お知らせ・レポート

2014年11月25日(火)

「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」と題した、「公園」の新しいあり方を考えるゼミの第1回目を開催しました。

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はじめに、講師の副センター長・永田宏和から、KIITOの紹介、今回の「公園ゼミ」開催の経緯とテーマ設定、スケジュールの説明がありました。

これまでのゼミは、神戸市の部局や企業からの課題をテーマとして開講することが多かったのですが、今回は、講師が日頃抱えていた問題意識が発端となっています。
海外では自由に公園を楽しんでいる人たちを目にするが、国内では何か目的がある人しか行かないような場所になっている。公園はもっと自由に楽しめるのではないか、今の高齢者向け施設やサービスに対する疑問、高齢化するニュータウンの問題、などについて、多世代のゼミ参加者とともに考えていきたい、という思いが語られました。

次に、対象地にした神戸市内の公園についての説明をしました。今回のゼミでは、その公園に対するアクションプランを考えていきますが、ゴールは「新しい遊具を考える」「レイアウトを再考し、図面を提出する」といった限定したものではなく、「なんらかのリニューアル案を提出する」こと。ほかの公園や地域でもあてはめられるような、これからどのような公園があるべきか・必要か、といった根本的な考えを見出すことを重視していきます。

次に、参加するゼミ生から、自己紹介をしてもらいました。学生から社会人、大学の卒業制作で公園計画に取り組んだ、公園遊具メーカーに勤務している(していた)など、幅広い層の参加者が集まり、参加の動機では、このゼミに参加することによって自分の研究や仕事の参考にしたい、自分の住んでいる地域に貢献したい、など、みなさんそれぞれの立場から「公園」に高い関心を持っていることがうかがえました。

残りの時間で4班に分かれ、公園での思い出を出し合うなど、情報交換を行いました。

次回は、ゲストの長濱伸貴氏(E-DESIGN、神戸芸術工科大学環境・建築デザイン学科准教授、ランドスケープデザイナー)による、国内外の公園の先進事例についてのレクチャーを行います。



+クリエイティブゼミ vol.12 まちづくり編 「これからの公園のあり方について考える。 ~高齢化するニュータウンにおける公園を事例にして~」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/10142/

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2014年11月から開催する催事についてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

2014年9月23日(火)

珈琲にかかわる様々な方を講師として招き、珈琲を基礎から学び、愉しむための知識を身につける「神戸珈琲学」。第2回目の今回もマツモトコーヒーさんにご協力いただき、カッピング(珈琲におけるテイスティング)を通してコーヒーについて学ぶ講座を、ワークショップ形式で開催しました。




第2回目のテーマは「自分に合った珈琲の選び方を学ぶ」です。
第1回目では「スペシャルティコーヒー」について学びました。その中で、スペシャルティコーヒーとは栽培からカップに注がれるすべての工程で高い品質管理をされているものであることを学びました。珈琲は抽出の仕方や保存の仕方で大幅に味が変わってしまいます。例えば気になる珈琲に出会い、豆を購入して帰ったとしても自宅で適切な抽出ができなければ、せっかくの珈琲の魅力を打ち消してしまうことになります。自分にあった珈琲を選べるようになるための方法の一つとして、スペシャルティコーヒーの定義も踏まえながら、今回は抽出する段階で珈琲の味を阻害する様々な要因を挙げ、欠点のない味のものと飲み比べることで、適切な抽出について掘り下げて学びました。
まずはじめはカッピングの前に珈琲の飲み比べを行いました。珈琲は抽出したものを冷やし、アイス珈琲にしたものを用います。飲み比べには産地の異なる豆や、同じ豆でも浅煎り、中煎り、深煎りと焙煎の度合いを変えたもの、品種の異なるものなどを用意しました。どれがどんな豆なのかは伏せた状態での試飲です。飲み終えたあと一番好みだった珈琲を各自で選びました。
飲み終えたところで皆さんの好みをうかがうと「さわやかな酸味が好きなので。」という方や、「深煎りの苦い感じが一番珈琲らしくて好き。」という方など、それぞれ異なる意見が出ていました。
今回飲み比べた珈琲は

1.イルガチャフィG1浅煎り
2.マンデリン浅煎り
3.ニカラグアナチュラル浅煎り
4.ニカラグアナチュラル中煎り
5.ニカラグアナチュラル深煎り
6.ロブスタ

以上の6種類でした。
それぞれ個性のあるものを今回は用意し、大枠ではありますが自分の好む珈琲の味についてとらえてもらえる機会となりました。
それぞれの珈琲の特徴をお話いただいたあと、3のニカラグアナチュラル浅煎りの抽出失敗したものを体験してもらいました。適切な珈琲と比べて粉量が多く、メッシュ(挽目)が細かいものを用意しました。珈琲は豆から珈琲の成分が液体に移動したものです。その液体へ移行させる成分量を間違えると本来美味しく飲めるはずの珈琲も嫌な味を出してしまうという結果になってしまいます。




次はいよいよカッピングに移ります。
ここでのカッピングではすべて同じ豆を使います。
同じ豆を5つの方法で抽出したものを飲み比べます。

1.バランスのとれた味
2.粉量が少ないもの
3.粉量が多いもの
4.メッシュが粗いもの
5.メッシュが細かいもの

以上の5種類で、1を軸にしてそれぞれを飲み比べ、その差異を体験してもらいました。
粉量が少ないと後味が短くなり水っぽい印象に、逆に多くなると珈琲の成分が多く抽出されすぎて、後味が長く、イガイガした感覚が口に残りました。
メッシュが粗いとうまみが出ず、細かいと湯に触れる表面積が増え、うまみ以外の雑味が出やすくなってしまいます。
珈琲を抽出する際には適切な豆の量、適切なメッシュの粗さを調節することはとても大切であることを知ることが出来る場となりました。
次のカッピングでは抽出条件によるその他の欠点によって出る味について学びました。

1.欠点のない味
2.ミルの汚れによる味
3.低湯温での抽出
4.鮮度の落ちた豆

以上の4つを比べました。
それぞれ体験したあと、前回も同じ意見を話された方がいましたが「家で淹れて飲んでいる珈琲と同じ味がする・・・」といった声が上がっていました。
ミルは清掃を怠ってしまうと珈琲の油分などが刃の表面に残り、雑味となって出てしまい、珈琲を 飲んだ際の印象が暗く沈んだものになってしまいます。
酸味は低い湯温でも抽出することができますが、苦味は高い湯温でなければ抽出されません。そのため、少し前までは質の悪い珈琲でも深煎りにし、低い湯温で抽出することで苦味を弱め、雑味を隠していたようです。故に湯温については「○○℃でそそぐべき」といったことがうたわれた本や雑誌などが多くありました。ですが昨今では欠点の無い上質な豆を手に入れることは一般でも十分に可能になってきました。上質な豆は、自宅で淹れる際に、沸騰した湯を使用して問題ないと説明いただきました。
鮮度の落ちた豆は単純に味の成分が少なくなって行ってしまいます。折角新鮮な豆を手に入れても、鮮度を落としてしまうと本来の素晴らしい味を損なってしまいます。イメージしづらいことですが、珈琲もあくまで生鮮食品であることを体験する場となりました。




最後は鮮度について掘り下げたカッピングを行いました。
保存状態を豆のものと粉のもの、さらにそれぞれを焙煎後常温保存で2日経過したもの、2週間経過したもの、冷凍保存で2週間経過したものの計6種類を用意しました。

1.豆のまま常温保存 焙煎後2日経過
2.豆のまま常温保存 焙煎後2週間経過
3.豆のまま冷凍保存 焙煎後2週間経過
4.粉で常温保存 焙煎後2日経過
5.粉で常温保存 焙煎後2週間経過
6.粉で冷凍保存 焙煎後2週間経過

以上の珈琲で鮮度と保存状態による味の差異を体験します。
カッピングの用意をしながら「粉にすること」「そして冷凍で保存すること」 には様々な珈琲の味を落とすリスク があることを説明していただきました。粉の状態で豆を保存すると豆の状態と比べ、空気に触れる表面積がとても大きくなります。すると酸化を早めてしまい味が落ちてしまいます 。冷凍は買って持ち帰った段階での珈琲が酸化することを止めることができるので鮮度を保つことは可能です。しかしその分リスクがあり、例えば解凍した際に結露が出て珈琲の味を落としてしまったり、冷蔵庫の匂いが移ってしまう、といった問題が起きる可能性があります。
全員がカッピングし終えたあとの感想を聞いてみると「ここまでなら美味しい」と感じるラインにかなりばらつきがありました。この回についてはこれまでのどの回よりも答えがなく、豆屋さんによってもそれぞれ意見が異なる部分になってきます。そういった中でも鮮度や保存状態でどういった変化が起きるのかを知ることで自分の好む味を保つ方法を選択することを知る機会となりました。また、マツモトコーヒーさんはこういったことに神経を使うよりもせっかく美味しい珈琲なので1~2週間で飲めるだけ量の豆を購入し、新鮮なうちに飲むようにして欲しい、とお話されました。

以上で神戸珈琲学その2を終了しました。
終了後、マツモトコーヒーさんのご好意で希望者を募り、今回はそういった細やかな技術に注力せずとも家庭でもできる、美味しく珈琲を抽出する方法をレクチャーして頂きました。
ハンドドリップは細い湯でゆっくりと円を描くように、といったような高度な技術が求められているイメージがあるかと思います。もちろんそこにはきちんとしたノウハウがあり、そうすべき理由 がありますが、今回お教えいただいたのはそういった難しい事は全て抜きにして淹れる方法です。ドリッパーはペーパーの物を使用します。形状は円錐の物、台形の物、どちらでも構いません。ポットは細口の物を使用します。お湯は今回のお話にもあった通り、沸騰したものを使います。
ポイントはお湯の注ぎ方のみです。まず、豆全体にお湯を行き渡らせ、蒸らしを行います。お湯を全体にかけると、豆がゆっくり膨らみ始めます。これはガスが豆から発生するためです。この膨らみが止まり、へこみ始めた時がお湯を注ぎ出すタイミングです。膨らみがへこみ始めたところでもう一度全体にお湯をかけ、表面を崩します。あとは中心をめがけ、一定のペースでお湯を注ぎます。ドリッパー内で豆の高さを一定に保つことがポイントです。最後はドリップしきる前にカップからドリッパーを外すことで雑味がカップに落ちるのを防ぎます。こうする事でカッピングと同じ状態の珈琲をドリップできるのだそうです。
試飲の際、多くの方が「カッピングで味わったものと同じ味で出ている!」と話していました。




最後におみやげとしてニカラグア農園のシングルオリジンの豆と植えて育てることができるコーヒーノキの種をお渡しし解散となりました。

今回の神戸珈琲学もリラックスした雰囲気の中で行われ、参加者同士でも自分の好みの珈琲についてや、お気に入りのコーヒーショップを紹介し合うなど、珈琲についての意見交換が行われる場ともなりました。

今後も神戸珈琲学は様々な方面から珈琲についての知識を深める場を設けていく予定です。

神戸「食」プロジェクト 神戸珈琲学基礎編その2「自分にあった珈琲の選び方を学ぶ」
開催概要はこちら

2014年10月25日(土)

CREATIVE WORKSHOP ちびっこうべ2014の締めくくりとして、子どものまちを会場に、クロージングトーク&パーティを開催しました。




子どものまちが一晩だけの大人のまちとなり、ちびっこうべに関わっていただいた、クリエイター、サポーター、参加者のみなさんと一緒に、準備~本番までを振り返り、語り合いました。
パーティに彩りを添える華やかな料理の数々は、シェフチームに協力クリエイターとして参加していただいたお店と、ちびっこマルシェに参加いただいたお店からご提供いただきました。

ちびっこうべで子どもたちがつくる料理は子どものまちの中だけで提供されるので、協力クリエイターであるシェフの味を大人は味わうことができませんでした。なので「やっと味わえる!」と参加者からたくさんの喜びの声が出ていました。



米山さん 米山さんイメージ

ちびっこうべ2014のディレクターである副センター長の永田から、2012年開催の第1回目のちびっこうべでの経験を踏まえた総括のあと、7月からはじまったユメミセワークショップから子どものまちオープン期間の記録映像で、全体を振り返りました。

その後は、ユメミセ協力クリエイター3組に登壇いただき、ワークショップやまちオープン期間中の写真を見ながらシェフ・建築家・デザイナーそれぞれのチームから見た今回のちびっこうべについてお話しいただきました。

シェフチームの米山雅彦さんからは、
・もともとパンなのかパスタなのかなどの大枠のメニューは決めていたが、そこに子どもたちが考えてくれたアレンジや色み、盛り付け方などをどこまで取り入れるか、どうやって取り入れるかが一番悩んだところだった。
・1回目のワークショップでのメニュースケッチのときだけでなく、途中のワークショップの最中でも、子どもたちといろんな食べ物の組み合せを試食しながら、最終のメニューを決めていった。
・子どもたちがつくり方を学ぶだけではなく、同じパンの生地に塩を入れるか入れないかという一点だけの違いをつけ、それを味わってもらうことで、材料の選び方や組み合わせの大事さを学んでもらった。
・最終的には、ハンバーグこっぺ(ハンバーグ、レタス)、フルーツカスタードこっぺ(梨、カスタード)、やさいのこっぺぱん~カレー風味~(かぼちゃ、いんげん豆、さつまいも)の3種類をメニューとして提供。子どもたちがどんな食材が好きかなど自分としても発見が多かった。




吉本さん 吉本さんイメージ



和田さん 和田さんイメージ

建築家チームの吉本剛さん・上尾光繪さんからは、
・はじめての参加で、自分たちがアイデアを持ってそれを子どもたちに伝えることも考えたが、そうではなく、子どもたちからの意見やアイデアを整理しかたちにしていくお手伝いをすることに徹したことで結果的にみんなが満足するいい体験ができた。
・子どもたちの発想に驚かされることが何度もあり、クリエイターとしても教えるだけでなく学ぶことも多かったし、他のクリエイターと一緒にユメミセをつくっていくという関わり方がとても楽しかった。
・4回という短い期間でお店を建てるので、1回1回のプログラムとその間の時間をどう使うかを計画することが難しかった。
・どうしてもワークショップ以外での子どもがいない間の準備も必要だったので、その1回と1回の間に何があったかもしっかりと子どもたちに伝えられる工夫ができればよかった。

デザイナーチームの和田武大さんからは、
・ワークショップの最後には、参加した子どもたちが単なるお絵かきではなく、お店として何を伝えたいかを考えながらデザインをしてくれるようになったことがとてもうれしかった。
・第1回目のロゴを考えるワークショップが始まる前に、普段目にするお店のロゴなどを集めてきてもらう事前学習をしたことがとてもいい方向に働いた。
・建築家チームとデザイナーチームが同じ日にワークショップを開催することでもっとスムーズに意見交換などができたのでは。
・2年に1回のちびっこうべの開催について、その間の年にどう子どもたちにちびっこうべを浸透させたり、さらに拡げていくプログラムを展開できるかが重要。
といったお話をしていただきました。




また、KIITOアーティスト・イン・レジデンスプログラムの一環として、ユメミセプログラムと同時に開催した、「ちびっこテーラー」について、美術家の西尾美也さんにも、
・ちびっこテーラーに参加した子どもたちが、縫製や色彩など服づくりの技術的なことを学ぶのではなく、「虫食い」や「パッチワーク」などのお題を与えて、それに対しての古着の服の組み合わせ方や意味付けなどの創造的な教育を重要視した。
・まちオープン期間に、ちびっこテーラーたちが他の子どもたちにオーダーをとって、その子に合う服を考え、そしてキート(ちびっこうべ内の通貨)をもらう、というまちの中でしっかりと機能していたのがとてもよかった。
・子どものまちのいろいろなお仕事のユニフォームを、事前に子どもたちやサポーター、そして、子どもの付き添いで来ていた保護者の方も一緒になってつくることができ、まちの中で使われている風景がよかった。
・(永田との話の中で、)次回のちびっこうべにもこの「ちびっこテーラー」という仕組みは何らかの形で継続できると、だんだんとまちに厚みができていくのでは。
というお話をしていただきました。

最後に今回のちびっこうべで子どものまちの更なる充実のために追加した、まちづくりプログラムについても子どものまちオープン当日に40ほどあったお仕事やイベントなどで、どんなことが起こっていたかをスタッフから紹介しました。



会場雰囲気 クリエイター

クロージングトーク&パーティでは、ちびっこうべに協力いただいたみなさんが集まり、うまくいったこと、苦労したことなどを話し合ったり、子どもたちからのお礼の手紙を受け取ったクリエイターが涙ぐむ場面があったりもしました。

また、イベント全体の振り返りの場であると共に、一緒の班になったクリエイター同士で新しい協働が生まれるなど、ちびっこうべでのクリエイターのネットワークを再確認し、新たなものがうまれるスタートの場にもなりました。


photo: 三ツ寺健亮

ちびっこうべ2014
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デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2014年12月に開催する催事についてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

2014年10月5日(日)
「ちびっこうべ2014」のちびっこうべまちづくりワークショップ ちびっこデザイナー「子どものまちの当日お仕事ブースの看板をつくる。」を開催しました。

プロのデザイナーに指導をしてもらいながら、何を、だれに、どう伝えれば伝わるのか、デザインの考え方を学び、翌週からオープンする子どものまちのお仕事ブースの看板をつくりました。

最初に3人ずつのグループに分かれ、子どものまちを歩き、まちに建っているお店やお仕事ブースの位置や看板の大きさを確認しました。
そして、文字の種類や大きさ、色やレイアウトの方法を学んだ後に、お店の看板の土台となる黄色いターポリンにあらかじめ準備したカッティングシートの文字を場所の名前や役割をしっかりと「伝える」ことを大事にしながらレイアウトを行いました。
最後にちびっこうべのキャラクターなどを印刷した紙にそれぞれのブースにあわせたアレンジを加えた装飾を貼りつけ、お仕事ブース看板が完成しました。

みんなでつくったまちのお仕事ブース看板は子どものまちオープンでお披露目です!!

photo: 三ツ寺健亮

ちびっこうべ まちづくりワークショップ
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2014年9月21日(日)
「ちびっこうべ2014」の夢のお店をつくるユメミセプログラム デザイナーチームワークショップ第3回目「ユメミセの看板づくり1」を開催しました。

第1回目、2回目のロゴづくりワークショップを振り返り、全体ワークショップ②でのシェフチーム、建築チームのみんなとの話しを各班で共有し、看板やメニュー表、チラシなどをつくるワークショップを行いました。次回の4回目が最後となるデザイナーチームのワークショップ、それに向け本日のゴールを確認し、早速各班作業を開始!!

前日に3回目のワークショップを開催し、完成間近の建築家チームが担当するお店の建物を見に行き、遠くから見てみたり近づいたりし、看板の位置や大きさを確認したり、お店の雰囲気をみたりしました。

デザイナーからのアドバイスをもらいながら、看板への下書きや当日の店員のユニフォームとなるキャラクターを用いたお揃いの帽子の作成など班ごとにそれぞれで制作物をつくっていきました。次回がデザイナーチームとしては最後のワークショップとなるため、看板やメニュー表、チラシやグッズの仕上げ方などを確認し、3回目のワークショップは終了となりました。

ワークショップ終了後には恒例のその日に撮影した映像をすぐに編集して振り返ることのできるリアルタイムドキュメンテーション上映と集合写真!!
そして最後には、子どもたちのワークショップ開催の隣の部屋で行っていた「パパママワークショップ」で出来上がった看板の土台や消しゴムハンコ、料理を彩るつまようじのフラッグなどの贈呈式を行い、ワークショップは終了となりました。

デザイナーチームの第4回目のワークショップ「ユメミセの看板をつくろう2」は9月27日(土)になります。
次回は、ユメミセの看板やお店の広報ツールなどの仕上げになります。みなさん、どうぞお楽しみに。

photo: 辻本しんこ

ちびっこうべ2014
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2014年9月25日(木)

KIITOラボの入居者同士や市民の方々の交流や情報交換の場、キイトナイト。
第6回目となる今回は、「“ありがとう”をかたちに」と題し、KIITOクリエイティブラボ306、株式会社ARIGATO-CHANの坂野雅(ばんのまさし)さんをゲストスピーカーに迎え開催しました。
生まれ育った神戸に再び戻ってきた時、神戸が持つ観光資源の豊富さに魅力を再発見したという坂野雅さん。神戸が持つ文化や歴史をさまざまなかたちで発信し、「I LOVE KOBE」と言える人を増やしていきたい、と想いを語っていただきました。

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神戸のシンボルと環境資源に恵まれた場所であるということを、内外に発信して、神戸の活性化を創出する事を目指して事業を展開。神戸ポートタワーの形にデザインされたボトルに、神戸産の布引の水をパッケージした商品の販売を行っています。

その他にも、神戸港での観光船を活用した新たなイベント企画のプロデュースや、全国30カ所・海外4カ所に展開するNPO法人「Green Bird」の神戸チームリーダーも務めておられ、神戸の繁華街を中心に月3回の定例清掃活動“ゴミ拾い遊び”も実施しています。また、学びから人の輪を産みだす市民大学プロジェクト「神戸モトマチ大学」の運営にも関わっておられます。
「くらし」が豊かな神戸。これからの「ワクワクする可能性」の伸びシロは無限大だと感じています!と力強く語る坂野さんのプレゼンは参加者の皆さんに熱く届いたと思われます。
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プレゼンの後、参加者も自己紹介をし、その後に質疑や談笑。
ラボ入居者同士、そして市民の方々ともの交流、情報交換&発信の拠点としての一歩を踏み出しました。

キイトナイトは今後も継続、どうぞお楽しみに!

2014年10月25日(土)、26日(日)

障がい福祉施設「社会福祉法人あまーち」の設計プロセスを振り返る展示に合わせて、プロセスを経て竣工した建物が起こす「これからの福祉」に関する座談会をKIITalkで開催しました。

TOUCH×WORKとは「TOUCH=触れる、つながる」と「WORK=働き、活かす」を掛け合せた造語で、「つながりをデザインする」という意味が込められています。

株式会社佐藤総合計画が取り組んだ障がい福祉施設「社会福祉法人あまーち」の設計のプロセス展示では、建築的な寸法体系の整っていない「障がい」というカテゴリーに対して、施設利用者を巻き込んだPDCAの展示を通して、「多様化する建築の果たし得る役割」について発信しました。

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4回構成の座談会では、「つながって暮らす」を共通テーマとし、作業所として活用されている自施設をレンタルスペースとして開放することで、地元参加型の福祉施設を目指す「社会福祉法人あまーち」を事例として、福祉(または弱者)が中心となって創り出す豊かな地元文化の在り方と、その実現に向けた具体的な問題解決の糸口を探りました。

第1話「発信力をデザインする」(10/25 13:00-14:30)
・加山 吉恵(社会福祉法人あまーち施設長)
・永田 宏和(デザイン・クリエイティブセンター神戸 副センター長)

第2話「ミクロとマクロのバリアデザイン」(10/25 15:30-17:00)
・田中 直人(島根大学大学院 総合理工学研究科 建築・生産設計工学領域 特任教授)
・松田 靖史(川村義肢株式会社、大阪大学大学院ビジネスエンジニアリング専攻 招へい准教授)

第3話 「働き方と遊び方」(10/26 13:00-14:30)
・岸田 ひろ実(株式会社ミライロ)
・廣富 純(株式会社佐藤総合計画)

第4話 「社会ストックとしての福祉」(10/26 15:30-17:00)
・吉兼 克彦(社会福祉法人あぜくら福祉会 総合施設長)
・土谷 貞雄(株式会社貞雄 代表)
・猪熊 純(成瀬・猪熊建築設計事務所 パートナー)

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座談最終話では「TOUCH×WORK」を福祉と地元をつなぐプラットフォームとして位置付けるなど、今後の活動の方向性に対する展望も示されました。
今後は、「TOUCH×WORK」を社会活動と位置付け、「建築」「福祉」「地元」の豊かな融合を模索していく中で、関係者が地元の物語や居場所を再発見していくという「できごと」と関わっていきたいとのことです。

KIITalk「TOUCH×WORK」」開催概要はこちら

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