、また見た人に感じてもらいたいことについて、丁寧にお話をいただきました。最も重要なのは、「売り場でのコミュニケーション」についての価値観は人それぞれであるということ。当然コミュニケーションに必要性を感じない人もいます。お2人は、そんなそれぞれの価値観をリサーチしてみたいと、売り場でのコミュニケーションや、そこから得られる価値や知識について、参加者のみなさんとのディスカッションを提案しました。
それぞれにちがう「売り場でのコミュニケーション」の捉え方を共有することで、人の意見に納得してもしなくても、自分自身の実生活での消費の仕方に、何か変化をもたらすきっかけになったのではないかと思います。


つながる食の連続トーク「不便から生まれるコミュニケーショントーク」開催概要はこちら
つながる食のデザイン展開催概要はこちら

大丸神戸店6Fにオープンする「M BASE」を会場に、10月にKIITOと大丸で共同主催で開催する、KIITOの人気ワークショップ「神戸珈琲学」と「日本酒学」についてプレスリリースいたします。

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神戸珈琲学「五感で学ぶスペシャルティコーヒー」

日本酒学「蔵元が語る、日本酒造りと楽しみ方」



このたび、デザイン・クリエイティブセンター神戸が平成24年のセンターオープン時から2年に1度、開催している創造教育プログラム「CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ」が、「2017年度グッドデザイン賞」 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。

そしてさらに、「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されました。これは、2017年度の受賞デザインの中で、未来を切り開くデザインとして、特に優れていると選ばれた100件に贈られる賞になります。

今回の受賞では、クリエイターである大人と子どもがお互いの良さを出し合う共創体験を通じて、自分ひとりでは決してたどり着けない成果を目の当たりにすることで、子どもたちに創ることの奥深さまで体験できている点が高く評価されました。今後もKIITOでは、ちびっこうべをはじめとし、創造性を育むさまざまな活動に取り組んでまいります。


プレスリリースはこちら(PDF)


審査委員からの公開コメント
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子どもの創造を大人がサポートするだけではなく、クリエイターである大人と子どもがお互いの良さを出し合って未来の街づくりを行うことに力点が置かれている点が、他の取り組みとは一線を画する。インタージェネレーションによる共創体験を通じて自分一人では決してたどり着けない成果を目の当たりにすることで、子どもたちに創ることの奥深さまで体験させることができている。回を重ねることでさらに進化していって欲しい。
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>グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」

2017年11月1日(水)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」において、「ちびっこうべ」が本年度受賞デザインとして紹介され、11月2日(木)には、「グッドデザイン・ベスト100」の受賞プレゼンテーションを行います。
会期:2017年11月1日(水)~5日(日) 会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木) 
http://www.g-mark.org/gde/2017/


>ちびっこうべについて


ちびっこうべは、子どもの創造性を育むための学びの場。神戸を中心としたクリエイターたちと一緒に、子どもだけの夢のまちをつくるという体験を2012年から2年に1度、小学3年から中学3年までを対象に開催。
2016年の第3回までに1.7万人以上の子どもたちが参加。10月の4日間の夢のまちオープンまでに夏休みから約60回のワークショップを行い、毎回100名近いデザイナーや建築家、シェフといったクリエイターに協力いただいています。
http://kiito.jp/chibikkobe/



>グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。 
http://www.g-mark.org/


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