お知らせ・レポート

2016年12月9日(金)

「男・本気のパン教室」5回目を開催しました。
今回が本番前の最後の練習となります。本番は翌日。

失敗しながら練習を重ねただけあって、手順もばっちり。生地を捏ねる手にも気合が入ります。



しかし、つくっている途中、何だか生地がいつもより柔らかい。捏ねても捏ねても、しっかりした生地になりません。
材料の量も手順も合っているはずなのに、原因はわからず。

焼きあがった生地を試食してみましたが、たしかに味はおいしいのですが、何だか生地がべたっとしていて、あと一歩、何かが足りないように思えます。
「明日の本番、大丈夫だろうか?」心配するスタッフをよそにメンバーは「おいしくできた!これは売れるよ!」といたって呑気。
実はとっても心配していた壷井シェフ、ピンチを聞きつけて急遽駆けつけてくれました。


結局、原因はお店の厨房でつくった時とは別の小麦粉を使っていたこと。同じ分量でも粉によって吸水率が異なるため、水分量を同じにしても、生地の固さが違ってしまうのです。さすがにメンバーだけでは気づけないことでした。
シェフからのアドバイスで、当日は水の量を10%程度減らしてつくることになりました。

トラブルも解決し、いよいよ明日(12/10)はカフェ本番。パンじぃたちが、初めてお客様にパンを提供します。

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2016年10月14日(金)

ちびっこうべの子どものまちの中に作られた「てんぐバックスカフェ」を会場に、キュレーター/鳥取県立博物館主任学芸員の赤井あずみさんをお招きして、KIITOアーティスト・イン・レジデンス招聘作家の東方悠平さんのトークイベントを開催しました。



当日は、赤井さんの「ホスピテイル」のコンセプトとこれまでの活動紹介・これからの展望や、東方さんの、今回KIITOで行った子どもたちとのプロジェクトにつながる過去作品の紹介など、充実したお話しをお伺いできました。レポートでは、それらの活動紹介を踏まえた後半の対談部分の一部を紹介します。



役割からはみ出させる
東方:ホスピテイルは、アートに関係のない人たちが関わってくる状況がおもしろいと思います。また、本を読みに行ったり、庭いじりに行ったり、鑑賞する以外のレイヤーがたくさん開かれていますよね。こういう場所で、介入、出会い、関わりがあると、思ってもみないようなことが生まれるんじゃないかと思いました。

赤井:赤井:美術館のような場所では役割が分かれていて、なかなか線が超えられない。まちの中のプロジェクトは、フラットに人と出会えることがいいと思っています。
いくつかのレイヤーをつくることは、意識してやっているところです。それらが互いに浸透しあう場所になると面白いですよね。現代美術というとシャッターを閉じられてしまうのは、地方に限ったことではなくて、例えば東京で展覧会のオープニングパーティに行っても、けっきょく来る人がいつも一緒だったりする。誰に向けてやってるんだろう?と思ってしまう。それに比べたら、可能性があるのではないかと思います。

東方:美術館は、鑑賞者もお客さんとして行くから、鑑賞が能動的になりにくいという側面があると思います。役割が分割されていると、なかなかそこからはみ出てこない。自分のことや、その役割だけで忙しくていっぱいになってしまいますよね。

うっかり感
赤井:「うっかり感」って大事ですよね。仕組みづくりとはまた違いますが、うっかり出会って、はまっちゃうようなことが起こりやすい状況がプロジェクトの醍醐味ですし、それが可能となるコミュニティのサイズってあると思うんです。
ちびっこうべやユメミセは、仕組みがしっかりデザインされているようですが、てんぐバックスカフェは逆に、東方さんが一応仕組みを考えてはいるけど、どんどん変わっていくのが、すごくおもしろいなと思いました。その方が自然だし、実際の社会と近くて、自分で考えて変えていけるんだ、って気づいたりできますよね。

東方:子どもがダンスの練習に飽きてきた時に、ワークショップ会場に出しっぱなしだった道具を使って、「てんぐ銃」というのを勝手に作りだして。天狗の長い鼻が銃身に見立てられていて、先から玉が出るんです。本番ではそれを使ってイベントを勝手にやりだして、はじめに予定していたダンスショー以外のものが自然発生的に発展していきました。

赤井:子どもに対して、こういうことがやりたい、という思いは何かあるんですか?

東方:ナンセンスなルールを課して、一定の制限下から出てくる思いもよらない発想をさせたいという気持ちはあります。自由に何でもいいよって言われると、むしろどこかで見たり聞いたりしたものに寄ってしまうんですよね。あまりにナンセンス過ぎると無理やりやらせる体育会系の部活経験による気づきみたいなものに寄っていってしまうんですが。だから子どもが自発的に、なんだかわからないけど夢中になってしまう、やり込んでしまう、考えてしまう、みたいな状況を作り出したいと思っています。

赤井:子どもがどこまでわかっているかわからないですけど、ここまで13人が付き合ってくれているのがすごいですよね。
東方:自発的にと言うよりは、僕につきあってくれている感はたしかにありますね。
赤井:途中で来なくなってもおかしくないじゃないですか。笑
答えのない体験をするっていうのがいいと思います。


※この内容は、成果冊子にも収録しております。現物をご希望の方は、1階事務所までお越しください。PDFはこちら


てんぐバックスカフェから考える 「まち」に介入するアートの可能性(KIITOアーティスト・イン・レジデンス2016)
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2016年11月30日(水)

2012年から毎年開催し、今回で4回目を数える「神戸PANPO」の会期が終了しました。11月の1か月間、「KOBEパンのまち散歩」の連携企画として開催しました。
神戸市中央区内にあるパン屋さん(29店舗)に協力いただき、神戸のまちをパンをつまみながら散歩できる、食べやすい小さなサイズのオリジナルパンを作っていただきました。黄色のロゴの入ったPANPO専用紙袋で販売され、各お店の特徴のあるメニューが並んでいました。


パンをきっかけに、神戸のまちを食べ歩きしながら楽しむ機会を作ることができました。パン屋さんも毎年工夫を凝らした神戸PANPO商品を開発していただいております。今後もどんな神戸PANPOのパンが作られるのか楽しみです。

神戸PANPO協力店舗一覧
BAKERY89/カスカード デュオこうべ店/Boulangerie La Lune(ブランジェリ・ラ・リュンヌ)/ホテル北野プラザ六甲荘 ベーカリーカフェ Bakey's/スイーツ&ベーカリー ル・パン神戸北野/パンと暮らしの サ・マーシュ/ダンマルシェ 三宮店/ハウネベーヤー さんちか店/カスカード さんプラザ本店/ドンク 三宮本店/ブレッドダイニング グーテ/コム・シノワ/ドンク 大丸神戸店/マエダベーカリー/ケルン 三宮店/欧風パン バンベール/創作ぱん工房 麦の庵/haru's BAKERY/トリコロールKOBE/Afternoon Tea BAKERY 大丸神戸店/ル・ディマンシュ 大丸神戸店/Bakery Atelier bis/イスズベーカリー 元町店/イスズベーカリー 北野坂店/イスズベーカリー 生田ロード店/ル ビアン  そごう神戸店/天然酵母パンの店 聖庵 そごう神戸店/アンデルセン そごう神戸店/イスズベーカリー 本店

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2016年11月3日(日)

着物地を使い、自分だけのワンピースを仕立てる「大人の洋裁教室」第3回目。今日は、前回から引き続いて裁断作業を行い、ミシンでの縫製作業に入ります。

参加者のみなさんには、今回の『大人の洋裁教室』の裁断作業のために、新しい道具を購入してもらいました。『ローラーカッター』という、丸い円形の刃がついた洋裁作業用のカッター。裁ちばさみなどで裁断を行うことが多いかと思いますが、この道具を使うと、生地と型紙がずれにくく、少ない力できれいに裁断を進めることができるのだそう。
洋裁の経験が豊富な方が多い参加者のみなさんでしたが、この道具を使うのは初めてとのことで、はじめは慣れない様子でしたが、洋裁歴の長い方はそれだけ勘が備わっているようで、コツをつかむとすいすいとスムーズに裁断を進めていました。

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また、生地の端を処理する『ロックミシン』もみなさん「初めて!」とのこと。生地の端処理は、家庭用ミシンなどでもできるそうですが、こちらはやはりプロ仕様。仕上げの美しさが違います。さっそく真剣に購入を検討されている参加者の方もいました。

各パーツの準備が終わると、縫いあわせる作業に入ります。ミシンは皆さん手慣れたもので、講師のサポートもほとんど必要ない様子で進めていきます。中にはミシンがちょっと苦手…という方もいたのですが、学生のアシスタントスタッフが付き添い、楽しく会話をしながらリラックスして進めていました。縫製作業は、やはり時間がかかるので、緊張感のある時間が続きますが、集中力が途切れることはなく、作業を進めます。

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朝10:00~16:00までのワークショップなので、お昼休憩やおやつ休憩をはさむのですが、休憩中に話すことはやっぱり趣味の洋裁のお話。「ここの縫い針がおすすめよ!」と情報交換の時間です。また、今回のワークショップを経て、「もっと洋裁への興味が深まった!」とお話をいただき、「家族や友達に教える立場になってみたい!」「自分の地域でも、こうして同じ趣味で集まれる場をつくりたい。」という、意欲あふれるご意見もたくさんいただきました。

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次回も、完成に向けて引き続き縫製作業を進めます。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。

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2016年10月30日(日)

着物地を使って、自分だけのワンピースを仕立てる「大人の洋裁教室」第2回目。秋らしさが深まってきた今日も、着物地や洋裁道具などの大きな荷物を抱えて、参加者のみなさんがKIITOに集まりました。

着物地をほどき、洗濯をしてくるという先週の宿題をきっちり仕上げて、今日はいよいよ裁断作業に入ります。裾に向かってふんわり広がるAラインワンピースや、ストンとしたシルエットがスタイリッシュなストレートワンピースなど、着物の柄やつくりたいワンピースのイメージにあわせた型紙を選びます。

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裁断作業は、注意することはたくさん。まずは生地の「柄合わせ」です。
着物には、大胆な配置の華やかな柄物もあれば、規則性のある繊細で細かい柄のものもあります。ワンピースに仕立てたときに、その柄の使い方によってイメージが大きく変わるのだそう。大きな柄のものは、生地同士をはぎあわせた時に柄が途切れたりつぶれてしまったりしないようにという注意が必要ですし、細かくて規則性のあるものは、滑らかにその規則が流れるように生地をはぎあわせるのが大変です。

また、着物地はほどいた時の幅が最大で約37センチ。裾が大きく広がるフレアーなワンピースなどは、型紙に幅が必要になる為、生地の面積の使い方が難しくなるのだそう。
1枚の着物を使ってワンピースを作るとなると、生地の余裕はあまりありません。裁断を間違えると大変なので、みなさん集中して作業を進めます。

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生地の柄合わせでは、それぞれの個性が見られました。綿素材のモダンなテキスタイルの生地をパッチワークのようにはぎ合せる方や、わき身頃をシャツの生地とはぎ合せるという方も。柄の見え方も、縦に横と試行錯誤していました。

今回は、特別講師として、立体裁断という専門技術をメインに、洋裁のあらゆる技術を研究されている梶間先生をお招きして、裁断の仕方はもちろん、薄手の布を補強する『接着芯』の貼り方や、アイロンのかけ方など、より美しくワンピースを仕上げるための細やかなポイントを教わりました。
今回の参加者のみなさんは、洋裁経験の豊富な方が多かったのですが、実は自己流でやっていたことや、工程の中で飛ばしていた作業なども多かったよう。プロのテクニックを目の当たりにし、みなさんとても感心されていました。

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次回は縫製作業に入りますが、今日裁断を終えることができなかった方もたくさん。宿題が出た方もいたのですが、たくさんアドバイスをもらったので、自宅での作業も楽しんでできそう!と笑顔で帰られていました。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。


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2016年10月23日(日)

もう着なくなってしまった着物を使って、よそ行きのワンピースに仕立てるワークショップ「大人の洋裁教室」が始まりました。参加者は、47歳から77歳までの素敵な大人の女性のみなさん。洋裁の技術やファッションセンスに磨きをかけて、よりおしゃれな魅力的な大人の女性を目指します。

講師に、神戸芸術工科大学の見寺先生、助手の丹羽先生、フリーデザイナーの韓先生、アシスタントの正木先生をお招きしました。たくさんのサポートスタッフの皆様にもご協力をいただき、ワンピースの完成を目指します。
今回の教室のテーマは「着物」を素材に使うこと。素材が着物になると、制作の工程は通常の洋裁と大きく変わるといいます。
古い着物の洗い方からほどき方、そしてワンピースに仕立てたときに美しく見えるような柄合わせ、着物の素材に合わせた縫い上げ方など、その工程のすべてを、約一カ月間をかけて、全5回のワークショップの中で学んでいきます。

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第一回目となる今日は、まず初めに、講師の見寺先生より、見寺先生が長年研究テーマにされている「ユニバーサルファッション」について、レクチャーをいただきました。ユニバーサルファッションとは、シニアの方や障がいのある方など、さまざまな方の身体の状況にあわせた、着脱がしやすく、過ごしやすいファッションデザインのこと。見寺先生の提案するユニバーサルファッションは、その使いやすさや着心地だけではなく、見た目の美しさ、おしゃれさなどに徹底的にこだわっています。暮らしをより豊かに、楽しくするためのデザインを日々研究しながら、それによって、ファッションでシニアの健康寿命を延ばすことを目指し、活動をされているとのことでした。

次に、参加者のみなさんの自己紹介。使いたい着物にまつわる思い出や、どんな雰囲気のワンピースを作りたいか、そして完成したワンピースを着てどんなところに出かけたいかなど、そのイメージをふくらませながらお話をしました。

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午後には、着物の「ほどき方」を教わりました。丁寧に縫い合わせられている生地を、糸切バサミやリッパーを使い、一目一目ほどいていきます。することはたったこれだけなのですが、一枚の着物すべてをほどくのは、とても根気のいる作業。着物地を傷つけてしまわないよう、みなさん眉間にしわを寄せながら、指先に全神経を集中させているようでした。

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着物の「ほどき」は時間がかかるので、「洗濯」と一緒に次回までの宿題に。今度は、着物の洗い方を教わります。洗濯方法も、色の落ち方を均一にするためのテクニックや、においを落とすための作業など、注意点がたくさん。
「ほどき」とあわせてたくさんの宿題が出たため、参加者のみなさんのノートのページは、真っ黒になっていました。

最後に、みなさんお待ちかねのワンピースのパターン(洋服の型紙)決め。見寺先生には、約30着のワンピースをお持ちいただき、Aライン、ボックス型ライン、ストレートライン、プリンセスライン、フリーラインの5種類をサイズ別でご用意いただきました。サンプルを試着して鏡でチェックしながら、身体のラインに最も似合うものを探します。ああでもない、こうでもないと、互いにアドバイスを出し合う姿はキラキラとしていて、明るい表情がとても印象的でした。

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次回に向けて、意気込み十分といった雰囲気で、今日のワークショップは終了しました。
次は、今日決めた型紙を使って裁断作業に入ります。

※今回のワークショップは、「明るく健やかな高齢社会の実現を探る『LIFE IS CREATIVE展』 東京展(2017/2/3(金)~12(日)」関連企画として開催しています。製作の様子や成果物は、上記展覧会で展示予定です。

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2016.12.29(木) - 2017.1.3(火)は休館とさせていただきます。
1.4(水)より通常開館いたします。

2016年12月2日(金)

「男・本気のパン教室」の4回目を開催しました。今回はケルン壷井豪シェフによる2回目のパン教室です。先週の自主練での疑問や間違いなどを確認しながら、本番に向け、手順やコツなどを細かく学びました。前回同様、ほうれん草とベーコン、長芋とハムと大葉、カレーの3種類のパンをつくりました。


はじめに材料の確認から行います。材料が足りない、何を入れたか分からないなどが起きないようにしっかりチェックします。まずは、液体のものから混ぜていきます。ぬるま湯に牛乳、オリーブオイル、塩を混ぜ合わせます。ボウルに1滴も材料が残らないようにかきだします。小麦粉とイーストは、袋の中で混ぜ合わせます。先ほどの液体と粉を合わせ、ボウル内で混ぜ、塊になったら、机に取り出し、力いっぱい捏ねていきます。両手を使ってテーブルに擦りつけるように行います。はじめは生地が手にベトベトとくっつきますが、捏ね続けていくと手から離れ、生地がきれいにまとまりつやが出てきます。体重をかけながら行うのでとても大変ですが、これまでで一番良い生地になりました。そして、チーズを生地に混ぜていきます。混ぜる際は、前回お店で学んだ手法で、生地の上に具材をのせ、半分に切り、切ったものを上に重ね、上から押さえ、またそれを半分に切り重ね…を20回ほど繰り返します。この方法だと、生地に負担をかけずに具材を混ぜ合わせることができます。


チーズの混ざった生地の1/3はほうれん草とベーコンを混ぜます。先ほどと同じように、半分に切っては重ねるを繰り返します。そして一次発酵に入ります。発酵中はみんなでシェフに質問タイムです。好きなパンを紹介したり、パン作りの工程の確認などをしました。一次発酵の終わった生地は、大きく膨らみ、壷井シェフも「前回よりもとてもいい状態です」と仰っていました。


発酵が完了したら、いよいよ成型です。チーズのみの生地の半分を25gの棒状に分け、長芋、大葉、ハムを重ねたものに生地を巻き付けます。今回は、前回の半分のサイズでつくりました。
前回非常に苦戦した、カレーを包む作業です。片手で生地を持ち、へらを使ってカレーを生地の中央にのせ、押し込みながら包んでいきます。力の加減やバランスが難しく、かなか包むことができません。これはかなりの特訓が必要そうです。なんとか包み終えたカレーパンの上部に軽く湿ったタオルで水を付け、その面にパン粉をつけます。ほうれん草とベーコンを入れた生地は、25gにカットするだけで成型終了です。生地にあまり触れすぎないことがおいしくつくるコツです、と壷井シェフ。


最終発酵を待ち、いよいよ焼成に入ります。オリーブオイルをしっかりと塗り、温めた窯へ投入し、約8分焼きます。だんだんいい香りが漂い、焼き目がついてきます。焼きあがったパンをテーブルに出し、再度オリーブオイルを塗って完成です。早速みんなで試食をします。今までの中で一番生地がふっくらと仕上がり、見た目もバッチリでした。味もみんな大満足で、家族に食べてもらうため、袋に入れて持ち帰りました。

次週はいよいよ本番です。前日の自主練習が最後の特訓になるので、そこでしっかり流れや役割を確認し、今日のような美味しいパンを提供できるよう頑張ります。
成果発表は、12/10(土)11:00-14:00に神戸市東灘区のカフェ・やすらぎで「パンじぃのおひるごぱん」と題して開催します。ぜひご参加ください。

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2016年11月25日(金)

近年の「歩いて楽しい都市空間づくり」への関心の高まりを受けて、都市計画・まちづくりの専門家である鳴海邦碩さんを講師にお招きし、+クリエイティブレクチャー「都心まちづくりの潮流を学び、これからを考える」を開催しました。


鳴海さんからは、いま、神戸で都心まちづくりを考えるにあたって不可欠な「歩いて楽しい都市」への考え方について基調レクチャーをいただきました。
また、ゲストに福岡で都心のまちづくりに関わってこられた福田忠昭さんにもお越しいただき、「We Love 天神協議会」での活動など、福岡でおこなわれてきた具体的な事例についてお話を伺いました。
以下、レクチャーの一部を抜粋します。

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鳴海邦碩さん(大阪大学名誉教授、関西大学客員教授)
「歩いて楽しい都心まちづくり」



都心のまちづくりを考える視点はいろいろありますが、ひとつの考え方として「都市は歩いて楽しくなければいけない」という観点からお話します。

都市はいろいろな人が訪れることで成り立っているので、訪れる人がいなければ都市が都市でなくなってしまいます。都市の特質は、人々が交流するところにあります。近年は海外からたくさんの観光客が来ていて、ひとつの交流となっていますが、まずは日本人があちこちに出かけることを前提にしなければいけない。
では、人が訪れるまちというのはどんなまちなのでしょうか?

「行ってみたい」と思える都市のイメージ
まちづくりにはいろいろな定義がありますが、私は「まちがいきいきとしていること」がいちばん大事なことだと考えています。これまで世界のいろいろな都市を訪れましたが、まち全体が一度は行ってみたいという気持ちを起こさせる雰囲気を持っているまちには、とても大きな魅力があります。

「行ってみたい」まちはふるさと性をもっています。ふるさとといっても故郷(こきょう)という意味とは少し違って、文化があるということです。文化、つまり自然や歴史、芸術、人びとの暮らしのありさまが、懐かしさを感じさせる。人間が帰るところというイメージを強くもっている。

都市の魅力は、歴史的に形成されてきた都市全体、とりわけ中心部に存在しています。都市空間の質は、それ自体が資産であると同時に、経済的繁栄に貢献します。都市空間において、建物よりも建物と建物のあいだの空間の方が大事であるということが、都市デザインの専門家の間では共通の理解になっています。なぜなら、公共的な空間からまちの姿が見えるわけで、歩くことで、肌を通してまちを楽しむことができるからです。そうした観点でまちを考える必要があるのではないでしょうか。

「都市の自由空間」のやくわり
歩いて楽しいまちにはいろいろ条件があります。人が歩く街路の沿道が建物にどのように囲まれているか。沿道の建物からいろんな賑わいが滲み出しているか。街路に見通しがあるか、などです。
そうした要素が総合してまちの魅力を形成しています。そうした働きがあるので、歩いて楽しい街路は、まちづくりを引っ張ってくれる役割を担っています。
私は、人びとに開かれた空間を「都市の自由空間」と名付け、学生時代から関心を持って研究してきました。これもまちの魅力をつくる重要な要素です。

では、どういうものが「都市の自由空間」なのでしょうか。
振り返ってみると、1970年前後に、世界中で歩行者空間の整備が行われました。1958年には、戦後のヨーロッパではじめて、ドイツ・エッセンに歩行者モールが生まれます。日本のアーケード街と同じように見えますが、まちのなかにネットワークとして広がっていることが日本と異なります。
1968年にはアメリカ・ミネアポリスでニコレットモールが生まれました。ニコレットモールは、良く知られていますが、トランジットモールと呼ばれるタクシーとバスのみ通行ができる道路があるモールです。
1972年、ドイツ・ミュンヘンのノイハウザー通りでは、当時自動車の渋滞が問題となっていましたが、オリンピック開催を契機に地下鉄が整備されたことに伴い、自動車の交通量の低下を見込んで車道を歩行者空間にしています。ミュンヘンの都心部は第二次大戦で大きな被害を受けましたが、歴史的な街並みを再建するまちづくりを実施し、モール周辺が魅力的な都市空間になりました。
日本では、1969年に、北海道の旭川市で買物公園の実験がおこなわれました。国道と道道の自動車の走行を止めて行ったのです。止めるために、市役所と商店街の人たちがたいへんな苦労をしています。このとき私は大学院の1年生で、調査に行きました。その後、1972年には買物公園の歩行者空間化が恒久化することになります。
旭川の買物公園はその後、1998年からリニューアルを実施。イベントがおこないやすいよう、できるだけものを置かないという方向で作り替えました。

歩行者空間への関心の再燃
かつて1970年前後に歩行者空間の整備が世界の各地で進められていましたが、最近になってまた歩行者空間への関心が高まっています。アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアの歩行者空間化が行われました。NYの顔となる場所で車の通行を止めたのです。ブロードウェイでも歩行者空間化がおこなわれていて、車線を狭めて歩行者のための場所が生まれています。
ブロードウェイの取り組みは、非常に簡単なやり方になっています。問題があればすぐにもとに戻せるといった方法です。車をとめて歩行者の居場所を増やし、新しいイメージを実感してもらうという戦略です。

欧米に比べて、日本では公共空間の利用には制限が多く、道路や公園、水辺での商業利用はとても厳しいのが現状です。むかし、道路は屋台などでいろいろ活用されていましたが、いまは厳しくなっています。道路利用については、警察の権限が非常に強く、まちづくりの敵は警察、という構図がしばしばあらわれます。安全でスムーズな自動車交通を確保することが一番と言われると、市民はなかなか反論できないというところです。

しかし、社会実験などで公共空間を楽しく使いたいと思ったとき、条件をそろえると制限をクリアできることが見えてきました。地元の人びとが地元のために組織化して取り組み、自らルールを定めてそれに従っておこなっていて、それが公共的な利益にかなうものであると行政が認めると道が開けてきます。

お祭りではどうどうと道路を利用します。お祭りには歴史があって、公共的な利益だということが証明されているために、公共空間の活用も可能になっているわけです。

旭川の買物公園では奇跡的に実現しましたが、日本で車をとめて歩行者空間にするという取り組みはとてもむずかしい。そういう背景もあって、最近では再開発によって広場をつくろうという取り組みがあちこちで進んでいます。そのひとつの発端が富山市のグランドプラザです。再開発で路地を集約して帯状の空間をつくり、そこにガラスの屋根をかけて広場にしています。広場は貸しスペースとして貸し出していて、稼働率がとても高いです。土足で入れるオープンなスペースを貸し出している例はめずらしい。

長岡市のアオーレは、市役所などを複合した市の施設で、施設同士をつなぐ空間を広場にしています。隈研吾の設計で、ここも貸しスペースとして貸し出しています。
グランフロント大阪や姫路駅前にも、ダイナミックな広場が設えられました。

共通しているのは、公共空間ですが道路ではない、はじめからそういう目的でつくった空間です。いろんな使い方ができるという特徴があります。


まちづくりの2つのタイプ
魅力のあるまちづくりには、2つのタイプがあります。ひとつは大きなプロジェクトとして行うもので「造る魅力」ということができます。しかし、このタイプは大きな都市ではできても、地方都市ではなかなか難しいのが現実です。ほかの都市では「育てる魅力」としてのまちづくりをする必要があります。

現場がどのような状況なのかを考えて、今あるストックを見直し、魅力のあるポイントを周囲と結びつける。そのために歩ける空間を重視する。また、都市活動を畏縮させてしまう規制を排除する工夫も必要です。公共的な施設をつくったら、まわりに広がるネットワークをつくることを考える。このような「育てる魅力」タイプのまちづくりは地方都市でもできる。

貴方まかせのまちづくりは、楽しい魅力のある都市を生み出すことはできない
提案やアイデアはたくさんあるし、自治体も頑張っているけれどなかなかまちづくりが動かない。ではどうすればいいか。これまでいろいろ活動してきてわかったのは、サポーター型のまちづくりです。

まちに愛着があり、そのまちが好きな人はたくさんいると思います。そういう人はまちの応援団になれる。まちに応援団がいるというのは素敵なことだ。市民、住民でなくてもまちが好きな人はサポーターになれる。
まちを楽しむことからはじまるのがサポーター型まちづくりです。参加する人が楽しいからこそ、まちがいきいきとしてくる。

神戸くらいのスケールだと、サポーター型のまちづくりがいいのではと思います。
福岡も同じようなスケールなので、参考になるのではと思い、福田さんをお呼びしました。福田さんからは、より具体的な都心まちづくりの事例をご紹介いただきます。

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福田忠昭さん(LOCAL&DESIGN(株)代表取締役)
「福岡・天神の都心まちづくりについて」



今日はまず、天神の歴史の話からはじめます。
今では「博多」と一括りに呼ばれますが、江戸時代までは、商人のまち「博多」と、武士のまち「福岡城城下町」のふたつのエリアにわかれた双子型の都市でした。このふたつのエリアは「桝形門」という関所一か所のみでつながっていて、基本的には行き来できませんでした。商人のまちと武士のまち、方言も違うし生活習慣や習わしも違うという状況でした。
博多のまちの碁盤目状の都市基盤は、1587年の「太閤町割り」という、豊臣秀吉がつくった町割りによってつくられました。山笠というお祭りでは、碁盤目状の都市構成がそのままお祭りの流れに引き継がれて、いまだに生き続けています。一方、城下町は1601~07年の福岡城築城によって成立します。

博多商人たちの団体「都心界」の設立
天神は城下町の一番はずれの場所で、当時はまちの中心ではありませんでした。明治時代、路面電車が走り始め、交差する場所になったことが大きな転機となり、循環する路面電車が天神で交差し、さらに西日本鉄道(以下、西鉄)ができたことで、明治期から天神が中心地になりました。そうして現在は、天神・博多の二極構造ができています。
博多駅周辺はオフィスビルだったのですが、2011年に博多駅ビルがリニューアルして、おおきな商業施設の集積が進んでいます。

天神の特徴は、半径1kmの歩いて回れる範囲に、商店街と3つの百貨店、さらに10の大規模商業施設が集積しているところにあります。
戦前からあった百貨店の岩田屋、戦後すぐに博多商人の方が戦後復興としてつくった新天町商店街、そして西鉄の3社が「都心界」という親睦団体を1948年につくります。自社だけでなく、天神がみんなで盛り上がれば自分も儲かるだろうという発想で「都心界」はスタートしました。現在は、さきほどの半径1km範囲内の大規模商業施設がすべて「都心界」に入っています。この「都心界」は、その後のWe Love 天神協議会発足のベースになりました。

「We Love 天神協議会」発足に向けて
エリアマネジメントが2000年代前半に各地で盛り上がりましたが、天神でも「天神モビリティタウン協議会」や「新・福岡都心構想検討準備会」など、いろいろな組織が乱立しました。福岡市としても、2006年に「新・福岡都心構想」というマスタープランの策定を進め、天神ピクニックという社会実験が契機となって「We Love 天神協議会」が発足します。みんながいろいろ考えていたことを「We Love 天神協議会」がまとめてプラットフォームができました。

博多駅周辺にも2008年に同じようなエリアマネジメント団体「博多まちづくり推進協議会」がJR九州を中心につくられ、博多駅ビル開業に向けて準備していました。天神には他にも「天神明治通り街づくり協議会」という明治通り沿いの再開発のための協議会があります。さらに天神と博多駅前、ウォーターフロントのエリアを含めた3拠点を都心部として位置づけて、福岡地域戦略推進協議会(FDC)が取りまとめています。FDCが福岡の都心部全体をコントロールし、「We Love天神協議会」はFDCと「天神明治通り街づくり協議会」」のあいだに入って、調整役のような役割もあると思っています。

まちづくりガイドラインの策定
「We Love 天神協議会」の発足後2年間かけて、天神まちづくりガイドラインをつくりました。さきほどの鳴海先生の話にもあった「歩いて楽しいまち」がWe Love 天神協議会が掲げている将来の目標です。そのための戦略をいくつか考えて、ガイドラインのなかで整理しています。

エリアマネジメントの活動に対して国からの補助金をもらい、その更新のタイミングで、「天神交通戦略」をまとめました。特徴としては、歩行者を交通のなかに入れ込み、歩行者が中心として公共交通と自転車、自動車の整理をおこないました。天神の中心地には42か所のバス停があるので、集約を進めたり、歩行者については、地下・地上・空中デッキの三層構造で移動ができないかといったことをまとめました。今年から連節バスの運行がスタートし、天神から博多駅、ウォーターフロントエリアを結ぶ実験としてスタートしています。これは天神だけの話ではないので、FDCが取りまとめて実現につながりました。また、自転車は、サイクルポストなどをつくって数字上では違法駐輪は減りました。サイクルポストが歩道上にあるのでは見た目としては変わらないので、早くサイクルポストも撤去したいと考えています。

道路空間を公共活用したまちづくり
2013年、きらめき通りという道路を歩行者専用としたときにどういう影響があるかの調査のための実験として、車を通行止めにしてみました。公開空地を利用してせめてもの賑わいをつくりましたが、道路は車をとめただけで、道路空間の活用まではおこなっていません。

そして翌年の2014年に、国家戦略特区に福岡市が指定され、行政の特例を受けました。さきほどの車の通行止め実験で、周辺に渋滞ができることも歩行者が困ることもないことが証明されたので、「天神ストリートパーティー」を開催できました。

道路空間とは、車道と歩道を含めた空間を指します。このイベントでは、実際の道路の上にはほとんどものは置かず、すぐに動かせるものだけでの実施としました。テントは歩道横の公開空地にのみ設置しています。

公園を活用したまちづくり
那珂川の河川敷にある公園で、オープンカフェを実施しました。河川敷の使用許可を県からもらい、公園の使用許可は3カ月おきに区役所に申請を出しています。隣接するカフェの方がテーブルなどの管理をおこないながら、植栽は西鉄のホテルが担当しています。カフェ事業者からは、屋外カフェの売り上げの3%を、We Love 天神協議会に活動資金として寄付していただいています。

警固公園のリニューアルでは、もともと犯罪が多発していた公園をリニューアルし、公園のなかでWe Love 天神協議会のおこなうイベントとしてカフェを出店してもらい、売上の15%を寄付してもらっています。リニューアルの際に仕組みを恒常化させたかったのですが、いまも検討している段階です。
水上公園のリニューアルでは民間コンペによる運営の動きもありました。

広場・公開空地を活用したまちづくり
市役所前のふれあい広場では、ヒートアイランド対策として保水性のある人工芝が設置されました。せっかくの場所ですので、にぎわいの場所として民間に開放し、年間200日間をWe Love 天神協議会を含む事業体が借り受けて、イベントをまわしています。
広場や公開空地では、全国的に広がった「明後日朝顔プロジェクト」という日比野克彦さんがはじめた運動が行われています。他にも各商業施設が環境プロモーションのための活動を行ったり、クールシェアなどのイベントもおこなっています。

公開空地については、営利目的での利用はできないので、行政と相談し、We Love 天神協議会がにぎわいづくりをおこなうためのイベントという位置づけで物販をおこなうという仕組みを実験し、来場者の評価をとりながら、売上の一部を活動資金として寄付してもらうことで、今年度から条例として制度化されました。イベントがないときは休憩スペースとして使う実験も行っています。

他に博多駅周辺でも、博多駅前通りという道路空間にコンテナの設置やマルシェをおこなう実験などがイベントベースですがおこなわれています。

天神の都心まちづくりの今後
明治通りの再開発や水上公園の整備、国家戦略特区などが実現してきていますが、天神は良くも悪くも集客さえすればいいという、商業施設中心のエリアマネジメントがおこなわれています。そうでなく、歩いて楽しいまちづくりという観点に立ち返る必要があると思っています。道路・公園・公開空地・広場などのマネジメントをおこないながら、財源の確保(普通の事業者が使えないところをWe Love 天神協議会であれば使わせてもらえる、ということをマネジメントしながら収益をあげる)を目指すべきだと思います。また、ソーシャルデザインとして、都市をクリエイティブに再生する方策をおこなうべきと考えています。

都心まちづくりについて、働く人と来街者との関係をどのようにつくるかが問題になります。どちらかの視点に偏らずに両立させることを考えます。魅力的なまちとは、商業的なイベントによる集客で人が訪れるまちだけではないはずです。まちの記憶のアーカイブとして、まちの歴史も観光コンテンツにつながります。そうした集積のためのセンターも必要だと思われます。公共スペースでの過ごし方を、市民と一緒に提案するかたちも実現できるといいなと考えています。

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その後の質疑応答では、行政や企業、市民をつなぐ役割の重要性や、市民がまちを主体的に利用できる土壌の重要性など、活発な議論がおこなわれました。




KIITOは今後もまちづくりの連続講座を展開していきます。神戸のまちづくりの今後にご期待ください。

+クリエイティブレクチャー「都心まちづくりの潮流を学び、これからを考える」開催概要はこちら
http://kiito.jp/schedule/lecture/article/18765/




2016年11月25日(金)

「男・本気のパン教室」3回目を開催しました。

前回、ケルンの壷井シェフから初の指導を受けた6名のメンバーたち。今回はシェフ不在の中、自分たちだけで同じパンを作ってみます。
ケルンでは3種類のパンを教わりましたが、本番(12/10のカフェでのパン提供)を見据えて、今日は2種類に絞ります。長芋と大葉とハムのパン、ほうれん草とベーコンのパンの2種類です。

前回の後、何名かのメンバーがオリジナルのレシピを作成していました。イラスト入りで、綿密に手順が書かれています。


お店では材料も全て用意されていましたが、今日は材料を洗い、粉を計量するところから始めます。前回は一人ずつ作りましたが、今回は共同作業。「どうだったっけ?」とひとつひとつ手順を確認しながら進めていきます。


口を切った紙コップにお湯を張り、温度を保って発酵を待ちます。生地に触れてみて、発酵具合を確かめてみます。
生地に具材を巻く段になり、一度自宅で練習していたメンバーは、とっても鮮やかな手つき。それを見て皆、自主練習は大切、と実感。


自主練習と本番当日は、家庭用のオーブンを使用します。10分程焼いて様子を見ますが、お店の窯とは違い、オーブンの上段と下段で焼け具合に差が発生。下段のみ再度火を入れて調整します。

出来上がりを皆で試食。見た目はまずまずですが、さてお味は?シェフの手を離れ、自分たちで作ったパンに「うん、おいしい!上出来!」と自画自賛。


しかし食後、皆が雑談する中で、手順を失敗していたことに気付きます!
ほうれん草とベーコンのパンは、発酵させる前に生地に具材を混ぜ込むのですが、混ぜる前に生地を発酵させてしまいました。誰もミスに気づかず、皆愕然。何となくの思い込みは厳禁です。
新しいチャレンジに失敗はつきもの。次回、再びケルンで指導いただくので、今回失敗した部分や曖昧だった部分を確実にマスターし、本番に臨みたいものです。

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