お知らせ・レポート

2014年9月13日(土)



子どもたちとクリエイターがいっしょにつくる夢のまち「ちびっこうべ」。美術家の西尾美也さんを講師に迎え、10月の子どものまちオープンに向けて、服の仕立て屋さん「ちびっこテーラー」を養成するワークショップ第2回です。

 



スキル講座2:ユニフォーム(2)
前回ミシンの使い方をマスターしたので、次は服を一着作ってみます。「ちびっこうべ」のまちには、ちびっこテーラー以外にもたくさんの職業があり、子どもたちが仕事をする際に着る仕事着が「ユニフォーム」です。
ユニフォームは西尾さんが布の色と配置を決めていて、ビブスのように、表面と裏面の生地を作って縫い合わせることで完成するようにデザインされています。このデザイン画に沿って、古着を素材に使い、制作していきました。今日は途中まで。続きはまた次回です!

 


デザイン講座1:くふぅく
スキルをある程度習得してきたので、平行してデザイン講座も進めていきます。「くふぅく」とは、西尾さんが提唱している、服の新しいデザイン手法。「3本足の長ズボン」や「長すぎる袖のシャツ」など、日常生活では出会うことのない少し変わった服をデザインして、実際に作りました。

 


まずデザイン画を作成して、完成したら一人ずつ、西尾さんとの面談を行います。デザイン画を見ながら、具体的に実現するにはどうするかイメージを話し合ったうえで、実制作に入ります。


通常の服の役割をあえてずらすという思考の取っ掛かりを作ることで、ちびっこテーラーたちの想像力がふくらみ、次々とユニークなデザインが生まれました。完成したら、どんな服を作ったか、どんな点を工夫したかなどを発表し合います。共有も大事なワークのひとつです!

写真:大塚杏子、KIITOスタッフ
KIITOアーティスト・イン・レジデンス2014 西尾美也 ちびっこテーラーワークショップ
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2014年8月25日(月)

県庁前のフレンチレストラン「パトゥ(Patous)」で、山口義照シェフによる11班シェフチームのワークショップ1回目を行いました。メニューはかぼちゃのスープ、かぼちゃのパンケーキです。


かぼちゃのスープ、かぼちゃのパンケーキの作り方の基本的な流れを学びました。まずはタマネギをカットしました。子どもたちは包丁の扱いになれており、スムーズにできました。メインの材料であるかぼちゃは甘みが強くホクホクした触感と舌触りが滑らかな特徴を持っている北海道産のものを使用します。子どもたちはみんなでそのかぼちゃの皮をむき、小さいサイズにカットしました。とても固く力がいる作業で、大変でしたが、丁寧に行っていました。まずはタマネギを炒めます。その後カットしたカボチャと水を鍋に入れ、煮込みます。煮込んでいる途中には、丁寧にあくを取ります。


事前にご準備いただいた、かぼちゃのピューレを味見し、かぼちゃのパンケーキづくりに移ります。かぼちゃのピューレに、薄力粉、卵、牛乳、ベーキングパウダー、バター、塩を入れ、良く混ぜます。生地が完成したら、子どもたちは順番に直径5㎝程のパンケーキをフライパンで焼きました。それぞれが焼いたパンケーキ2枚重ね、その間にかぼちゃのピューレを挟みました。それを、泡立てたかぼちゃのスープの上にのせ完成です。最後にミントの香りをつけたミルクを泡立て、スープに飾りました。かぼちゃの甘さに子どもたちはおいしいととても満足げでした。
パンケーキの焼き具合や盛り付けなどの細かい所を、本番に向けてしっかり確認していきます。

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
https://www.youtube.com/watch?v=JOAWqHYtSUM
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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2014年8月23日(土)

北野の「サ・マーシュ」で、西川功晃シェフによる1班シェフチームのワークショップ1回目を行いました。メニューは「あんバタークリームサンド」です。


はじめにあんぱんの生地につぶあんと白あんの二種類を包む作業をしました。丸く伸ばされた生地の中央にあんをのせ、左右の生地をあんの上部まで引っ張りながら包んでいきます。子どもたちは生地が非常に柔らかくとても包みやすい様子でした。包んだあんぱんは約30分間発酵させます。その間に、ちょうど出来立てのバターロールを試食させてもらいながら、パンについて西川シェフからお話を聞きました。


事前に準備していただいた、あんぱんを横から途中までカットし、あんこの上に、クッキーバタークリーム、オレンジバタークリーム、ミックスフルーツバタークリームの3種類から好きなものを選びぬりました。そして完成したあんバタークリームサンドを早速試食しました。どのクリームもとても美味しかったようです。次回は他の種類のバタークリームも西川シェフが準備していただけるとのことです。本番ではどのバタークリームが良いのか、みんなで決めていきます。
最後に、先ほどあんを包んだあんぱんが完成したので、お家に持って帰り、自分の好きなクリームを挟んでみることにしました。

次回もあんぱんに合うバタークリームをみんなで確認し、クリームの量はどれくらいがいいのか、本番での作業の流れなどを確認します。

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
https://www.youtube.com/watch?v=7Cqb_DaIkLY
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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2014年8月29日(金)

元町の「パティスリーモンプリュ」で、林周平シェフによる2班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。

今回は、2班がユメミセで作るメニュー「ペ・ド・ノンヌ(揚げシュー菓子)のアイス添え」を、本番さながらに作ってみます。


今回は、前回と同じ鍋の他に、本番で使う想定をしている電気フライヤーも使用し、うまく揚げられるかを試しました。
フライヤーは鍋の部分がテフロン加工されているので、シュー生地がするっと油の中に落ちていき、ナイフで落とす必要がなさそうです。ただ、揚げ続けると油の温度が下がってくるので、揚がり具合をしっかり目で確かめる必要があります。
お皿に5本、アイスも添えて、見本ができあがりました。

次は揚がったシュー生地にまぶす粉砂糖のフレーバーの種類を検討しました。林シェフが、前回はなかった「いちご」のフレーバーを出してくれ、6種類の中から5種類に絞り込み、「1フレーバー1本ずつ計5本+アイス」で1皿とすることを決めました。


また、8/27の全体ワークショップでの話し合いで、お客さんが試食ができるようにしよう、という案が出たことを林シェフに伝え、試食用のサイズを検討し、作る練習をしました。シュー生地を絞り出すのは、小さくする方が難しいのだとか。試食用を作る方が、同じ大きさになりにくく、苦戦していました。

2班のお店でのワークショップは今回で終了です。難易度の高い揚げ菓子メニューの2班ですが、今回のシミュレーションを活かして、上手に調理してくれそうです。


ちびっこうべ2014
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2014年8月25日(月)

KIITO CAFEで、「パンデュース」「トースター」の米山雅彦シェフによる15班シェフチームのワークショップを行いました。

15班がユメミセで作るのは「コッペパンサンド」。今回は、生地作り~発酵~焼き上がりまでを通して体験し、パン作りの基本を学びます。
作るパンは、基本の材料で作るコッペパンと、そこから塩だけを材料から抜いたコッペパンの2種。塩がどれだけ味に重要なのかを体感する実験です。


パン作りの材料がテーブルの上に並びます。合わせて、パンのレシピも配られます。材料には、「小麦粉」ではなく「春よ恋」と銘柄が書かれていました。また、米山シェフは、乾燥した小麦の穂を持ってきてくださり、そこから粒を出し、胚芽の部分を取り、これが小麦粉になるんだよ、と見せてくれました。各地の小麦畑に出かけ、小麦粉の研究を重ねる米山シェフのチームならではの学びです。

牛乳を計量する、小麦粉と他の材料を混ぜてこねる、卵と牛乳を混ぜる、という一つ一つの作業を全員が体験します。子どもたちは、手にまとわりついてなかなかひとつにならず、こねることができない生地と格闘していました。
大きく変わるのは、バターを入れた後。生地でバターを包んでから細かく切って、混ぜていくと、はじめはぐちゃぐちゃべたべたとした感触ですが、こねていくうちに、バターが生地に混ざって、ひとつになり、手にもつきにくくなってきます。

丸くして、生地を休ませる間に、塩の入っていないパン生地を作ります。こちらは時間短縮のため、見学に来ていた15班デザイナーチームの担当・4S DESIGNの増井志洋さんも含めた、大人たちで行いました。

パン生地は、発酵して膨らんだ生地の空気を抜いて、再度丸め、また休ませます。
パン生地を休ませる時間には、コッペパンサンドに挟む具について話し合いました。予定ではハンバーグとあんバターの2種類でしたが、7班、13班と同様、あんこ好きの子どもは少数派。他にはどんな具が良いか、子どもたちに意見を出してもらいました。米山シェフは、出てきた意見を考慮してくれるようです。

生地を再度丸め、卵を刷毛で塗って仕上げて、オーブンに入れると、つやつやでまんまるのコッペパンがたくさんできました。試食をして味の違いを確かめました。塩なしパンは、不思議とおいしくありません。パン自体の塩気について、普段気にする人は少ないのではないかと思いますが、とても大事なものだったのですね。

2種類もの生地を、ショートカットもせず1回のワークショップで作るのは、なかなか忙しい作業でしたが、子どもたちにとっては、最初から最後まで実際に体験できる良い機会となりました。

次回のワークショップでは、コッペパンに挟む具の部分を作る練習をします。

photo: 辻本しんこ

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
https://www.youtube.com/watch?v=T1oz7HYf1bA
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2014年10月に開催する「KOBE デザインの日」記念イベントについてプレスリリースいたします。

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2014年9月7日(日)

新神戸の「トースター」で、米山雅彦シェフによる15班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。本番につくる3種類(ハンバーグサンド、野菜サンド、フルーツとカスタードのサンド)のコッペパンサンドの挟む具材やソースなどをみんなで決めました。


初めにフルーツとカスタードのサンドのカスタードクリームを作りました。。材料を混ぜながら、最初の状態から材料が混ざり、どのように変化していくのかを、子どもたちは順番に混ぜる作業を交代で行いながら確認しました。バニラビーンズは牛乳、生クリームに香りを移す役割があることなど素材についても説明を聞きました。カスタードクリームは最後にラップをし、冷やします。次にハンバーグを作りました。材料をしっかり混ぜ合わせ、1個分の重さを量り、パタパタと手でたたきながら空気を抜き、成型していきました。成型したハンバーグはフライパンで焼き、準備していただいたソースで煮込みます。


野菜のコッペパンサンドのソースをみんなで決めました。ヨーグルトをベースにしたソースに、ホウレンソウ、カレー粉、オレンジジュースを混ぜた3種類をつくりました。温野菜にそれぞれのソースをかけ、チーズをのせてオーブンで焼きます。それをコッペパンにはさみ完成です。ベースのソース(プレーン)を含め4種類をそれぞれ味見しました。一番人気はカレー味でした。そして、先ほど作ったカスタードクレームをりんごと梨につけ、味を確認しました。子どもたちは梨の方がカスタードクリームには合うようで、これをもう一つのメニュー候補として進めます。
最後に、みんなでつくった、ハンバーグサンド、野菜のサンド、梨とカスタードのサンドをそれぞれ食べ、メニューを確認し終了しました。本番ではたくさんお客さんに来てもらえるように、頑張りましょう!

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
http://youtu.be/zZSQmys_LJw
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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2014年8月20日(水)

北野の「良友酒家」で、「Liang You」の潘正良シェフによる12班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。

12班がユメミセで提供するメニューは、酢豚とご飯とスープがセットになった「酢豚ランチ」。今回は、スープの作り方を、潘正良シェフの父・潘国和シェフも加わったお二人から学びます。

スープは、「エノキと豆腐の卵とじスープ」になりました。鶏がらスープのあっさりした味付けで、潘シェフが酢豚とのバランスを考慮してくださった結果です。


豆腐はさいの目切り、エノキは豆腐と大きさを合わせて細かくします。中華鍋に、鶏がらスープ~エノキ、豆腐~溶き卵と入れていき、最後に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。とろみをつけるのは、いつまでも温かいままで食べられるようにという工夫だそうです。
あっという間にできました。

次に、甘酢あん活用の一例として、「豚とエビの甘酢あん」を作ってみせてもらいました。酢豚の中に、酢豚の豚肉と同様に揚げたエビを加えたような一品です。甘酢あんは、豚肉だけでなく、エビのほかにも白身魚などの魚介類にも合うし、冷麺などにも応用可能で、とても活用できる範囲が広いのです。

料理が揃ったところで、全員で試食しました。相性ばっちりで、とてもおいしい組み合わせでした。


1回目に酢豚のレシピをもらえたので、みんな自宅で作ってみたそうです。ワークショップで食べた味の再現は難しかったようで、塩辛くなってしまった、作るのにとても時間がかかってしまった、などの感想が出てきたので、潘シェフからアドバイスをいただきました。

12班のお店でのワークショップは今回で終了です。子どもたちの「酢豚ランチ」で、ユメミセのお客さんに、気持ちよくお腹を満たしてもらえるといいですね。

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
https://www.youtube.com/watch?v=77uJG0i3Txo
映像制作:神戸芸術工科大学


ちびっこうべ2014
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2014年8月30日(土)

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子どもたちとクリエイターがいっしょにつくる夢のまち「ちびっこうべ」。10月の子どものまちオープンに向けて、服の仕立て屋さん「ちびっこテーラー」を養成するワークショップを開始しました。子どもたちが仕事をする時に着る「ユニフォーム」(仕事着)や、おしゃれをするための「衣装」をつくる仕事です。ファッションや、装いとコミュニケーションの関係をテーマに作品を制作しつづけてきた、美術家の西尾美也さんを講師に迎え、全5回のワークショップを経て、テーラーになるためのスキルやデザインの発想を学んでいきます。

オリエンテーション:服の遊び方
第1回目のこの日は、まず自己紹介から始めました。参加者は、小学3年生から中学2年生まで総勢10名のちびっこテーラーのタマゴたち。今日着ている服で気に入っている点について自己紹介しました。
その後、講師の西尾さんがこれまで作ってきた作品について紹介がありました。ブランド「FORM ON WORDS」の展開についてや、それらの服を活用したファッションショーを開催したこと、アートバラエティ『アーホ!』へ出演されたときのVTR上映などを行いました。

 
スキル講座1:パッチワーク
まずはパッチワークの制作に取り掛かりました。ミシンのセッティングを行い、布を真っ直ぐ縫い合わせる練習です。素材はすべて古着。好きな服を選んで、型紙をあてチャコペンなどで型をとります。裁ちばさみで切り取り、縫い代が一定になるように気をつけながら、ミシンで直線に縫いつなげていきます。

 
スキル講座2:アップリケ
次に、アップリケを縫い付ける練習を行いました。飾りのない服を土台に選び、その上にアップリケを縫うことで新しい服に生まれ変わらせます。アップリケは、すでに服にプリントされている文字や絵を切り取って使う方法と、自分で好きな形の型紙を作り、オリジナルのアップリケを作る方法とがあります。
ちびっこテーラーたちは思い思いの素材を選び取り制作していきました。使う素材にこだわり、統一感を持たせたり、カーディガンまるごと一着をアップリケと解釈して縫い付けたり、ボタンやレースを素材として使った作品も。みんなの豊かな発想力と技術力には驚かされます。今後のさらなる成長がたのしみですね!

 
 

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10月12日(日)からは、子どものまちの中に、ちびっこテーラーが制作拠点とするちびっこテーラー工房が立ち上がり、彼女たちが服の受注生産を始める予定です。お楽しみに!

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2014 西尾美也 ちびっこテーラーワークショップ
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2014年8月5日(火)

北野の「百味処おんじき」で、馬頭正樹シェフによる4班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。

4班がユメミセで出すのは「サラダ巻」。前回は巻き方を練習し、酢めしのレシピを馬頭シェフから教わり、自宅での練習を宿題にしました。


まず、もう一度、馬頭シェフのお手本を見学します。
次は、何も指導しない状態で、一人ずつ、最初から最後まで巻いてもらいました。今日までの間、練習ができなかった子どもから、何回か練習した子どもまでさまざまでしたが、その成果が反映される結果となりました。やはりひたすら巻く練習を続けるのが大事なようです。


本番では3切れを一皿分とすることになりました。盛り付け方や、取り分け方を確認します。

また、ひとつずつ巻いてから切ると時間が掛かってしまうので、あらかじめまとめて巻いておく。また、あらかじめ切っておいてしまうと乾燥してしまうので、お客さんの入り具合を見て切るようにする、また、役割分担は、シーチキンを計量する人、巻く人、切る人、お客さんの応対をする人、に分ける、など、細かく段取りや役割分担を確認しました。

4班のお店でのワークショップは今回で終了です。子どもたちには、本番の10月まで引き続き練習に励んでもらい、お客さんにおいしいサラダ巻を提供してもらいましょう。

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