お知らせ・レポート

2015年10月6日(火)

LIFE IS CREATIVE展「食ラボ」企画、50歳以上男性限定「男・本気のパン教室」。
実際にパンを作って提供する「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」が約10日後に迫る中、2度目の特訓が始まりました。

今回もサ・マーシュのお店をお借りしました。
サポーターも3名参加して、6名のメンバーをがっちりサポート。本番が近いからか、和やかムードの一回目とは違い、緊張した面持ちのメンバーたち。

当初、2回目の教室では米粉を使った「お米パン」を教わる予定でしたが、急遽予定を変更、より質の高いパンを提供するため、前回教わったじゃがいもパンをもう一度練習することに。

皆さん、初回よりも確実にうまくなっている、と目を見張る西川シェフ。

 
 
 
 
 
ベンチタイム(=生地を寝かせる時間)にはお茶を飲みながら、ミーティング。
教わった中での疑問や、カフェ当日の段取りについて、矢継ぎ早に質問が飛びます。
本番が迫り、不安ものぞかせるメンバー。あるメンバーが「やるしかないでしょう!」と言えば、「でもちゃんと計画をしておかなければ」と別のメンバー。
当日、シェフは不在です。このメンバーとサポーター、スタッフで100名分のパンを焼き上げなくてはいけません。
 
 
さて、本番では無事にパンを焼けるのでしょうか?
乞うご期待!

LIFE IS CREATIVE展 「食ラボ」
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13948/

LIFE IS CREATIVE展 関連企画 「男・本気のパン教室」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/13921/

10月17日開催「ライフ イズ クリエイティブ カフェ」
http://kiito.jp/schedule/event/article/14606/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

2015年10月4日(日)

博報堂新しい大人文化研究所の統括プロデューサー阪本節朗さんと、株式会社木楽舎「孫の力」編集門前貴裕さんを迎え、デザイン・クリエイティブセンター神戸の永田宏和をモデレーターに、わくわくする高齢社会をどうつくっていくのか、クリエイティブの力でどのようなアプローチができるのかについて、事例をまじえながら、意見交換を行いました。

IMG_9691_LICtalk IMG_9797_LICtalk2

はじめに、阪本氏より、今高齢社会に起きている変化について、以下のようなお話をしていただきました。

現在、かつて流行をつくりあげた団塊世代が、高齢を迎えている現代において、高齢者の人生観は大きく変化しています。
これまでは、仕事を退職し、静かに余生をおくる。という意識の人が多かったが、現代は、高齢を迎えたからこそ、人生の最高の時を送りたい!と考える人が多くなっています。
高齢者を取り囲む環境も変化しており、「面倒を見られるお年寄り」ではなく、消費の主役であり続け、他の世代の面倒を見る人が増えているという現状があります。活力のある日本をつくるための鍵をにぎっているのは、まさにこの世代です。

高齢者層の活発化により、今後は、「子育て支援」や、「若者起業支援」など、3世代のクロスジェネレーションによる新しい活動が期待されます。世話役、先生役、相談役など、定年後に得ることのできる「新しい役割」が現代には多くあり、高齢者の活躍の場は、今後も拡大していくことが予想されるとのことでした。

また一方で、定年を迎え、会社以外のコミュニティを持っておらず、孤独な生活を送っている高齢者も多くいるといいます。そのような高齢者は、特に男性に多く、他者と上手く関われず、頑固になりすぎる人が多いのだそうです。
これを解決するためには、周囲の人々が声をかけ、地域や友人のコミュニティを作り、コミュニケーションを積極的にとることが必要とされます。他者と会話をすることは、大きなモチベーションになります。これによって、独居老人や孤独死などの課題も解決に導くことができるのではないかとのことでした。

IMG_9735_LICtalk9 IMG_9724_LICtalk11

次に、門前さんより、『孫の力』がどのように創刊されたのか、これまでに『孫の力』に登場したシニアのみなさんの人生観をまじえながら、ご紹介していただきました。

『孫の力』は、2011年に創刊されたシニア向け雑誌です。2013年にリニューアルし、アートディレクターに寄藤文平さんが就任しました。『猫を抱いて死にたい』『東京五輪を見てから死ね』など、表紙を飾る特集名が毎号とても個性的です。

終活やエンディングノート等、これまでのシニアマーケティングでは「死」に向かってどう進むかを考えるというものが多かったのですが、これからは、「死」という決まった事項から逆に考え、それを踏まえた上で今をどう生きて行くのかが大切なのではと考え、前向きな高齢社会を提案をする、他に類のない雑誌として注目されています。

定年が65歳にのび、60歳前後と言えば、まだ「高齢者」とはいえない時代となりました。むしろ当事者自身が「いかに年をとるか」「いかに人生を充実させるか」を考えるべき年齢といえ、「孫」とは、その変化のシンボルになりうるのではないか。「孫がいるから楽しい」という心理も当然ではあるが、晩年であっても、自分の人生は自分の人生。年を重ねることとしっかり向き合い、今を充実させ、楽しく生きていくことが、孫の未来にも繋がるのではないかとのことでした。

中でも門前さんが『孫の力』で大切にされていることは、理想の自分をしっかり持っているという事だといいます。掲げた理想と現実にギャップがあれば、それを無くすために、意欲をもって何事にも挑戦し続ける事ができるのだそうです。

IMG_9753_KIITOtalk3 IMG_9855_LICtalk8

最後にモデレーターの永田からの、これからの高齢社会においては、高齢者自身はもちろん、私達若い世代も、この課題を自分ごととして捉え、つなぎ手としての役割を果たして行く人材となることが重要になってくるのではないでしょうか。
見方を変えて行くことで、今後も高齢社会における新しい可能性はどんどん生まれていきます。
既存の概念に対して、少し角度を変えて捉え直すことで、結果的に大きな変化をもたらすことができるかもしれません。
との話でトークセッションが終了しました。
今回のトークセッションでは、そのヒントとなるお話をたくさんいただくことができました。

-
LIFE IS CREATIVE展 トークセッション「高齢社会における、人生のつくり方。」
http://kiito.jp/schedule/event/article/13748/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

2015年10月3日(土)

LIFE IS CREATIVE展の開催初日、本展ディレクターを務めるKIITO副センター長・永田宏和から、展示や会期中のイベント、これから会場内で展開される活動と展望についてお話しするオープニング・イベント トーク「LIFE IS CREATIVE展の歩き方」を開催しました。


まずは永田より、本展覧会の重要なキーワードとなった、「インプット/アウトプット」の話を含む、展覧会の開催趣旨などについて、お話しました。

「インプット/アウトプット」とは、本展のアートディレクションを担っていただいている寄藤文平さんから出てきたキーワードで、感じたことや考えたこと、見聞きしたことを行動にしたり、声に出したりする活動が、年をとり、仕事を退職したり、身体能力が落ちてくることで、アウトプットが減り、両者のバランスが崩れたり、周囲の環境が変わることでインプットが減り、結果的にさらにアウトプットも減っていく、という考えです。

今回の展覧会では、手軽で簡単な健康的食事や完成したつどいの場がどこにあるのか、といったインプット的な情報やアイデアを提示するのではなく、本格的な料理をイチから学ぶための方法や自分たち自身で居場所づくりを考えることなど、アウトプットするためのアイデアの展示を行うことを目指した、という説明がありました。
 
 
 

その後、「シニアメディア」「食」「公園」「オールドタウン」「恋愛」「認知症プロダクト」「シニア防災」「終活」という8つのテーマのラボを担当するそれぞれの企画スタッフとともに、会場内を巡りながらのラボ紹介を行いました。

ラボ紹介で会場を巡っている際の、ワークショップやトーク、来場者の関わりによって、その足跡が残り、展示物が増えていく展覧会です、という永田の言葉に参加者のみなさんが熱心に聞き入ってくださり、早速参加型の展示に書き込む様子なども見られました。
 
 
 

ラボ紹介が終わった後は、休憩を挟み、レセプションパーティを開催しました。
パーティで提供したフード自体も「食ラボ」のコンテンツとして、地域で開催される「ふれあい給食」とそのためにつくられたレシピ集をもとに、料理研究家の坂本萌美さんが見せ方、色合い、味付けにアレンジを加え、少しの工夫でより楽しむことができるふれあい給食のアイデアメニューとして提供しました。南京のローズマリースープ、押し麦のサラダ、ナッツドレッシングのグリルチ鶏、スパイスの効いた芋きんとんの4種類です。
 
 
 

また、レセプションパーティに出席いただいていた、パートナーやゲストの方たちにもコメントをいただき、どういう意図で会場構成やシニアも関わる場所づくりを行ったかやレジデンスプログラムなどでこれからどんなことが起こっていくのかについて、お話いただきました。

会場内には、トークとレセプションを通して、たくさんの方にお越しいただき、また、普段のKIITOのイベントよりも幅広い年齢層の方たちにお越しいただいていたことが印象的でした。

-
LIFE IS CREATIVE展 オープニング・イベント トーク「LIFE IS CREATIVE展の歩き方」
http://kiito.jp/schedule/event/article/13712/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

2015年9月28-30日

第3回~5回ではついに設営作業をスタートしました。
事前研修で学んだことを元に作業を進めます。



今回作るのは今回の展覧会の会場内を区分けするためのファサードです。
骨組みまでを講師の曽我部さんの監修のもと長谷川さん、丸山さんが設計し、そのデザインを参加者で考えます。

作業は身体を動かす前の準備運動ということでラジオ体操からはじまります。
作業場らしい雰囲気が会場を包みました。士気も高まります。



ここからの作業はA班とB班に分かれて行います。
まずはそれぞれの班で担当するファサードのデザインをします。
ファサードは会場内にあるラボにそれぞれ制作します。
今回デザインを進めるに当たっての大きなルールは、決まった形に切られた木材のパーツを並び替えて模様を作ることです。

ラボでの研究内容からイメージされるものが良いのでは、というところからデザインが展開されてゆきました。





デザインがある程度固まったところでいよいよファサードの製作作業に入ります。
まずは土台作りとして、ファーサードの骨組みを組み立てていきます。
大量の木材がどんどんとさばかれていく傍らで、どんどん骨組みを組み立ててゆきます。
小さいものでも4mほど、大きくなると8m近くの横幅になるファサード。
出来上がった順に設営するそばまで運びこむ作業は一苦労です。

骨組みが仕上がったところで、次はデザインした模様を骨組みに取り付けてゆきます。
始めは多くの方がうまく使いこなせなかったインパクトドライバーも、作業が進むにつれ、扱いがどんどんとうまくなっていっているのが見て取れました。




作業もいよいよ大詰めです。
各班、最後の1つにとりかかります。
3日に渡る作業で、皆さんお疲れになってくるかもと考えていたのですが、それは杞憂でした。若者のほうが体力がないのかもしれないと思うほど最後までかわらぬ熱量とテキパキした作業で最後のファサードにとりかかっていらっしゃいました。


ついに完成しました。
始めのデザインを元に、臨機応変、且つ柔軟な判断でそれぞれのラボの個性をイメージできるファサードになりました。
最後にそれぞれのチームが作ったファサード前で記念撮影をしました。

ものづくり講座1~5をまとめた映像はこちら


-
LIFE IS CREATIVE展 ワークショップ「ものづくり講座」
http://kiito.jp/schedule/lecture/article/14382/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

2015年9月29日(火)

いよいよ最終回となる今回は、これまでに試行錯誤してきたアクションプランを発表する、最終プレゼンを行いました。
医療産業都市推進本部のみなさまにもお越しいただき、各班の提案について、ご意見をいただきました。

以下、各班の発表内容になります。

IMG_7777 IMG_7818

●A班
「島ごと」医療産業都市をPRすべく、既存のポートライナー1日乗車券のリニューアルを提案。
乗車券にパスポートのような小冊子がセットになった状態で販売し、マップやイベントカレンダー、おさんぽコースの紹介などのコンテンツで、楽しく参加できる「医療産業都市」を紹介する。
また、冊子の中には、アンケート機能をもたせたQRコードを掲載し、医療産業都市の企業がそこで市民の情報を得ることのできるなど、企業側のメリットも考慮した。

ゲストからのコメント
・ポートライナーに医療産業都市をセットにした1日乗車券提案の前に、「売れている乗車券」というものが何なのか、リサーチがもう少し必要だったのではないか。
・実際にこの冊子が出来た時に、確実に売れ行きが上がるものなのか。小冊子の内容が重要になってくるが、現時点の提案では、その魅力づけが弱い。
・ポーアイで目玉となるようなイベントを開催し、それに関連した「小冊子」などのアプローチでないと、大きな変化を得るのは難しいのではないか。

●B班
楽しく医療産業都市を学ぶ「K-BICキャラバン」を提案。神戸市内の様々な場所に出向き、製薬やがん細胞など、一見すると難しく感じられる知的情報を、子どもが参加できるゲームなどに落とし込み、紹介する。また、PRイベントを展開可能なキットとしてまとめ、さまざまな規模のイベントに対応できるようにする。

ゲストからのコメント
・現場を離れてしまうと、内部情報の公開のハードルは高くなってしまうため、情報の収集が難しくなる。
・キャラバン内の具体的なプログラムが1、2程度あわせて提案できるとよりよかった。
・イベントの運営を誰が行うのかが、現時点で見えないため、もっと具体的な提案になると良かった。
既存のものを活かした提案ではないため、現実的に考えるのであれば、医療産業都市を取材し、それをキットにしたものを配布するなど、出向き方のバリエーションはもっと検討しても良い。

●C班
現時点で、主に企業向けに行われているように感じられるPRを、市民向けのコミュニケーションにシフトするべく、子どもの視点でK-BICを紹介する動画の制作・配信を提案。難しく捉えられがちな「医療産業都市」を「家族」という切り口で見せることにより、興味と関心を得ることができるのではないかと考えた。
動画を、”サイエンスパパ”を略して「サイパパ」と題し、子どもが医療産業都市で働く親の様子を見学し、親の仕事を自慢するような映像を制作する。それに付随し、その親の務める企業の取り組みや、PRなども
行う。
また、4コマ漫画や、購買欲をそそるようなファッショナブルな宣伝Tシャツなど、企画に触れるコンタクトポイントを増やし、医療産業都市に関心の無い人にもアプローチをしていきたい。

ゲストからのコメント
・家族という切り口のみで継続していけるのかが疑問である。
・興味を引きつけることはできるかもしれないが、重要なのは企業そのものの活動が面白く見せることができるかなので、そのバリエーションが課題である。

●D班
神戸医療産業都市の取り組みをより良く伝える紙媒体の冊子の発行を提案。現状の広報が、直接的に医療産業都市に関心のある人にしか届いていないのではという気付きから、医療に関連する「興味本位」の楽しいトピックで、市民の目を引くものを制作する。また、現在開催されているイベントや、WEBと連携し、その発信方法の強化としての役割も担う。また、編集にはK-BIC企業からの有志を募り、何を発信するか検討する。

ゲストからのコメント
・現状、企業がPRしたいことと、市民が知りたいことのマッチングができていないので、そういった編集の視点からの提案は重要。
・WEBやイベントと連携するのであれば、紙媒体のみが独立するのではなく、統一感が必要になってくるのではないか。
・発信者はK-BIC企業の内部だけでなく、市民、もしくは学生など多様性があるといい。

●E班
ポーアイの歴史と、神戸医療産業都市のいまを考える、小学生向けの教材キットの提案。
小学校の社会科の授業のなかで、ポーアイの過去・現在・未来を動画やクレイアニメ、カードなどを使って学ぶことで、神戸に住む子どもたちに、医療産業都市に親しんでもらう。
過去の医療産業都市の取り組みについてを動画で、ポーアイの埋め立ての様子はクレイアニメで、現在については、医療産業都市の各施設をカードにしたもので、マップ上で実際に子どもたちが配置をして楽しむことができるようなキットになっている。

ゲストからのコメント
・カードは何を楽しませることができるのか?もう少し検討が必要である。
・各施設の関連性をゲームのような仕掛けで見せるなども可能なのでは。
・ポートアイランドができるまでの様々な方の関わりや想いの紹介は着目点としておもしろい。

IMG_7854 IMG_7833

IMG_7876 IMG_7866

発表終了後には、医療産業都市企業誘致推進本部の浅川さまより、
さまざまな角度からの多様なアプローチを見ることができ、とても有意義だったとのコメントをいただきました。
また、KIITO永田からは、ゼミは一旦ここで終了となるが、今回各班が提案したアクションプランを事業化するため、次のステップに進むとのお話もありました。
実現に向けて継続して活動を行っていきますので、また新しい展開をご報告できればと思います。

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」
開催概要はこちら

2015年9月29日(火)

第9回のグループディスカッションは、最終発表へ向けて、細かな部分の最終調整となりました。

はじめに、講師の永田より、最終発表を目前に控え、プロジェクトを誰が実行するのかという目線と、予算の枠組みを想定することを重要視してほしいとのお話がありました。また、どの班の提案にするのか、選択に困るような最終発表を目指して欲しいとの激励のコメントがありました。

以下、各班のグループディスカッションの内容です。

IMG_5823 IMG_5847

●A班
ポートライナー一日乗車券をリニューアルし、小冊子(パスポート)を付属するという案について、具体的な内容を話し合った。おさんぽコースの紹介や、なぞなぞ、アプリとの連携など、気軽に楽しめるコンテンツについて模索。

●B班
引き続き、医療産業都市を外の人に紹介するキャラバン隊について話し合いを進めた。大規模なイベントだけでなく、中小規模のイベントにも対応できるような仕組みづくりについて意見交換。

●C班
医療産業都市で働く人とその家族を取り上げる動画の制作について、具体的なタイトルやストーリーなどを検討。PRする対象や、コンタクトポイントについても話し合った。

●D班
医療産業都市の魅力を伝える紙媒体の冊子の発行について、引き続き掲載する内容を検討。市民の目を引くものとは何なのか、意見を出し合った。

●E班
引き続き、小学生・中学生対象の社会科教材の内容を議論。導入からまとめまでの構成を話し合いつつ、教材を利用した授業の魅力を最終発表で伝えるためのプレゼン方法を模索した。

最後に、永田より、各班とも編集の方法にバリエーションがあり、連携できそうなプランがあったとのお話がありました。それぞれのコンテンツの強度を上げ、組み合わせた時にさらに面白い提案ができるのではとのことでした。

IMG_5843 IMG_5836

IMG_5855 IMG_5845

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」
開催概要はこちら

2015年9月8日(火)

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」第8回 レポート

第8回となる今回のグループディスカッションは、中間発表での講評を踏まえて、最終発表へ向けて具体的なアクションプランを詰めていく作業となりました。

IMG_5486 IMG_5523

以下、各班の話し合いをまとめた内容です。

●A班
医療産業都市のみのプロモーションではなく、ポートアイランド全体としての紹介の方法を話し合った。ポートライナー一日乗車券を利用して、島内施設の割引特典を利用する。ポーアイパスポートを作成し、マップ紹介・クーポン・スタンプラリーなどを用いて紹介する。など、具体的な方法の議論を進めた。

●B班
引き続き医療産業都市を外の人に紹介するキャラバン隊について意見交換。出向いた先で紹介するコンテンツについて主に話し合いを行った。

●C班
無機質な印象を持つ医療産業都市に対して、暖かさが伝わるような紹介の方法として、医療産業都市で働く人々にその方の家族が取材する方法を模索。アウトプットの媒体(動画など)について議論を進めた。

●D班
医療産業都市の魅力を伝える冊子づくりについて模索。ページの表と裏で異なるターゲットに向けた情報をまとめ、中でひとつにつながるなど、より具体的な編集方針やテーマについて話し合った。

●E班
これまでの理科的なアプローチをやめ、社会科的なアプローチを模索。ポートアイランド設立から医療産業都市のこれまでとこれからをストーリーとして紹介する、エモーショナルな社会科教材をつくろうと話し合いを進めた。

IMG_5525 IMG_5532

IMG_5535 IMG_5536

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」
開催概要はこちら

2015年10月4日(日)

博報堂新しい大人文化研究所の統括プロデューサー阪本節郎さんと、株式会社木楽舎「孫の力」編集の門前貴裕さんを迎え、デザイン・クリエイティブセンター神戸の永田宏和をモデレーターに、わくわくする高齢社会をどうつくっていくのか、クリエイティブの力でどのようなアプローチができるのかについて、事例をまじえながら、意見交換を行いました。

IMG_9691_LICtalk IMG_9797_LICtalk2

はじめに、阪本氏より、今高齢社会に起きている変化について、以下のようなお話をしていただきました。

現在、かつて流行をつくりあげた団塊世代が、高齢を迎えている現代において、高齢者の人生観は大きく変化しています。
これまでは、仕事を退職し、静かに余生をおくる。という意識の人が多かったが、現代は、高齢を迎えたからこそ、人生の最高の時を送りたい!と考える人が多くなっています。
高齢者を取り囲む環境も変化しており、「面倒を見られるお年寄り」ではなく、消費の主役であり続け、他の世代の面倒を見る人が増えているという現状があります。活力のある日本をつくるための鍵をにぎっているのは、まさにこの世代です。

高齢者層の活発化により、今後は、「子育て支援」や、「若者起業支援」など、3世代のクロスジェネレーションによる新しい活動が期待されます。世話役、先生役、相談役など、定年後に得ることのできる「新しい役割」が現代には多くあり、高齢者の活躍の場は、今後も拡大していくことが予想されるとのことでした。

また一方で、定年を迎え、会社以外のコミュニティを持っておらず、孤独な生活を送っている高齢者も多くいるといいます。そのような高齢者は、特に男性に多く、他者と上手く関われず、頑固になりすぎる人が多いのだそうです。
これを解決するためには、周囲の人々が声をかけ、地域や友人のコミュニティを作り、コミュニケーションを積極的にとることが必要とされます。他者と会話をすることは、大きなモチベーションになります。これによって、独居老人や孤独死などの課題も解決に導くことができるのではないかとのことでした。

IMG_9735_LICtalk9 IMG_9724_LICtalk11

次に、門前さんより、『孫の力』がどのように創刊されたのか、これまでに『孫の力』に登場したシニアのみなさんの人生観をまじえながら、ご紹介していただきました。

『孫の力』は、2011年に創刊されたシニア向け雑誌です。2013年にリニューアルし、アートディレクターに寄藤文平さんが就任しました。『猫を抱いて死にたい』『東京五輪を見てから死ね』など、表紙を飾る特集名が毎号とても個性的です。

終活やエンディングノート等、これまでのシニアマーケティングでは「死」に向かってどう進むかを考えるというものが多かったのですが、これからは、「死」という決まった事項から逆に考え、それを踏まえた上で今をどう生きて行くのかが大切なのではと考え、前向きな高齢社会を提案をする、他に類のない雑誌として注目されています。

定年が65歳にのび、60歳前後と言えば、まだ「高齢者」とはいえない時代となりました。むしろ当事者自身が「いかに年をとるか」「いかに人生を充実させるか」を考えるべき年齢といえ、「孫」とは、その変化のシンボルになりうるのではないか。「孫がいるから楽しい」という心理も当然ではあるが、晩年であっても、自分の人生は自分の人生。年を重ねることとしっかり向き合い、今を充実させ、楽しく生きていくことが、孫の未来にも繋がるのではないかとのことでした。

中でも門前さんが『孫の力』で大切にされていることは、理想の自分をしっかり持っているという事だといいます。掲げた理想と現実にギャップがあれば、それを無くすために、意欲をもって何事にも挑戦し続ける事ができるのだそうです。

IMG_9753_KIITOtalk3 IMG_9855_LICtalk8

最後にモデレーターの永田からまとめとして、これからの高齢社会においては、高齢者自身はもちろん、私達若い世代も、この課題を自分ごととして捉え、つなぎ手としての役割を果たして行く人材となることが重要になってくるのではないでしょうか。
見方を変えて行くことで、今後も高齢社会における新しい可能性はどんどん生まれていきます。
既存の概念に対して、少し角度を変えて捉え直すことで、結果的に大きな変化をもたらすことができるかもしれません。 という話でトークセッションが終了しました。
今回のトークセッションでは、高齢社会を自分なりの生き方を見つけて楽しむためのヒントとなるお話をたくさんいただくことができました。

-
LIFE IS CREATIVE展 トークセッション「高齢社会における、人生のつくり方。」
http://kiito.jp/schedule/event/article/13748/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

デザイン・クリエイティブセンター神戸で、2015年10月に開催する「KOBEデザインの日」記念イベント・神戸ビエンナーレ2015連携事業についてプレスリリースいたします。

プレスリリースはこちら(PDF)

2015年9月16日(水)

第2回目は事前研修です。

まずは簡単に自己紹介をしました。
今回から新たに1名、ご参加いただくことになりました。自己紹介をお伺いするとなんと御年80歳!
ご参加者は65歳から80歳までと大変広い世代の方に集まっていただけました。

次に講師の方からこれまでにされてきたお仕事をご紹介いただきました。
曽我部さんからはこれまでに行われてきた様々な会場構成の事例をご紹介いただきました。その中でも使わなくなったものを新たに活用する方法を紹介いただき、今回の会場構成でも良いヒントになるのでは、とのお話しがありました。

次にPOSさんから様々な木材と今回使う工具を紹介していただきました。木材は汎用性が高い規格材を数種類用意しました。テレビでも時折耳にする2×4(ツーバイフォー)や同一規格で様々な幅があるSPF材などを紹介いただきました。


一通り紹介をいただいた後、急遽、POSさんによる木工工作実演が行われました。
小さな台を即興で設計から製作までが行われました。
木材を加工しながらそれぞれの工具の使い方、危険な点なども説明いただきながら、小さな台が完成しました。


この後、木材の加工を一通り皆さんに体験してもらいました。
使ったことがない、という声も多かった丸ノコやインパクトドライバーも体験いただき、次回より始まる実際の施工に向けてスキルアップをしました。

次回は、9/28(月)~30(水)に実際に会場設営作業を行います。
みなさんで力をあわせて、展覧会会場をつくるぞ!!


LIFE IS CREATIVE展 関連企画「ものづくり講座」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/14075/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/

ページの先頭へ戻る